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Acanthopyge balliviani
Acanthopyge balliviani Sica Sica, Andean Region, Bolivia Middle Devonian 全長 30.5mm 写真1〜5: 自在頬が欠落しています。しかし、頭〜尾まで揃った完全体を得る事さえ、なかなか難しい希少種なのです。全身がブツブツに覆われています。特に頭部の保存が良い標本です。 写真6〜7: 前半分だけの部分化石ですが、片方の頬棘とハイポストマが観察できる、なかなか珍しい標本です。 写真8: 集合写真。 部分化石の個体の方が、若干大きな個体の様です。
Lichidae Acanthopyge Lichida デボン紀Sanchan
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Acanthopyge ×2
Acanthopyge Jorf, Morocco Middle Devonian 写真1〜4: 全長 28.5mm 写真5〜8: 全長 27.0mm Jorfからは小型のAcanthopygeが産出します。全体としては円板状の形をしています。同じJorf産でも、1番目の個体の様に黒っぽい石質の標本もありますし、2番目の個体の様に透明感のある石質の物もあります。個人的には、2番目の個体の石質が、いかにもJorfらしくて好きです。2番目の個体は、頬棘がfree standingで掘り出されており、プレパレーターの気合が感じられます。
Lichidae Acanthopyge Lichida デボン紀Sanchan
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Acanthopyge 普•奇
Acanthopyge Boulachghale, Morocco Middle Devonian 特異な姿で人気の希少種です。これらは、尾棘が長くてカールするタイプ。棘が短いMrakib産のA. haueriは、新規の産出は無く、オールド•コレクションでしか見る事はできません。 写真1〜4: 全長76mm 最後の体節にずれはありますが、それ以外は整った完全体です。 写真5〜8: 全長77mm 1番目の個体よりも頬棘は短いですが、尾棘は長いです。その尾棘は、右側の一本が欠けていて、一寸残念•••ではあるのですが。しかし、良く見ると右側の棘が一本多い(!)のです。一種の奇形と思われます。なかなか珍しい事と思います。
Lichidae Acanthopyge Lichida デボン紀Sanchan