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Flexicalymene granulosa
Flexicalymeneは、オハイオ州で産出するF.retrosaが多産していたこともあり、ポピュラーな種類の印象を受けますが、ペンシルヴァニア州から産出する、この種類は桁違いに貴重です。全体的に茶系の渋い色合いをしており、同じ年代のScotlandのGirvanの化石のように見えます。この標本自体も「Extinctions,INC.」のネットミュージアムにも登場する標本です。 【標本リンク】Extinctions,INC. http://www.fossil.net/site_arc/index.cfm?action=item&prod_id=699&site_acr=tr&
Upper Ordovician Calymenidae,Calymenoidea,Calymenina,Phacopida TRI-392 MartinsburgTrilobites
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Saharops bensaidi
サハロプスは、サハラ砂漠に由来する属名を持つ、デボン紀モロッコ棘々種の一つです。Comuraにとても良く似ていますが、立体方向の棘が短く鋭いものとなっています。大きさは、近縁のComuraに比べると大型化している印象があります。均整の取れたデザインで個人的には好きな三葉虫です。産地が非常に限られていてBoulachghal(Boutchrafine)でしか確認されてこなかったこともあり(近年産出は、Jbel Oudrissでも報告がある)、簡単に入手できない種類でした。 【標本リンク】Extinctions,Inc http://www.trilobites.com/site_arc/index.cfm?action=item&prod_id=3748&
Lower Devonian Acastidae,Acastoidea,Phacopina,Phacopida TRI-676 -Trilobites