Archegonus nehdensis africanus
三葉虫の宝庫であるモロッコでも石炭紀の種類は、お目にかかる機会は少ないと思います。この標本の母岩に当る部分は、実はゴニアタイトです。この種類、面白い事にアンモナイト(ゴニアタイト/Maxigoniatites saourensis)の房室から見つかるのです。現在ではアサリの中に棲むカクレガニ(ピンノ類)が知られますが、この種類は、カクレガニの様に生体のゴニアタイトではなく、恐らく抜け殻のゴニアタイトに入り込んで身を守っていたと想像されます。
Carboniferous(Mississippian)
Phillipsiidae,Proetoidea,Proetida
TRI-311
Zrigat
Trilobites