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RETURN TO FOREVER / CHICK COREA(紙ジャケCD)
ジャズ初心者で、どこから手をつけていいかわからなかった時、とりあえずジャケット買いしたのがチック•コリアのこのアルバム。 印象的なジャケットアートワークはマイケル•マヌージアン撮影によるもので、よくカモメのジャケットと言われますが、正しくはカツオドリ。 ハービー•ハンコックに替わりマイルス•デイビスのグループに加わったチック•コリアはマイルスの指示でエレクトリックピアノを弾くようになり、その影響が大きく現れた作品です。 ジャズを知らない私でも、この演奏技術が高いことは容易にわかりました。 https://youtu.be/q7J3LxUHUCU
紙ジャケットCD C 2300円 2004年2月 1972年犬がミケの一族
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ニカセトラ / 二階堂和美
現役僧侶であり、二児の母でもある二階堂和美のカバーアルバム。 活動の場を東京から実家のある広島県大竹市に移し、定期的に行っていたカバーを一枚のアルバムにまとめたもの。 音楽が人生のすべてということではなく、生活の中に音楽を置き、欠かせないものとするスタイル。 選曲もアレンジも個性的です。 sideA. 蘇州夜曲/渡辺はま子、李香蘭 話しかけたかった/南野陽子 白いパラソル/松田聖子 夏のお嬢さん/榊原郁恵 世界でいちばん熱い夏/PRINCES PRINCES 少年時代/井上陽水 せぷてんばぁ/クレイジーケンバンド sideB. 赤とんぼ/童謡 日暮れ道/都市レコード A HAPPY NEW YEAR/松任谷由実 雪の降る街を/高英男 卒業写真/荒井由実 みかん/大竹しのぶ 思い出のアルバム/芹洋子 是非、続編も
LP に 2300円 Amazon 2009年2月犬がミケの一族
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THANKS FOR LISTENING / CHRIS THILE
クリス•シーリの7作目。 クリス•シーリは現在のブルーグラス系カントリーを代表するマンドリン奏者で、5歳からマンドリンを始め、幼少期から交流があったショーンとサラのワトキンス兄弟と8歳の頃にニッケル•クリークを結成。その年には国際マンドリン選手権で優勝しています。 その後、12歳で初のソロ作品を出し、ニッケル•クリークは活動休止するものの、26歳の頃にパンチ•ブラザーズを結成し、ソロとバンドを並行して進めていくようになりました。 現在はニッケル•クリークも再開し、2023年には久々のアルバムも発売されています。 本作にはニッケル•クリークの盟友、サラ•ワトキンスの別ユニットであるアイム•ウィズ•ハーのメンバーであり、ソロとしても活躍するサラ•ジャロウズとイーファ•オドノヴァンもゲストボーカルで参加しています。 パンチ•ブラザーズやニッケル•クリークと比較すると、ソロ作はやや控えめですが、この控えめな感じが深夜に聴くとたまらない雰囲気を醸し出します。 https://youtu.be/NX3wy3MPmco
LP C 2300円 HMV 2018年12月犬がミケの一族