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PINK / PINK
80年代のジャパニーズロックに一石投じたバンド、PINKのデビューアルバム。 始まりは福岡豊とのちにパール兄弟を結成する窪田晴男が結成したバンド「人種熱」 ここに近田春夫が参加したことで「近田春夫&ビブラトーンズ」となり、ビブラトーンズが解散したことで福岡豊と矢壁篤信に爆風スランプの原型となったバンド、「爆風銃(バップガン)」からホッピー神山を迎え入れバンド「おピンク兄弟」が結成されます。 流動的だったメンバーは、東京ブラボーの岡野ハジメ、爆風銃のスティーブ衛藤、ショコラータの渋谷ヒデヒロも迎え入れ、「PINK」の誕生となります。 既に卓越した演奏力があり、ジャンルや国籍を問わないサウンドは当時のロックバンドの中でも異質な存在でした。 中古はそんなにプレ値もついていないので、他のアルバムもゲットしたいところです。 https://youtu.be/tfYObykMmc8?si=ciul-w73wn-_LkjZ
LP ひ 1100円 ブックオフ 2024年5月犬がミケの一族
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ROCK ROCK / MIKO(弘田三枝子)
ずっと欲しいなと思っていた弘田三枝子の洋楽カバーアルバム。 この時代、この歌唱力と英語力を持つ日本人シンガーは他にいなかったのでは? 本作の多くはビートルズのカバーで、他にもストーンズやブラッド•スウェット&ティアーズなどもカバーしています。 スウィングが効いた「HARD DAY'S NIGHT」やアドリブが冴える「LET IT BE」など、まさに独壇場です。 HARD DAY’S NIGHT https://youtu.be/XByj4DNQ5Ls LET IT BE https://youtu.be/-_mp-r1cTyw
LP ひ 550円 ブックオフ 2023年1月犬がミケの一族
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MADE IN USA / PIZZICATO FIVE
ピチカートファイブが198円は掘り出し物です。 タイトルの通り、アメリカ進出を図り、マタドールから出された編集盤。 当時、リアルタイムで買ったレコードは本作の翌年に発売されたもので、ピチカートのアナログ盤はこれで2つ目ゲット! かなりのみっけもんでした。
LP ひ 198円 ブックオフ 2022年8月犬がミケの一族
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古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう / 広島フォーク村
吉田拓郎が引退を決めた年、198円でこのレコードを見つけた偶然。これは買わねばなるまい。 1969年10月21日、新宿西口広場で起きた、広島フォーク村による反戦フォーク集会の生々しい実況録音。 メインはデビュー前のよしだたくろうで、オープニング曲の「イメージの詩」の歌詞からアルバムタイトルが引用されています。 たくろう以外は村長の伊藤明夫や、のちに浜田省吾が加わり愛奴となるグルックスなど、当時フォークに沸いた広島の勢いが実況という生々しい録音で詰め込まれています。
LP ひ 198円 ブックオフ 2022年8月犬がミケの一族
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EXITENTIALIST A XIE XIE / THE BEATNIKS
思わずジャケ買いしてしまったビートニクスの5作目。アナログ盤とCDはジャケ違いで、これなら誰でもアナログ盤選んじゃうでしょ、っていう遊び心あるビートルズの赤盤、青盤のオマージュ的なジャケットです。 時期的に高橋幸宏はMETA FIVEの活動中で、必然的に本作での参加メンバーもそちら寄りで以下のとおり。 ゴンドウトモヒコ(Flugel, Computer Programming & Editing) 砂原良徳(Additional Production) 矢口博康(Sax) 沖山優司(Bass) 小山田圭吾(E.Guitar) 千葉広樹 (W.Bass) 佐橋佳幸(Guitars) 徳澤青弦(Cello) 重住ひろこ(Chorus) LEO今井(Vocal) 過去作と比較するとかなり落ち着いているので、聴けば聴くほど味わいが増すスルメアルバムです。 https://youtu.be/WitgRPRLHvo
