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うる星やつら 完結篇
長く長く続いた鬼ごっこの結末。この作品のラストで、ラムはあたるの本心を知ることになるので、この後でどんな話を作ろうと、それは「うる星のキャラを使った別の話」でしかない。かなり潔いい終わらせ方。単行本も同じ終わり方なんだよな。原作者の本気度が伝わってきて、涙が出てしまった。 パンフレットは、でも、あまりその「終わらせるんだよ!」が伝わってなかったようで、なんだかごく普通の、肩の力が抜けたつくり。キャラ図鑑も名ストーリー紹介もなんもなし。うる星知らない人が作ったのかな?ただ、ウラ表紙は原作者のイラスト。弁天ちゃんのビキニって、アニメと色が違うのか。
ラブコメ 監督 出崎哲 350円 映画館BLACK
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19 ナインティーン
少年隊のプロモ映画。パンフをみると、衣装とか特撮とか、けっこうきっちり作りこんでるように見える。アイドル映画なのに、表紙の3人はフード被ってて誰が誰だかわかんないのが挑戦的。 ストーリーは「スペースバンパイヤ」を追う3人のハンター、だそうですが。本家本元の「スペースバンパイヤ(1985)」にあったおっぱい要素は、ありません。せっかく洋物のモデルさんをヒロインにすえてるのに。もったいない。
コスプレショー 監督 山下賢章 350円 映画館BLACK
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うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー
これも記憶にないなあ。いや、この後の「完結編」は強烈に記憶に残ってるから、うる星との相性がわるいとか楽しめないとか、そんなんじゃないと思う。 パンフレットの表紙から、どんな話なのか想像するに、「友引町だけが切り取られて浮いている」「ひたすら走るあたる」ほほう、「ビューティフル・ドリーマー」と「完結編」をミックスしたような作品かな? 「ビューティフル~」と「完結編」の共通点は、「記憶から消えてしまう夢」なわけだから、なるほど、この一本の記憶が私の記憶から消えてしまっててもむりはないわけだ。 パンフレットには「東宝パンフレットの通信販売」の広告があるのが珍しい。そんなことをしてたんだ。
思い出せない 監督 やまざきかずお 350円 映画館BLACK
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レインマン
原題: Rain Man 役者ってすげぇ、な一本。 何がすごいって、パンフレットの写真だけで「どっちがリア充で、どっちが自分に閉じこもってるか」が判っちゃうもの。写真だよ、動かない写真だけで見分け付いちゃう。 ただ、そのパンフレット自体は薄くて、あまり力入ってない印象。表紙をめくると、この作品の受賞歴が書いてあるんだから、作品の評価が決まってから作られてると思うんだがなあ。「パンフレットに力を入れる」って発想が無かった時代なのかしら。
バディもの 監督 バリー・レヴィンソン 350円 映画館BLACK
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トットチャンネル
ほんとにこれ、私はみたのか? 記憶にないなあ。 たぶん、誰かといっしょに劇場に足を運んで、好みじゃないけどでもパンフレットだけは買ってきた、とかそういうことなんじゃなかろか。 えーと。表紙の斉藤由貴が美人です。高嶋長男のデビュー作なんだと。他にも「あの頃」な人いっぱい。 あ、価格350円だ。いい時代だなあ。
思い出せない 監督 大森一樹 350円 映画館BLACK
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トレマーズ
原題:Tremors 2020年もまもなくな現代では、こういう映画を撮ろうとしたら、まず「サメ」になっちゃうだろうな。ネタとしては「サルラック(SW)」「サンドワーム(デューン)」の方が早いけど、こいつの特徴は「地中を高速で移動できる」こと。高速すぎて、硬いコンクリにぶつかったら死んじゃうってあたりが馬鹿っぽくて好き。 パンフには、この地中の怪獣(グラボイズ)の姿がわかる写真はゼロ。写真のほとんどが「おびえて足元を見ている人々」。ネタバレに気を使ってると言う無かれ。映画本編だって「本体」は出てこないんだから。それで、あれだけ面白かったんだからたいしたもんだ。
怪獣映画 監督 ロン・アンダーウッド 350円 映画館BLACK
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K-9/友情に輝く星
K-9 犬映画はね、いかんですよ。卑怯ですよ。犬が出るだけで面白くなるに決まってるじゃないですか。ましてやそれがバディの片割れですよ。 パンフレットも、そのあたりをよく把握していて、このお犬様(ジェリー。犬なのにジェリー)の写真載せまくり。特にこの、4枚目。主人公の言うことを聞いてる(耳を立ててる)ふりをして、反対側の耳は倒してる、この映画のカンどころを捉えた一枚が素敵。 この映画に何か物申すとすれば、その邦題。確かに「K-9」だけじゃ何のことかわからんけど、いくらなんでもそのサブタイトルは……。 ところで、主演のジェームズ・ベルーシ。同じく俳優のビル・マーレーにそっくりだと思いません?
犬映画 監督 ロッド・ダニエル 350円 映画館BLACK
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愛・旅立ち
さあて。私は本当にこの映画をみたのか? あ、昭和は2本立てとかあったから、同時上映でみたのか。うぃきってみる。「同時上映:『うる星やつら3 リメンバー・マイ・ラブ』」あれ、そっちも記憶に無い……。大丈夫か、私。 なんだかんだで、マッチも明菜も平成を飛び越えて、令和の時代でも人気者ですね。パンフレットはその二人の若い頃の写真がタップり。でも、今見てもあんまり雰囲気変わってないのはさすが。
思い出せない 監督 舛田利雄 350円 映画館BLACK