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Olenaspella chrisnewi
比較的近年になり同定が確定できるようになった種類です。大きさは2cm弱と小さな種類が多いMcKay Groupの三葉虫らしく、小さく特徴は少ないです。短めの頬棘がある以外は目立つ棘も無く、原始アサフスの本来の姿と言えるかもしれません。近年の再編によればAsaphida(目)からOlenida(目)へ移籍したのですが、アサフスらしさが無いので、合っているのかもしれません。
Upper Cambrian Aphelaspididae,Asaphida TRI-648 McKay GroupTrilobites
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Anechocephalus(Dicanthopyge) intermedius
尾部になる鉤状の1対の棘が特徴的で、見分けが難しいMcKay Groupの三葉虫の中では際立った存在です。ただ産出量は極めて少なく、入手したくても苦労する種類の一つです。Dicanthopygeと呼ばれていることが多かったですが、Anechocephalusという学名で記載されました。この標本は、Ventral(裏掘り)なのですが、写真で見ると分からないと思います
Anechocephalus(Dicanthopyge) intermedius Aphelaspididae,Olenoidea,Asaphida TRI-588 McKay GroupTrilobites