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ラスト サムライ
「ラストエンペラー」の次はラストサムライ。うぃきったら「2003年のアメリカの叙事詩的時代劇アクション映画」って書いてあった。そらそうだけど。属性山盛りだなぁ。 あれから20年ですか。これ以降、「ハリウッドのサムライもの」が増えるかと思ったけど、ぜんぜんそんなことなかったね。撮影が難しいからかしら。 パンフレットは真ん中二つ折り。でも表紙が斜めの紙(どうやって製本したんだろう?)に印刷されたトムクルーズ。「日本人でもない。西洋人側でもない」、主人公の斜めに置かれた状況を表してます。それ以外にも和紙っぽい紙の折込みで「武士道とは」と書かれていたり、主要キャラは大写しできれいな印刷だったり、かなり手が込んでます。お。「2万回斬られた名無しさん」こと福本先生と、「シン仮面ライダー」池松壮亮が並んでるショットがあるぞ。(そして、キャストには「ZX」菅田俊。)持ってて楽しい一冊です。
ケビン・コスナーもの 監督 エドワード・ズウィック 800円 映画館BLACK
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ダンス・ウィズ・ウルブズ
原題:Dances with Wolves 当時はこれでも革新的な映画だったわけで。なんせそれまでインディアンは「悪役」でしかなかったわけだから。 だから、今の視点でどうこう言うのは、まぁ、フェアじゃない。 映画の出来には全く関係ないけど、もうちょっと発音のしやすい邦題にはできなかったんだろうか。「うるぶず」が難しい。 パンフレットは通常サイズ、真ん中二つ折り。アカデミー賞獲りまくった後に作られたパンフレットなのに。「スチール写真発売中」の広告が懐かしい。
ケビン・コスナーもの 監督 ケビン・コスナー 400円 映画館BLACK
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
原題:Avatar: The Way of Water 本格デジタル3D大作ハリウッド映画、「アバター」の直接の続編。 いやまぁその。映像がゴイスーだから、ストーリーはベタにしないと、映像を楽しめないって配慮は、そらまぁありがたいけどさ。 ベタにしたって、まあ限度があらぁな。「先住民の村に迎えられた白人男性が、先住民と一緒に騎兵隊と戦う」ってソレ。「俺たちはチームだ。俺たちは家族だ」ってソレ。あソレソレ。 まいいや。これ、5部作なんだって。あと3回、ベタにお付き合いしましょう。 で。実は。アレ? パンフレットらしいパンフレットがない? 映画館で「パンフレットください」と言って出てくるのがコレ。「ビジュアル・ディクショナリー」だそうだ。オネダン1650円なりよ。中身は設定資料だけ。だから、監督やキャストの紹介や、撮影裏話、スタッフ名なんか全然わからない。えー。
ケビン・コスナーもの 監督 ジェームズ・キャメロン 1650円 映画館BLACK
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アバター
Avatar 初めての本格デジタル3D映画。いやー。成功してよかった。あそこまで大々的に宣伝して、ほんでコケてたら今日の3D隆盛はなかったかもだ。今では「アバター」って単語自体が一般的に使われてるくらい普及した。いいことだ。 「初めて」ということで、物語はベタです。いいんだよ。まずは、映像を「体験」してもらわなきゃ。(私はこの手の「妖精の国へ流れ着いた白人が、生活を共にするうちに認められるようになる」って映画を「ダンス・ウィズ・ウルブズもの」もしくは「ケビン・コスナーもの」と呼んでます。) ただ。そうした3D時代にふさわしいパンフレットまでは考案できなかったと見えて、パンフ自身は普通なつくりです。何で真ん中の見開きページはマットジャイロなんだよ。もっとふさわしいカットがあろうに。
ケビン・コスナーもの 監督 ジェームズ・キャメロン 不明 映画館BLACK