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繊細な植物模様に包まれたテーブルクロック cc-156
全体に繊細な植物唐草模様に覆われています。 好みの意匠なので、最近入手しました。 ゼンマイ・振り子タイプのテーブルクロックです。 取っ手の意匠が、Ansonia Carriage Extra と類似しているのでこの項目にUPしました。 メーカーなどは不祥なのですが、多分アメリカ製と推測しています。 ゆっくり時間をかけて調べるのも蒐集の愉しみの一つですから・・・・
テーブルクロック アメリカ製? 9000円0318
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Bamboo Case carriage clock #2 cc-156
ハンドルアップで20㎝+と、フルサイズのキャレッジクロック。 荷重も2.5㎏あります。 センターセコンドが、快調に時を刻んでいます。 文字盤とサイドパネルには、オリエンタル調のグラフィックに植物と鳥類があしらわれた図柄、 時刻を表示した円環は象牙で、数字は手描きです。 オリエンタルマーケットへ輸出されたのでしょう。 Bamboo Case carriage clock #2
Bamboo Case carriage clock FRANCE 80,000円0318
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最近入手しました FLUTED COLUMN Carriage Clock CC -154
ヴィクトリアンスタイルの Carriage clock 最近入手しました。 gong striking movement with ratchet tooth platform 四隅の飾り柱がリードコラム(ロクロ状の円柱)で、四隅にギボシが付いている。 基本的なケースの意匠は、前段とほぼ同様のなのですが、 ケースの上下の金線細工と、 エナメルダイアルに施された花飾りの瀟洒な感じが気に入り、入手しました。 サイズ 14.5㎝h(ハンドルアップ) レギュラーサイズ。 左端の2台は、2002年 3月、異人館/木場 淳さんから購いたもので、 同様のスタイルなので、並んでもらいました。 時打ちなどの機構はありませんが、 それぞれ10万円の値で、それが相場という感覚でした。 今回のcarriage clock は、凡そ1/4の価格といったところです。
FLUTED COLUMN Case style made in FRANCE 28.000円0318
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Mappin & Webb W J H Carriage Clock cc-144
ムーブメントプレートのWJHの刻印が気になっていたので、 前段の Mappin & Webb を分解してみました。 優秀なレバーエスケープメントとの表記が気になっていたのですが、 スタンダードな Carriage Clock でした。
Carriage Clock Mappin & Webb W J H 36000円0318
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The Bamboo case cc - 141
carriage clock の ケースのバリエーションは、大まかに10種類ほどでしょうか? Gorge case とか Anglaise caseなど等、 おいおい紹介していこうと思います。 第一弾は bamboo case です。 bamboo case は、1870年以降のデザインで、 竹を立体に組合せた形で、オリエントの美と文化を表している。 中国や日本など、オリエンタルマーケットに向けた意匠です。 17~18世紀、東インド会社を通して齎される、シノワズリやジャポニスムへの憧れは 王侯貴族ばかりではなく、大変なものだったようですね。 ■シノワズリ 17世紀から9世紀初頭にヨーロッパで興った中国趣味、中国語を意味する「chinois(シノワ)に由来する。 イエズス会の宣教師や東インド会社によってヨーロッパに齎された中国の陶磁器や造園技術などに触発され、陶器や家具、庭のデザインなどに取り入れ動きが興った。 もっとも、取り入れられる意匠は必ず霜しも中国のものに限らず、実態は日本や朝鮮、タイ、ベトナムなどの文化も混じった「東洋趣味」であった。 さて、日本は 1867(慶応3)年、第2回パリ万国博覧会に初参加、国際舞台へのお披露目を果たした。 徳川慶喜の弟、吉武(15歳)が首席を務めた。 「日本館」では、数寄屋造りの家屋や日本庭園を造園するなどして、東洋の島国をアピール。 浮世絵や陶漆器などの珍なる品々・ジャポニスムは、アールヌーボーの源流の一つとなった。
Carriage Clock Bamboo case cc - 141 FRANCE Web Auction0318