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青い空の日 / シバ
高田渡らと武蔵野たんぽぽ団を結成したのち発売されたシバのデビューアルバム。 並行して三橋乙揶という名で漫画家としても活動しており、アルバムのジャケットアートワークも自身で行なっています。 ギターとブルースハープのみの弾き語りは赤裸々で、日本初のインディーズレーベルと言われるURCレコードの中でも名盤の誉高い作品です。 帯はありませんでしたが、初版盤550円はお買い得だったかと。 なかなか見かけない作品なので救出しました。 https://youtu.be/4on43ZSNM2I?si=_HgvF19M8sHyiYqa
LP し 550円 ブックオフ 2024年4月犬がミケの一族
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SONGS / SUGAR BABE
久々の高額購入となったシュガーベイブ。 こちらはエレック倒産後にコロンビアから再発された際のもので、見分け方としてはジャケットのバンド名が「SUGAR BABE」になっているのがエレック盤で、「Sugar Babe」になっているのが再発盤。 再発は1976年、1981年、2015年にされていて、こちらは1976年の再発盤でした。 帯はなかったものの、盤もジャケットも綺麗で、これでこの値段ならアリかなと思い購入。 今だと山下達郎も大貫妙子もシティーポップブームで人気だし、本来1万円超えそうですから、なかなか手が出ない名盤。 思い切って買いましたが、買って正解な素晴らしい作品でした。CDとはやはり違う! https://youtu.be/9k5zFGjr9Uo?si=pDFv4VCrlHR_TW-3
LP し 7623円 ブックオフ 2024年1月犬がミケの一族
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BACK PAGES / しばたはつみ
昨今のシティーポップブームに、しばたはつみも含まれるのか、再評価されてきているようです。 こちらはベストアルバムですが、美品、帯付きで330円だったので買ってみました。 哀愁を浴びた大人感がたまりません。
LP し 330円 ブックオフ 2022年8月犬がミケの一族
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真空パック / SHEENA & THE ROKKETS
アルファレコードに移籍し発売されたシーナ&ロケッツの2ndアルバムは、細野晴臣プロデュースで、YMOが全面協力した作品。 当時のシーナ&ロケッツはYMOと蜜月で、名盤「ソリッド•ステイト•サヴァイヴァー」でも鮎川誠がギターを弾き、YMOワールドツアーの凱旋公演ではオープニングアクトも務めました。 しかし今作は、単にYMO=テクノなわかりやすい味付けになっているわけではなく、シーナ&ロケッツという素材をフルに活かし、エッセンスとしてトーキングヘッズやXTCに近い味付けをしているので、世代を超えた今聴いても色褪せておらず、何なら、今サブポップからリリースされても違和感がない鮮度があります。 当時のゲームミュージックのような「バットマン」からCMでヒットした「ユー•メイ•ドリーム」への流れもかっこいいし、キンクスやジェイムス•ブラウンのカバー、イギー•ポップへのオマージュソングがセンスよく挟めてあるところもかっこいい。 ジャケットアートワークは途中で差し替えられているため、買うならこの初回盤のラップジャケットがお薦めです。
LP し 1210円 ブックオフ 2022年7月犬がミケの一族
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およげ!たいやきくん / 子門真人
記念すべき、私が生まれてはじめて買ってもらったレコードがこちら。 今日現在、日本で一番売れたシングルで、たぶんこれからも破られることはないであろう金字塔作品です。 史上初の「オリコン初登場第1位」となった曲で、当時、予約で30万枚、初日売上で10万枚、約2週間後には100万枚を突破し、その翌日には追加プレス150万枚という異常なペースで売れ、2ヶ月後には空前の売上370万枚となりました。現時点では450万枚から500万枚の売上とされています。 当時はたい焼きが逃げ出して泳ぐという展開と、紙芝居風のアニメーションが子供のみならず心を鷲掴みにしました。 また、両A面であるなぎら健一が歌う「いっぽんでもニンジン」もなかなかの名曲です。 https://youtu.be/j8T961_kBZQ
LP し 500円 ゼンオン 1975年12月犬がミケの一族
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FLOWER POWER / 白井貴子 & CRAZY BOYS
白井貴子の最大ヒット曲「Chance!」収録の5thアルバム。 アルバムは売れるのに、シングルは売れないと言われていた中、時計のCMで初チャートイン。 当時私もシングル買いました。
LP し 108円 ブックオフ 1985年犬がミケの一族
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I LOVE LOVE / 白井貴子