LP ひ 2018年犬がミケの一族
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EXITENTIALIST A GO GO -ビートで行こう- / THE BEATNIKS
高橋幸宏と鈴木慶一が断続的に活動するユニット、ザ•ビートニクスの2ndアルバム。 このアルバムが一番ポップで好きですね。 両名が関わるバンドやユニットは数々ありますが、ビートニクスが一番リラックスしていて、自由にやっている印象を受けます。 二人がタッグを組むならと集まってくれたメンバーも豪華で、細野晴臣、坂本龍一、小原礼、渡辺等、大村憲司、矢口博康、笛吹利明、ミッシェル•ハート、そして若き日の小林武史。演奏も悪いわけがありません。 特に鈴木慶一は、ムーンライダーズの活動も含め、作品のポップさのひねくれ度合いと時代が一番共鳴していて、それを幸宏さんがうまく料理してくれています。 当時も名盤だと思いましたが、今聴いても色褪せませんし、何なら今の方が時代にマッチしているように思えます。 https://youtu.be/NbRyV6vmixw
LP ひ 友人からの戴き物 1987年犬がミケの一族
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ペッパー警部 / ピンクレディー
ピンクレディーのデビューアルバム。 保守的なレコード会社の反対を押し切り、当時はかなり奇抜だったコスチュームと振付け、そしてスター誕生の審査員でもあった阿久悠x都倉俊一のコンビによる奇想天外な歌で一時代を築いたピンクレディー。 当時はまだ、アルバムよりシングルのヒットが重視されていたため、アルバムの完成度はそれほど高くはありません。 今作には「ペッパー警部」と「S•O•S」の2曲が収録されていますが、2ndアルバム以降は殆どのシングルを未収録としています。 シングルを売るためのマーケティング戦略でもあったかと思います。 ベストアルバムのLPもありますが、集めるならやはりシングルでコレクションしたいですね。
LP ひ 108円 ブックオフ 1977年犬がミケの一族
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FOLK FLAVOR / PINK PICKLES
amazon Primeで古谷一行の金田一シリーズを観ていたら、主題歌を歌う茶木みやこが聴きたくなり、その流れで彼女が在籍していたフォークデュオ、ピンクピクルスのアルバムも買ってしまいました。 ピンクピクルスは同志社女子大のふたりが結成したデュオで、京都の柴漬けからネーミングされています。 シングル「僕にさわらせておくれ」がラジオリクエストでヒットし、学生だったため1年限定で結成。1年後の3枚目のシングル「一人の道」が、自殺した東京オリンピックのマラソンランナー、円谷幸吉の遺書を題材にしていたため大きな話題となりました。 ピンクピクルスは当初のとおり解散。茶木みやこのみがソロとして現在も活動しています。 ちなみに裏ジャケットのイラストは水森亜土ちゃん、コンプライアンスもなかった時代なため中ジャケットには二人の個人情報も載っています。
LP ひ HMV 1971年犬がミケの一族
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INTO THE HEAVEN / 日野皓正
亡くなった父のレコードラックにあった一枚。 子供ながらに「ほっぺたってこんなに膨らむんだ」と思ったのが日野皓正。 ジャズなんて、大人になるまで聴かなかったんで、その良さに気づき始めたのはおじさんになってからです。
LP ひ 父から 1970年犬がミケの一族
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THE SOUND OF MUSIC BY PIZZICATO FIVE / PIZZICATO FIVE
渋谷系ど真ん中、野宮真貴の頃のピチカートファイブがマタドールレコードから全米デビューした時のリミックスベストアルバム。 当時、マシュー•スイートが腕にラムちゃんのタトゥー入れたりしてたので、高橋留美子先生は海外でも人気があり、アルバムジャケットに使われたんだと思います。 英語に書き換えた曲もありますが、基本的には日本語のまま、リミックス具合はコーネリアスに似てますが、たぶんこちらが元祖ですね。 久しぶりに聴いたら90年代の渋谷や下北沢を思い出しました。
LP ひ RECOFAN 1995年犬がミケの一族