Hoekaspis matacensis
大きなノジュールから産出するボリビア産のアサフス。昔は比較的流通し当時は価格も高くはなかったので、コレクターにも軽視しがちと感じます。近年は新規採掘の標本はありません。1種類だけの様に見えますが、混同しているだけで数種類いるとされ、H.megacanthaなど幾つかの種が市場でも見られます。ただ資料的な情報が無く産地も含め謎が多いため、正解が分からない状況です。この標本は、供給元によれば古いコレクションからの放出品であり、この地からは珍しい頬棘がしっかり残る個体です。元々頬棘があるのが普通なのか、他に多く出回る頬棘が無い種類は別種なのか判断はつきません。
【標本リンク】FossilEra
https://www.fossilera.com/fossils/3-5-hoekaspis-trilobite-bolivia--2
Middle Ordovician
Asaphidae,Asaphoidea,Asaphida
TRI-254
Coroico
Trilobites