-
ANOTHER SETTING / THE DURUTTI COLUMN(紙ジャケCD)
ザ•ドゥルッティ•コラムの3rdアルバム。 UK初回盤に封入されていた小窓が開いた感じのダイカットスリーヴもミニチュア再現されています。 前作の二人体制に管楽器が追加され、全アルバムの中でもボーカル曲が最も多いカラフルな作品になりました。 ネオアコブームが訪れた中にあっても、どこか異質な存在を保ち続けていたグループでした。 https://youtu.be/KdwUK3Zsfis?si=5F8yoX61hPG7aPbE
紙ジャケットCD D 2835円 DISC UNION 2011年9月犬がミケの一族
-
LC / THE DURUTTI COLUMN(紙ジャケCD)
ザ•ドゥルッティ•コラムの2ndアルバム。 1stが尖った漆黒のアルバムだとすると、この2ndはパステルカラーの鮮やかなアルバム。 ジョイ•ディヴィジョンを手がけていたプロデューサー、マーティン•ハネットが外れ、ヴィニ•ライリー自身がプロデュースしていることと、のちの盟友となるブルース•ミッチェルとほぼ二人で制作していること、そしていくつか歌ものが加わったことが鮮やかな印象を与えているのだと思います。 当時はディスクユニオンでまとめ買いすると、この2ndアルバムがデザインされた収納ボックスが付録になっていました。 https://youtu.be/TPzyg8KLog4?si=RJBpDgQiwmw1E9Ki
紙ジャケットCD D 2835円 DISC UNION 2011年9月犬がミケの一族
-
THE RETURN OF THE DURUTTI COLUMN / THE DURUTTI COLUMN(紙ヤスリジャケCD)
ヴィニ•ライニーによるプロジェクト、ザ•ドゥルッティ•コラムのデビューアルバム。 「否応なしに他のレコードを傷つけてしまう」というコンセプトのもと、限定2000枚で発売された紙ヤスリ製のLPジャケットを、これまた限定700枚でミニチュアCD化したもの。 当時付属されていたシングル曲もしっかり収録されています。 ポストパンクとか、アンビエントとか、ニューウェーヴとか、ジャンルとしてどこに属するのか難しいドゥルッティ•コラムですが、実験的であり、他とは違う異質な空気を放つグループだったことは確かです。 斬新であるという印象においては、YMOと同じ匂いを感じます。 https://youtu.be/rMRdKp7BewU?si=dew3p6lUAEVLJkBQ
紙ジャケットCD D 2835円 DISC UNION 2011年9月犬がミケの一族
-
RIO / DURAN DURAN(紙ジャケCD)
ニューウェーヴというジャンルをニューロマンティックに昇華させた立役者がデュラン•デュランだと思います。 当時、彼らが暮らしていたイギリス、バーミンガムで、バンドが売れるかどうかの登竜門は「バーバレラ」というクラブでの演奏でした。このクラブは1968年、ジェーン•フォンダ主演の映画「バーバレラ」から名付けられており、ここでの演奏を目標とする意味で、同映画の悪役だった「デュラン•デュラン」からバンド名をいただいています。 デビューするまで約3年、メンバーが定まらず、結成当時にはのちにライラック•タイムを結成し、ソロでも活躍するスティーブン•ダフィーも在籍していました。 オーディションにより、ボーカルがサイモン•ル•ボンに決まった辺りからバンドはとんとん拍子に活躍していきます。 本作はその2ndアルバムで、本作からはシングル「ハングリー•ライク•ザ•ウルフ」などがヒットしました。 レコードもかなり安めで並んでいますが、今のところまだ手が伸びません。 https://youtu.be/oJL-lCzEXgI?si=oF4UBEsuvotIPBT0
紙ジャケットCD D 1480円 2001年6月 1982年犬がミケの一族
-
ONE STEP CLOSER / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
大ヒットの後に解散の危機あり。 ドゥービーも例外に漏れず、本作をもって一度解散します。 それぞれがソロ活動を始めたことやジョン•ハートマンとジェフ•バクスターの脱退、そのバクスターとマイケル•マクドナルドも在籍したスティーリー•ダンが同年に活動を休止したことや、70年代の終わりという時代の流れなども絡み、解散は必然に近いものだったように感じます。 https://youtu.be/WwxAKJX9jdw?si=8hZAPJslSbQmYTVu
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1980年犬がミケの一族
-
MINUTE BY MINUTE / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ドゥービーの最大ヒット作となった8作目。 脱退したトム•ジョンストンのほか、ニコレット•ラーソンやローズマリー•バトラーがゲストボーカルとして参加していますが、聴きどころはなんといってもマイケル•マクドナルドとケニー•ロギンスによる共作シングル「What a Fool Believes」ですね。 AOR化したドゥービーの最高到達点だと思います。 https://youtu.be/o1BqHjNafRk?si=H_I6ixPHeRtCSS5F
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1978年犬がミケの一族
-
LIVIN’ ON THE FAULT LINE / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ジャケットの印象も大きく変わり、完全にAOR化したドゥービーの7作目。 主導権はマイケル•マクドナルドが握り、本作をもって元リーダー格のトム•ジョンストンは脱退します。 サポートメンバーとしてもジャズ寄りな方の参加が多く、そのほかTOTOのデヴィッド•ペイチなども参加しています。 ドゥービー作品の中では最もジャズ寄りで、当時の洗練されたロックを追求した結果と思われます。 「ドゥービー」ってスラングで「マリファナ煙草」を意味するんですが、もはやそのバンド名もそぐわないほどオシャレに変貌してしまいました。 https://youtu.be/TYo5-EUE65E?si=okqTC8EFQDYDg3xB
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1977年犬がミケの一族
-
TAKIN’ IT TO THE STREETS / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
