Walliserops trifurcatus
アフリカの西端にある小国で、まず行くことは無いだろうという国です。CFAフランを使用していますが、古くはポルトガルの支配を受けていたようです。Walliseropsが登場するのはモロッコと比較的近いからではなく、他の図案を見れば分かるように化石の代表のものを選定したに過ぎないでしょう。化石の質としては、フォークの部分だけでなく、尾部も浮かせているように見え、比較的新しい状態の良い標本が採用されています。図案の右側に何やら丁寧に説明文が書かれていて、ポルトガル語を訳してみると「Walliserops e umgenero de phacopida espinhoso da classe tribolita,da familia Acastidae,encontrado em pedras das montanhas do Anti-Atlas em Marrocos do periodo Devonico Inferior a Medio(ワリセロップスは、三葉虫綱ファコプス目アカステ科に属し、デボン紀中期のモロッコ、アンチアトラス山脈で発掘された)」となり、アフリカ諸国の図案にして内容としては合っています。(失礼ながら)
Republic of Guinea-Bissau
Walliserops trifurcatus
Nov.12.2018
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Trilobites