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TOYOTA 1600GT
KYOSHO トヨタ・1600GT トヨタ2000GTの弟分という位置付けで、1967年に発売。3代目コロナ2ドアハードトップのボディを補強した他、サスペンションやブレーキも強化。 フロントフェンダーにエアアウトレットを追加し、フェンダーアーチをコロナのものより少し大きめに取っています。フロントグリルとリアクォーターピラーにはトヨタ2000GTに似た逆三角形の七宝焼きエンブレムが付けられ、スタイル上のアクセントに。 エンジンは、コロナ1600S用のOHVツインキャブ4R型のシリンダーブロックに、ヤマハ発動機がアルミニウム合金製DOHCヘッドを換装した9R型(最高出力110馬力)。4速MTのGT4と5速MTのGT5がラインナップ。フロントシートとGT5のミッションはトヨタ2000GTの物を流用。 発売13ヶ月で2,222台をもって生産が終了しました。
ミニカー 1/64 KYOSHO 360円ts-r32
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西部戦線異状なし/レマルク
新潮文庫 エーリヒ・パウル・レマルク(Erich Paul Remark, 1898年6月22日 - 1970年9月25日)は、ドイツの文学者、作家。1929年、『西部戦線異状なし』を発表、大ベストセラーとなり、31歳で人気作家の仲間入りを果たしました。 『西部戦線異状なし』(Im Westen nichts Neues)は、第一次世界大戦に従軍する兵士達の姿を描いた長編戦争小説。題名は主人公パウル・ボイメルが戦死した日の司令部報告に「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」と記載された事に由来しています。この作品の主人公パウルはレマルク自身を投影した人物と考えられています。各国語に翻訳され、翌年にはハリウッドで映画化されアカデミー賞を受賞しています。
文庫本 新潮社 360円 1980年代ts-r32
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審判/カフカ
新潮文庫 フランツ・カフカ(Franz Kafka, 1883年7月3日 - 1924年6月3日)は、チェコ出身のドイツ語作家。どこかユーモラスで浮ついたような孤独感と不安の横溢する、夢の世界を想起させるような独特の作品を残しました。生前は『変身』など数冊の著書がごく限られた範囲で知られるのみでしたが、死後、『審判』『城』『失踪者』を始めとする遺稿が発表されて再評価され、特に実存主義的見地から注目されたことによって世界的なブームとなりました。現在ではジェイムズ・ジョイス、マルセル・プルーストと並び20世紀の文学を代表する作家と見なされています。 『審判』(Der Process)は、1914年-1915年執筆の長編小説。理由の分からないまま裁判を起こされた男ヨーゼフ・Kが、様々な立ち回りもむなしく処刑されるまでを描いています。生前は発表されず、死後1925年にマックス・ブロートによって編集・公刊されました。ただし作中の一挿話のみ、生前に『掟の門前』のタイトルで独立して発表されています。結末部分は書かれているものの、途中の章は断片に留まっていて全体としては未完の作品です。
文庫本 新潮社 360円 1970年代ts-r32
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赤と黒(下)/スタンダール
新潮文庫 スタンダール(Stendhal、1783年1月23日 - 1842年3月23日)は、グルノーブル出身のフランスのロマン主義、 写実主義の小説家。本名はマリ=アンリ・ベール(Marie Henri Beyle)。ペンネームのスタンダールはドイツの小都市シュテンダルに由来すると言われています。代表作は『恋愛論』(1822年)、『赤と黒』(1830年)、『リュシアン・ルーヴェン』(1835年)、『パルムの僧院』(1839年)。 『赤と黒』(Le Rouge et le Noir)は、実際に起きた事件などに題材をとった長編小説で、フランスのリアリズム小説の出発点となりました。サマセット・モームは世界の十大小説の一つにこの作品をあげています。野心的な青年、ジュリアン・ソレルの目を通して、来たるべき革命を恐れながら堕落した生活を送る王政復古下の聖職者・貴族階級の姿を描写し支配階級の腐敗を鋭くついています。
文庫本 新潮社 360円 1970年代ts-r32