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「戦争の犬たち」
フレデリック・フォーサイス著
角川文庫
独裁者キンバ大統領が恐怖政治を敷く、西アフリカの新興国ザンガロ
この国に有望なプラチナ鉱脈があることを知ったイギリスの大企業マンソン社の会長ジェームズ卿は、その採掘権を狙う陰謀を企てる
パリ在住の傭兵シャノンの元へ現れた卿よりの使者
巨額の報酬と引き換えに提示された依頼は、ザンガロに軍事クーデターを起こし、キンバ大統領を抹殺することだった
依頼を引き受けたシャノンは、手練れの傭兵4人を集め、早速準備に取りかかる
武器弾薬、輸送船等、計画に要する一切を地下ルートで調達すべく、5人の"戦争の犬たち"はヨーロッパ各地に散った
卿の娘に近づき、計画の裏に隠された陰謀を探り出したシャノン
この時から、アフリカの大地と人々を愛するシャノンの胸に、卿の意図とは異なる、密かな野望が芽生えはじめていた…
アフリカを愛するフォーサイスが「ジャッカルの日」の印税を注ぎ込み、傭兵を使って実際にアフリカ某国にクーデターを起こそうとした、という話がある
フォーサイスが真相を語らないので真偽は不明だが、真実であれば本作は、その"首謀者"が実体験を元に書いているため、ある意味ノンフィクションと言える
映画化もされたが評価はイマイチ
自分的には好きな映画なんですけどね
監督はドキュメンタリー・タッチを得意とするジョン・アービン
主演のクリストファー・ウォーケンは好きな俳優さん
とくにオープニングの戦場からの脱出シーンがカッコいい❗️
ということで映画は強くはオススメしませんが、小説は面白いですよ❗️
ace
2022/11/19 - 編集済み✨
7人がいいね!と言っています。
BACKDRAFT
2022/11/19上巻が脇役のトム・ベレンジャーで、下巻が主役なのに誰だか判らないくらい拷問で痛めつけられたクリストファー・ウォーケン
もう少し表紙向きのシーンがあっただろ、とツッコミを入れたいチョイスですね
5人がいいね!と言っています。