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アロウズ・フォード A2
F1で3年目のパトレーゼ。チームは前年型のA2Bで開幕したが、フランスGPからトニー・サウスゲート設計のA2を投入した。車体全体がまるで一枚の翼のような形状で、弾丸ノーズとフロントサスからカウリングされ、サイドパネルまで繋いで一枚になっていた。一応ダウンフォースを意識した意欲作だったようだ。スポンサーがヴェルシュタイナーの金色の車体で、黄金の弾丸と呼ばれていた。しかし車体の剛性が低く、車重を増加させることになった。そして翌年のA3はオーソドックスなマシンに戻された。
R・パトレーゼ ミニチャンプス 仙台市 オールージュ 2005.1.13ゆーじ
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ブラバム•BMW BT52 サンマリノGP
ブラバム2年目のパトレーゼ。ピケがチャンピオンを獲得したものの、彼は最終戦の南アフリカGPで譲ってもらった1勝ばかり輝いて84年はアルファロメオに移っていった。BT52はゴードン•マレーの設計でフラットボトム化に素早く対応した。シャシーは完全なカーボンモノコックにせず、下半分がアルミで上半分がカーボンファイバーだった。またレース途中で給油とタイヤ交換が前提のマシンだった。
R・パトレーゼ ミニチャンプス 仙台市 オールージュ 2001.4.12ゆーじ