ギデオン・マンテル

初版 2021/02/03 09:48

1790年2月3日は、世界で初めて恐竜の化石を発見した古生物学者ギデオン・マンテルが生まれた日である。


イングランド南部のサセックス州に生まれたマンテルは、外科医であるかたわら休日は趣味の地質学に没頭しており、20代の頃には近くで巨大な白亜紀の魚竜の化石が見つかったニュースを見て、化石探しにのめり込んだ。


1820年頃、30代のマンテルはこれまで発見されたどの動物とも違う歯の化石を掘り出し、イグアナの歯に似ていることを突き止めたが、歯の大きさからその生物は体長18mにも及ぶことを突き止めた。

マンテルは、この巨大な生物にイグアナの歯と言う意味の「イグアノドン」と名付けた。

しかし、巨大生物の存在はすぐには認められなかった。


リチャード・オーウェンが「恐竜」と言う分類を科学論文で提唱したのは、マンテルがイグアノドンの歯を発見してから約20年後の1842年の事である。


#恐竜

#イグアノドン

#ギデオン・マンテル

#化石

#参考

鉱物、化石、隕石が大好きです。

Default