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八日持ち 焼きエトウ 精工舎のカタログより
右側 八日持ち 焼きエトウ (精工舎のカタログより) 6インチ琺瑯文字盤。 当時、琺瑯を「焼きエトウ」と称していました。八日巻 半打ち。 さっき、改めて眺めて、気が付きました。 精工舎だとばっかり思い込んでいたのでした、が・・・・ 文字盤にあるトレードマークは、愛知時計のものでした。 記憶の殆どは、あやふやなもので、そのまたほとんどが、思い込みだと言う事を、改めて認識しました。 と言う事は、ここに記述した記憶の大半は ????? かな? 左側 アメリカ 1900年頃、高さ64㎝ かって、新宿のジャズ喫茶「木馬」 小澤さんのコレクションの逸品でした。 「木馬」で、飽かず眺めていたものです・・・ 忘れていた頃に、奥さまから「買わないか?」とのことでした。 小澤さんとは離婚して、息子さんが「タチヤ」と言う骨董店を営んでいました 縁が有って、私の蒐集の一翼を担ってくれています。 さて、世の中は、巡り、めぐる・・・ 我が家では、 ANSONIA HABANA の兄貴分として 大切に、遇されています。
Hanging clock 愛知時計 200.000円0318
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ジャズ喫茶「木馬」物語 続き
私が通い始めた頃、「木馬」は 新宿・靖国通りの路面に有りました。 以前は、画材屋を営んでいたとか、 話題はちょっとそれますが、 DIG/DUGの中平さんが、大学を卒業してジャズ喫茶を始めようとした時に、 小澤さんに相談したとのことです。 当時は、いまだ都電が靖国通りを走っており、通り全体が埃っぽい感じでした。 角筈に都電の車庫があった頃です。 その後、車庫はゴールデン街として再生。 今尚、繁栄している。 間もなく、都電の廃止・再開発で、木馬は歌舞伎町のビルへと移転。 17~18年ぐらい続けていたのでしょうか? 赤坂一ツ木通りにも「木馬」を出店したり、とか・・・ 最後の画像は、赤坂一ツ木通り店のメンバーカードです。 いろいろ有ったようで・・・・小澤夫妻は離婚。 奥さんとご子息が「タチヤ」と言う古美術商を始められた。 HABANA タイプのハンギング・クロックなどを購入しました。 他にも喉から手の出るような逸品がたくさんあったのですが・・・・ 暫くたって、平和島の骨董市 柳泉洞/谷さんのブースで、 小澤コレクションのいくつかを目にしたことが有りました。 「小澤さんは、熱海で、置屋をやっている」とか??? 結局300台に及ぶ貴重な小澤コレクションは、散逸してしまったようです。
Hanging clock 200.000円 東大和 タチヤ0318