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クライバーのシューベルト交響曲第8番未完成
指揮する機会も録音も極端に少なかったにもかかわらず、残された録音の全てが名盤という伝説的指揮者カルロス・クライバー(1930-2004)がウィーン・フィルと残した至高のシューベルト。《未完成》における息をのむ緊張感と静謐な美しさを極限まで引き出したクライバーの究極の至芸をお楽しみください。
グルモフォン平碆 善幸
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カラヤンのシューベルト交響曲第8番未完成
音楽や絵画は、人それぞれ感性があるものだと思うので、全ての人にとって良い物だとは言えないと思いますが・・・。 私にとってはとても良かったです。 カラヤンの良さの一つは、全てが「綺麗」である事だと思っています。 高音域~低音域までのバランスも、和音の音程、音量バランスの良さ、スピード感等々、「綺麗」に聞くための完成度はとても高いと思います。 この一作他のカラヤン作品と同様に、聞いていて安心できる綺麗な仕上がりだと私は思います。 ゆったり何気なく聴いて癒される良い逸品だと私は思いました。
グルモフォン平碆 善幸
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ディースカウとムーアのシューベルト3大歌曲集
マエストロ・カラヤンですら及ばないと思える膨大な録音を残している名手ディースカウ。リートだけでなくオペラ、宗教曲と云った声楽のあらゆるジャンルに至る膨大なレパートリー、そしてその量もさることながら質の高さも全て水準を遥かに超える出来栄え!!!ただただ共感するしかない現代のスーパーマン!!!本盤も創作技法の粋が駆使して、詩と音楽が一体となって独自の世界を打ち立てています。ディースカウの発声、ドイツ語の発音、どれをとってもクラシックファンにはもちろん素晴らしい音楽であると同時に声楽学習者にとって、とても参考になるでしょう!!!うっとりと聴き惚れてしまう。伴奏が誰であろうとも完璧ともいえる名唱を聴かせます。こうした歌曲集は数多く存在するが、間違いなく最高峰に位置する作品(レコード)だと思います!!!これほど聴く者の琴線に触れ、またこれほど美しく切実に心に響く作品は滅多に聴けるものではない!!!しかし、ドイツリートを歌っては、この人の右に出るものはいないと思われるこの才能は、作品の言外に隠されたテクストの内容まで的確に把握して、それを聴き手に的確に伝える表現の巧みさと声の魅力は言葉では言い表せない!!!!!
グルモフォン平碆 善幸
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シューベルト歌曲集
初期ロマン派を代表する作曲家シューベルトは「歌曲の王」と称されるとおり、31年という短い生涯に600曲以上のドイツ・リートを作曲しました。詩の雰囲気を損なうことなく、あるときは雄弁に、またあるときは抑制を効かせて作曲された数々のリートは、今もなお珠玉の輝きを放ち続けています。このアルバムは〈野ばら〉や〈魔王〉など代表的な歌曲21曲を、5人の名歌手の歌唱で収録しています。シューベルトのリートの世界を堪能できる名歌曲集です。
グルモフォン平碆 善幸
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アマデウス弦楽四重奏団のシューベルト弦楽四重奏曲第14番死と乙女
シューベルトには15番まで番号が付けられた弦楽四重奏曲が残っていますが、中でもひときわ有名で、魅力的な作品が、《弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」》です。 この作品は、第2楽章に、自身の歌曲《死と乙女》を基とした変奏曲が置かれており、そのことから「死と乙女」の愛称で呼ばれます。また、第1楽章冒頭の非常に印象的な冒頭のリズムモチーフは、この歌曲《死と乙女》の伴奏の変形によるもので、第2楽章に限らず、曲全体に歌謡的な主題が多く顔を出します。 ベートーヴェンの存命中に、彼の《弦楽四重奏曲第14番》を聴いて、「これ以上我々に何が書けるのだろう」と心中を語ったシューベルトですが、彼の弦楽四重奏曲のその全てが、彼がベートーヴェンの《第14番》を聴くよりも前に作曲されています。彼の謙虚さ、ベートーヴェンへの畏怖を汲み取れる言葉です。
グルモフォン平碆 善幸
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フルトヴェングラーのシューベルト交響曲第9番ザ、グレート
力強い弦で叩き付け、優しく管が囁く。テンポを上げて攻め込み、一転悠然と歌い上げる。たった今生まれた音楽のように生き生きと奏でられる。それでいて下卑た所が無く格調高い。 指揮者もベルリンフィルも最高に素晴しい!!聴き終わって幸福感と感動を体験できる。これがあれば他は要らないのでは…? フルトヴェングラーはライヴ録音に情熱的で素晴しい演奏を聴かせるものが多いが、この正規のレコーディング・セッションは劣らず素晴しい出来である。 ステレオ前夜の正規レコーディングであり、音質も素晴しい。
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ベームのシューベルト交響曲第9番ザ、グレート
20世紀を代表する名指揮者のひとりカール・ベームは、ウィーン・フィルとの数々の名演で知られていますが、ベルリン・フィルにも頻繁に招かれ、良好な関係を築きました。1963年から1971年にかけてドイツ・グラモフォンに録音されたシューベルトの交響曲全集も、このコンビの優れた共同作業のひとつです。シューベルトの音楽の歌謡性を素直に引き出したベームの解釈は、録音から半世紀を経ても決して色褪せることはありません。本盤にはシューベルトの交響曲第9番《ザ・グレイト》が収められています。《ザ・グレイト》は1964年度のレコード・アカデミー賞を受賞しています。
