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Gypsum ジプサム(5)
ジプサム(1)参照
CaSO4•2H2O 繊維石膏 U.S.A. 2誌稀京兵
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Biotite バイオタイト(3)
バイオタイト(1)参照
K(Fe,Mg)3(AlSi3O10)(OH,F)2 黒雲母 U.S.A. 2~3誌稀京兵
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Unakite ユナカイト(2)
カボションにカットされたアメリカ産のユナカイト。 ユナカイトは一方向に割れやすい性質を持っているため、ファセットにカットされる事はほとんどなく、平面的に切って磨かれ、装飾品に加工される事が多い。 またカボションにカットされ、ペンダントなどに利用される。
カボション 12mm×10mm U.S.A. 赤い斑点の混じる緑色誌稀京兵
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Dolomite ドロマイト(3)
ドロマイト(1)参照
CaMg(CO3)2 苦灰石 U.S.A. 3.5誌稀京兵
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Colemanite コールマナイト(1)
硼素の材料。 酸に弱く、熱を加えると簡単に溶け、炎が緑色になる。 1882年、アメリカカリフォルニア州デス・バレーで最初に発見された。 コールマナイトという名前は、発見された鉱山の所有者コールマンに因む。 硼素は硬く、ほとんど無色で、自然界で元素が遊離された状態で見つかることはなく、必ず他の元素と結合した化合物の一部として存在する。 主要な用途は耐熱性に優れていることから、耐熱ガラス、化学器具など。
Ca2B6O11•5H2O 灰硼石 U.S.A. 4.5誌稀京兵
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Epidote エピドート(1)
緑簾石は10種からならグループ名であり、またその中の1種の名前でもある。 板柱状の長く伸びた結晶が典型的であるが、短柱状の結晶や細かい針状結晶が集合して塊状になることもある。 透明な結晶には、多色性が見られる。 色彩の明暗は主成分として含まれる鉄分による。 鉄よりアルミニウムが多いと緑色ではなく灰色や淡褐色になり、斜灰簾石になる。 結晶系は、灰簾石は斜方晶系、斜灰簾石や緑簾石は単斜晶系に属する。
Ca2(Fe,Al)3(Si2O7)(SiO4)O(OH) 緑簾石 U.S.A. 6~7誌稀京兵
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Turquoise ターコイズ(2)
ターコイズ(1)参照
CuAl6(PO4)4(OH)8•4H2O トルコ石 U.S.A. 5~6誌稀京兵
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Dolomite ドロマイト(2)
ドロマイト(1)参照
CaMg(CO3)2 苦灰石 U.S.A. 3.5誌稀京兵
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Herkimer Diamond ハーキマー・ダイヤモンド(1)
ハーキマーはニューヨーク州の北方約50kmにある。 ここに堆積岩が広く分布している。 多量の珪酸分を含む苦灰岩で、たいへん硬い。 この岩石の中に大小の穴が空いており、その中に水晶が生成している。 ハーキマーはコロッとした形の完全結晶で、光輝が強い。 1819年の学術誌に報告が載っているが、名前は後年になっていつしか使われる様になった。 水晶の穴はコールタールの様な有機物質で黒く染まっており、水晶中にもインクルージョンとして入っている。 その薄膜が結晶面をコーティングしている為に光輝が強いと言う説がある。 採取時、ほとんどの水晶は晶洞から外れてしまう。 母岩付き標本のほとんどは接着されたものである。
SiO2 U.S.A. 7 六方晶系誌稀京兵
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Meta-heinrichite メタハインリヒアイト(1)
燐灰ウラン石の仲間で、カルシウムがバリウムに、燐酸イオンが砒酸イオンに置き換わった鉱物に「ハインリヒ石」がある。 そのハインリヒ石が乾燥により水分が抜けるとメタハインリヒ石と言う別の鉱物に変質してしまう。 ハインリヒ石の由来はアメリカの鉱物学者ハインリヒにちなむ。 やや黄色味を帯びた結晶は、通常光では地味な見た目でまるで目立たない。 しかし紫外線を当てると燐灰ウラン石の仲間だけあって強い緑色の蛍光を示す。 ハインリヒ石がメタハインリヒ石になるが、この「メタ」は水和度が低い事を表している。
Ba(Uo2)2(AsO4)2•8(H2O) メタハインリヒ石 U.S.A. 2.5誌稀京兵