白井貴子の2ndアルバム。 デビュー間もない頃、佐野元春のコーラスに参加したことがきっかけで「SOMEDAY」をカバーして欲しいと贈られた。 元祖学園祭クイーンとなるきっかけにもなったアルバムです。
LP し 108円 ブックオフ 1982年犬がミケの一族
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ひとつ抱きしめて / JUN SKY WALKER(S)
当時、ブルーハーツやユニコーンと並んで人気があったジュンスカの2ndアルバム。 ブルーハーツよりも直径な感じでクラッシュやピストルズの影響を受けていて、反抗期の高校生あたりには分かりやすく、共感しやすいバンドでした。 このバンドがいたからこそミスチルやスピッツが生まれたようにも思います。
LP し 108円 ブックオフ 1988年犬がミケの一族
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SOUL SHADOWS / シャネルズ
シャネルズの4作目。 ファッションブランド「シャネル」からのクレームもあり、グループ名をCHANELSからSHANELSに変更、当時まだ素人だった鈴木聖美がゲスト参加しています。 ジャケットを含め、シャネルズの中では一番好きなアルバムです。
LP し 108円 ブックオフ 1982年犬がミケの一族
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MOTION PICTURE / CINEMA
松尾清憲や鈴木さえ子が在籍していたバンド、シネマ唯一のアルバム。 バッドフィンガーやパイロット、10ccなどを意識した作風で、プロデュースはムーンライダーズの鈴木慶一。 ビートルズ好きが集まって、ビートルズ以降の英国ロックを日本に取り入れようとした作品のひとつです。 バンドはアルバム発表の翌年に解散し、それぞれがソロ活動に。 26年後の2007年に再結成し、これまでに3枚のアルバムを残しています。
LP し HMV 1981年犬がミケの一族
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今さらヒーローになれやしないが / SION
久しぶりにアナログ盤でも発売されたシオンの26作目。 基本的にやってることはいつも同じですが、シオンはそれで良いのです。 その年齢で感じること、その時代背景で発するべき身の丈なりのメッセージがシオンの真骨頂です。
LP し HMV 2017年犬がミケの一族
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STRANGE BUT TRUE / SION
アナログ盤がなかなか見つからず、ようやく手に入れたシオンの4作目は、NY録音によるSTRANGE SIDEと、東京録音によるTRUE SIDEからなる2枚組アルバム。 STRANGE SIDEはジョン•ルーリーやマーク•リボーの協力で、アコーディオンなどを用いたボーダーレスなサウンドに、TRUE SIDEは気の知れた仲間とのストレートなロックに仕上げています。 シンガーとして生計も成り立ち、ここまで来れたことを振り返りつつ、まだ足りないピースを探して旅をする感じの作品です。 同じ曲を違うメンバーと演じることで、シオンのアーティストとしての器を感じ取ることもできる中期シオンの名盤です。
LP し HMV 1989年犬がミケの一族
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SIREN / SION & THE NOIS
バンド、ザ•ノイズを率いての3作目。 バンドサウンドとなり、よりパワーを増した感じ。 リアルな歌詞も、貧乏だった頃からやや生活できるようになり、それはそれで抱く悩みや苛立ち、混乱を書き綴っています。 PSY•Sとも共演したバージョンがある「冬の街は」は「12月」と並ぶシオン冬の名曲です。
LP し HMV 1988年犬がミケの一族
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春夏秋冬 / SION
前作のミニアルバムから4ヶ月後に発売された2ndアルバム。 録音は1986年2月、東京とニューヨークで、ジョン•ルーリーらラウンジ•リザーズのメンバーがバックを務めています。 当初はこちらをデビューアルバムとして準備しておりましたが、差し替えられ2ndアルバムとなりました。 表題曲は泉谷しげるのカバーで、オリジナルよりも更にだるく、情けなく歌うことで、この歌が持つ世界観をよりリアルに表現しています。
LP し RECOFAN 1987年犬がミケの一族
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SION / SION
シオンのメジャーデビューアルバム。 やりたいことが見つからず、自分を情けなく思っていた頃、やたらと共感できるロックがシオンでした。 貧しく、救いようがない暗闇で、もがき苦しみながら微かな光に向かって走る姿は、どん底でも生きてりゃ何とか成ると励ましてくれる人生の応援歌でした。 なんとかなった今聴いても、心揺さぶる名盤です。
LP し HMV 1986年犬がミケの一族