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グレート・ボールズ・オブ・ファイヤー
Great Balls of Fire 前にも書いたっけ。「ミュージシャンの生涯、あるいは立身出世モノは、ドラマ的にはありがちだけど、興行的にはハズレない」って話。まずはそのミュージシャンのファンが見に来るから、観客動員数はある程度計算できるんだよな。そっからどう「跳ねる」かはまた別だけど。 タイトルの“Great Balls of Fire”。要はこれ、「火の玉ロック」だ。あれだよ、トップガンでグースが息子の前でピアノひいて歌ってたアレだよ(続編「マーベリック」でも重要な曲。)。 ほほう。どれ、とググってみると。 あれ!? ウィキペディアにこの映画の独立した項目がない? そんなにマイナーな作品なのか。主演のデニス・クエイドのページにも、ウィノナ・ライダーのページにも「主な作品」のとこに入ってないし。謎。アレか。映画の中とはいえ、13歳を「俺の嫁」にしちゃったのがアウトなのかね。パンフレットを読んでみると「この映画のためには、楽曲の版権関連の諸問題を整理するのが大変だった」とか書いてある。なんか、その辺で「触りにくい」作品なのかなー。 そのパンフレット、普通サイズ、普通の真ん中折り。真ん中見開きは燃えてるピアノ。まさに火の玉ロック。そして、価格300円。当時はこんな安かったけ?
ミュージシャン 監督 ジム・マクブライド 300円 映画館BLACK
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レインマン
原題: Rain Man 役者ってすげぇ、な一本。 何がすごいって、パンフレットの写真だけで「どっちがリア充で、どっちが自分に閉じこもってるか」が判っちゃうもの。写真だよ、動かない写真だけで見分け付いちゃう。 ただ、そのパンフレット自体は薄くて、あまり力入ってない印象。表紙をめくると、この作品の受賞歴が書いてあるんだから、作品の評価が決まってから作られてると思うんだがなあ。「パンフレットに力を入れる」って発想が無かった時代なのかしら。
バディもの 監督 バリー・レヴィンソン 350円 映画館BLACK
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オペラ座の怪人
The Phantom of the Opera これは珍作のたぐいかな。「オペラ座の」にタイムスリップ要素を加えた独特のアレンジ。アレンジが面白かったのなら話題になるし、記憶にも残りますが。今うぃきってみると、独自のページがないあたり。まあその。 パンフレットも、ファントムの顔がグロなので大きな写真を載せていない。そんでもって、何故か女優の写真も全然大きくない。薄いのに、ページ数埋めるのに苦労してる感じ。
歌って踊って恋をして 監督 ドワイト・H・リトル 400円 映画館BLACK
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K-9/友情に輝く星
K-9 犬映画はね、いかんですよ。卑怯ですよ。犬が出るだけで面白くなるに決まってるじゃないですか。ましてやそれがバディの片割れですよ。 パンフレットも、そのあたりをよく把握していて、このお犬様(ジェリー。犬なのにジェリー)の写真載せまくり。特にこの、4枚目。主人公の言うことを聞いてる(耳を立ててる)ふりをして、反対側の耳は倒してる、この映画のカンどころを捉えた一枚が素敵。 この映画に何か物申すとすれば、その邦題。確かに「K-9」だけじゃ何のことかわからんけど、いくらなんでもそのサブタイトルは……。 ところで、主演のジェームズ・ベルーシ。同じく俳優のビル・マーレーにそっくりだと思いません?
犬映画 監督 ロッド・ダニエル 350円 映画館BLACK