Kayserops megaspina
頬棘と尾板の棘が非常に長い派手な見た目をした三葉虫です。
このBou Lachrhalという産地では、別種と思われる棘の短いタイプのカイセロプスも産出します。また同じBou LachrhalのK.megaspinaとされる標本でも棘の長さにはかなりの個体差があるところが面白い点です。
この長い棘は岩場など狭い所に逃げ込むにもかなり不便そうですし、異性に対するアピールなど、外敵からの防御以外の装飾的な意味合いがあったのかもしれません。
#三葉虫 #trilobite #化石
Middle Devonian
#60
Morocco
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xiu_trilobite