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カンブロパラスの贋物?ネガポジ標本
カンブロパラスの贋物? ネガ、ポジ両方ある標本です。 偽物かどうかはわかりませんが、おそらく全身を土粘土で作成したものだと思います。どちらかを先に作成して型取りしたんでしょうか? 一度モロッコに行って現地の三葉虫を売っているお土産屋さんを見に行ってみたいです(笑) 写真1枚目 ポジ(凸) 写真2枚目 ネガ(凹) 写真3、4枚目 軸部と肋部(胸)のアップ 独立しているように見えない。溝掘ってます? 写真5枚目 頬棘のアップ(凸)土粘土で作ったぽいです。 写真6枚目 頬棘のアップ(凹)ネガ標本は母岩に穴が開いてます。母岩はモルタル?
カンブリア紀初期 ネガとポジの両方がある モロッコ カンブロパラスの贋物?トリロモト
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アカンソピゲのコンポジット
モロッコで希少と言われる三葉虫の一つアカンソピゲ( Acanthopyge haueri )のコンポジットです。 この標本はレプリカもしくはコンポジットということで、安く譲って頂いたものです。 胸部は明らかに彫刻のように思います。ちなみに頭部や尾板が完全に分離しているものは、別々の個体を合体して一つの標本にしたり、部分化石に彫刻で体を付け足したりしている場合があると聞いたことがあります。 部分化石でもアカンソピゲは貴重なので、この標本の尾板の一部、頭部は本物であって欲しいと願っています。頭部は厳しいかな。
デボン紀中期 モロッコ アカンソピゲのコンポジットトリロモト
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レジン製の三葉虫
ファコプスのレプリカです。 レジン製です。レジンとは広義の意味で樹脂のことです。 このレプリカは細部まできれいに着色してあり、土が付いているような茶色の部分も着色です。 よく見るとレジンが固まる前に泡が抜けた気泡の跡があります。 あと、レジン製のため軽いです。このレプリカは母岩がついていないので、軽いと分かりますが、母岩付きのレプリカの場合重さではレプリカかどうか判断は難しいかも知れません。
本物はデボン紀 モロッコ レジン製の三葉虫トリロモト
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イミテーションの三葉虫
モロッコのパラレジュルスとクロタロセファルスの贋物です。 クロタロは最初から切断した状態で販売されていました。本物の三葉虫の化石を切断したものも見てみたいですが、まだ見たことは無いです。 この標本は国内のショップで贋物として購入したものですが、モロッコでは三葉虫のイミテーションを、お土産品として販売しているようです。適正価格でイミテーションとして販売していることについて、私は特に悪いとは思っていません。問題は悪意があるなしに関わらず本物の三葉虫として不適切な価格と本物の化石であると間違った表記で販売している場合があるということです。このようなイミテーションの化石は写真で見てもわかりますが、高度な技術で補修された標本は、私には贋物かどうか判断がつかないものがあります。
本物はデボン紀 モロッコ イミテーションの三葉虫トリロモト