Cernuolimbus cf. pegakanthodes
緩くカーブして尾部まで達する長い頬棘が特徴のMcKay Groupでは比較的大型種です。本種は希産種として知られ、状態が良い個体は結構な高額となってきました。本標本は、左側が完全体、右側の個体は尾部が分離して裏返っていますが、大きさは3cmを超えています。分類的に曖昧なPterocephaliidae(科)に属し、Asaphida(目)とするか、新設されたOlenida(目)に移る考えもあり見た目で判断が難しくなりました。
Upper Cambrian
Pterocephaliidae,Asaphida
TRI-644
McKay Group
Trilobites