中心人物だったトム•ジョンストンが入院し、その穴を埋めるために迎えたのはジェフ•バクスターと共にスティーリー•ダンにいたマイケル•マクドナルドでした。 トム•ジョンストンが退院し戻ったものの既にその影響力は薄らいでおり、マイケル•マクドナルドがバンドの主導権を握る形となっていたため、本作はドゥービーというよりスティーリー•ダンな感じのアルバムになっています。 また、時代的にもAORが受け入れられる流れだったため、イメージチェンジした本作は引き続きヒットしました。 https://youtu.be/BSG64FsSxG4?si=162gCMUQRQ1JoAo8
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1976年犬がミケの一族
-
STAMPEDE / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ジェフ•バクスターが正式メンバーとなったドゥービーの5作目。 ここまでがいわゆるアメリカ西海岸のサザンロックなドゥービーです。 本作にはライ•クーダーやマリア•マルダー、ニック•デカロ、カーティス•メイフィールドなどが参加し、初期ドゥービーの到達点とも言えるこの作品を盛り上げていますが、やや勢いが落ちた印象があるのも確かで、本作リリース後、リーダーであるトム•ジョンストンの覚醒剤逮捕や入院治療が重なり、バンドは変革の時を迎えます。 https://youtu.be/uSSxEGlf6WU?si=vkEo1fPXR7L5q3yZ
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1975年犬がミケの一族
-
WHAT WE ONCE VICES ARE NOW HABITS / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ドゥービーの4作目。 ジェフ•バクスターは引き続きサポート参加で、ツインドラムの片割れであるマイケル•ホサックが本作をもって脱退しました。 本作からは「アナザー•パーク」(全米32位)、「銀色の瞳」(全米52位)がシングルカットされますが「アナザー•パーク」のカップリングだった「ブラック•ウォーター」がラジオをきっかけにヒットし、A面として再発売され、バンド初の全米1位を獲得しました。 https://youtu.be/RsP3rFJJk1Y?si=BxjYHHwiQAT7rAhB
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1974年犬がミケの一族
-
THE CAPTAIN AND ME / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ジャケットが印象的なドゥービー•ブラザーズの3作目。 シングル「Long Train Runin’」は当初インストゥルメンタルの曲でしたが、プロデューサーのテッド•テンプルマンの発案によりトム•ジョンストンが歌詞をつけ、バンドとして初の全米トップ10シングルとなりました。 https://youtu.be/m4tJSn0QtME?si=SjnaIB9AugVQpBoV
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1973年犬がミケの一族
-
TOULOUSE STREET / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
シングル「Listen to the music」のヒットから火がつき、ドゥービーの出世作となった2ndアルバム。 本作からマイケル•ホサックが加入したことにより、バンドはツインドラム体制となり、ベースもデイヴ•ショグレンが脱退し、タイラン•ポーターが加入することで、いわゆる黄金期のメンバーが揃い踏みとなりました。 いかにもアメリカで、ついドライブに行きたくなる作品です。 https://youtu.be/S3ta4T9tIUM?si=K0A12mPMleiE_V8r
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1972年犬がミケの一族
-
THE DOOBIE BROTHERS / THE DOOBIE BROTHERS(紙ジャケCD)
ドゥービー•ブラザーズのデビューアルバム。 当時は全く売れなかった作品ですが、彼らの長い経歴から遡れば、最もドゥービーらしい元祖サザンロックです。 商業的でもなく、ただ純粋にやりたいことをやりたいようにやったアルバムなのでは? https://youtu.be/HzNJcAhsu2k?si=hoZbUlRglsf7mQa8
紙ジャケットCD D 2100円 2006年7月 1971年犬がミケの一族
-
LIVE / DONNY HATHAWAY(紙ジャケCD)
ダニー•ハサウェイの最大ヒットとなったライブアルバム。 自作曲のほか、キャロル•キングの「You’ve got a friend」やマーヴィン•ゲイの「What’s going on」、ジョン•レノンの「Jealous guy」などのカバーを含み、数あるライブ盤の中でも本作を最高傑作とする評論家やアーティストが多く存在します。 この温かみのあるライブを体現できた方をうらやましく思いますね。 https://youtu.be/XealDvQwim8?si=jT048uh-ONSQaAOc
紙ジャケットCD D 2100円 1998年5月 1971年犬がミケの一族
-
DJANGOLOGY / DJANGO REINHARDT(紙ジャケットCD)
ウッディ•アレン監督の映画「ギター弾きの恋」の中で、主人公エメット•レイを演じるショーン•ペンが「ジャンゴ•ラインハルトが世界一のギタリストで、自分は世界で二番目のギタリストだ」と自負しており、そんなジャンゴ•ラインハルトを聴いてみたいと思って買った一枚。 ジプシーの旅芸人だった両親に生まれ、ヨーロッパ各地を回りながらバンジョーやギターを覚えますが、18歳の時にキャラヴァンで起きた火事を消すため火傷を負い、右足に麻痺、左手の薬指と小指に障害が残りました。 ギターの演奏は二度と無理と診断されますが、ジャンゴは練習によって独自の奏法を確立していきます。 本作は1949年、ローマにおいて、盟友ステファン•グラッペリとグラブRule Tarpeaの楽屋や開店前のステージで演奏されたもので、アマチュア録音ながら、フランスのビクターが全曲買い取り、1961年にLPとして発売された代表作です。 https://youtu.be/aZ308aOOX04?si=4GvDd8DipZ6fEeAR https://youtu.be/2VQHxL3GBlE?si=c4jOMTWKRhl-0lbf
紙ジャケットCD D 2100円 2002年6月 1961年犬がミケの一族