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カラヤンのベートーベン序曲集
1970年のベートーヴェン 生誕200周年のメモリアルに合わせて企画され録音したものだが、こういう序曲集みたいなアルバムを手がけさせれば天下一品の腕の冴えを見せ るのがカラヤンである。流麗にして豪華、キリリと引き締まった、実にスタイリッシュな演奏で、全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルの実力をよく示した アルバムといえる。さすがの聴かせ上手ぶりであり、音質も上々。
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カラヤンのベートーベン交響曲第8番第9番合唱
日本でも「第9」の呼称で広く親しまれている全人的な理念を音楽で表現したこのベートーヴェン畢生の大作は、独唱と合唱を終楽章に置いた革新的な作品。 オーケストラの機能を最大限に発揮させ、精緻でありながら力感の漲る壮大なスケールで、カラヤンのベートーヴェン解釈の総決算といえる演奏を展開している。
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アルゲリッチのショパン24の前奏曲
アルゲリッチによるショパンの前奏曲集は、録音からおよそ40年を経た現在でも定番中の定番といえる超名盤で、デリケートで美しい表現から、輝かしく強靭なタッチまで、圧倒的説得力を以て迫る情熱的な演奏が展開されています。 (C)RS
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ポリーニのショパン練習曲集
ショパン・コンクール優勝後に一度演奏活動から遠ざかり、その後録音活動を再開したポリーニ。完璧なテクニックと高い音楽性で演奏したショパン練習曲集は多くの人を驚愕させ、ポリーニの存在を世に知らしめた名盤です。今なおショパン演奏史の金字塔のひとつとして数えられています。 (C)RS
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カラヤンのモーツァルトレクイエムニ短調
ヴィルマ・リップ ( ソプラノ ) ヒルデ・レッセル=マイダン ( アルト ) アントン・デルモータ ( テノール ) ヴァルター・ベリー ( バス ) ウィーン楽友協会合唱団 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮 : ヘルベルト・フォン・カラヤン 巨匠カラヤンの名演で聴く、 謎につつまれたモーツァルト最後の傑作「レクイエム ニ短調 K.626」 謎の人物に依頼されたことに始まる、数々の伝説に彩られたモーツァルト最後の傑作。 弟子ジュスマイアーがモーツァルトの直接の指示に従って完成したことも知られていますが、 その深い悲しみを超越した崇高な美しさは比類がありません。 モーツァルトと同郷のザルツブルグ生まれのカラヤンによる名演です。
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ミルシテインのブラームスヴァイオリン協奏曲ニ長調
ここには若き日の技巧の安定や抜群の美音はそのままに、老境に入りしみじみとした味わいの加わった、一人の偉大なアーティストの夕映えのように美しい到達点が記録されています中でもEMIに2度録音があるブラームスのヴァイオリン協奏曲での解釈の深化は素晴らしく、彼自身も以前のレコードに較べて、「よりロマンティックな解釈になっている」とし、「人はその音楽の要求する方向に進歩する」と述べています。第1楽章の自作カデンツァが終わったあと、コーダでヴァイオリンがテーマを弱音で歌う部分など、当盤は同曲レコード中でも隔絶した美しさをもっています。 1972年録音のチャイコフスキー、1973年録音のメンデルスゾーンも、以前の録音に較べて肩の力が抜け、極めてしなやかで洗練された、驚くほどノーブルな演奏が展開されています。
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カラヤンのブラーム、ハンガリー舞曲
ブラームスが4手のピアノ連弾用として作曲し、ドヴォルザークや自らのオーケストラ編曲版によってより広く親しまれるようになった《ハンガリー舞曲集》。この作品に触発されてドヴォルザークがやはり連弾用として作曲し、後に自ら管弦楽用に編曲した《スラヴ舞曲集》。カラヤンがドイツ・グラモフォンにステレオ録音を開始した最初期の録音で、ベルリン・フィルハーモニーを見事にドライヴした熱気溢れる演奏を繰り広げています。 ユニバーサル
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リヒターのバッハブランデンブルグ協奏曲
6つの協奏曲から構成される協奏曲集で、曲名はブランデンブルグ辺境伯(へんきょうはく)であった、クリスティアン・ルートヴィヒに献呈されたことに由来します。 しかし「ブランデンブルグ協奏曲」という曲名はバッハ自身が名付けたものでありません。シュピッタという研究者の「バッハ伝」において、後に命名されたものです。 1番から6番まで全て長調で作曲されており、どの曲も明るく華やかなのが特徴です。6曲の編成はそれぞれ違いますが、全てバロック音楽の協奏曲形式で作曲されています。 実はこの協奏曲集は献呈のために特別に作曲されたものではなく、バッハが献呈の依頼を受けた2年後に、ようやくルートヴィヒに贈られたとされています。献呈依頼を受けた理由は、当時のバッハは仕事を求めて各地を転々としていたことから、宮廷へ勤めるための就職活動だったのではなかいかと考えられています。
グルモフォン平碆 善幸