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ブラバム•BMW BT52 サンマリノGP
ブラバム2年目のパトレーゼ。ピケがチャンピオンを獲得したものの、彼は最終戦の南アフリカGPで譲ってもらった1勝ばかり輝いて84年はアルファロメオに移っていった。BT52はゴードン•マレーの設計でフラットボトム化に素早く対応した。シャシーは完全なカーボンモノコックにせず、下半分がアルミで上半分がカーボンファイバーだった。またレース途中で給油とタイヤ交換が前提のマシンだった。
R・パトレーゼ ミニチャンプス 仙台市 オールージュ 2001.4.12ゆーじ
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ミナルディ•フォンドメタル M02
南米系のスポンサーのバックアップでF1デビューしたマッツァカーネ。予選ではジェネに3勝14敗だったが17戦中12戦で完走し、シーズンのラップ数では3番目の多さで安定はしていた。M02はグスタフ・ブルナーの設計で実は隠れた佳作マシンだった。エンジンは3年落ちのフォードを自社メンテをしていて、トップチームより100馬力以上低いが、インディアナポリスではマクラーレンですら抜くのに手こずった。形はトレンドを意識していたが、中身もF1で初めてチタンキャスティングのギアボックスの導入や、リアサスの水平トーションバーの採用などエンジンがどうにかなっていたならなかなかの結果を出せたとの声も聞かれた。
G•マッツァカーネ ミニチャンプス 仙台市 オールージュ 2001.4.12ゆーじ