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1/500 Ural Airlines Tupolev Tu-154M Reg.RA-85844
“エカテリンブルクの翼” 広大なロシア連邦中の内陸部、ウラル山脈西側の大都市“エカテリンブルク”に拠点を置く航空会社Ural Airlinesさんは 、1943年に結成されたSverdlovsk United Air Squadron(スヴェルドロフスク連合航空飛行隊)を起源に持つ老舗の航空会社です。 その後アエロフロートの一員として運用されてきましたが、1993年に独立し現在運営形態となりました。2018年には新千歳との便が開設されるなど、国際便も盛んに開拓されてきました。現在同社は全機西側(AIRBUS・Boeing)の機材で運用されていますが、それ以前はロシア製の機材も活躍していました。5機保有していたTu-154Mはその中でも最後まで使用された機材で2011年まで現役でした。 展示モデルはherpaさんより2007年に通常品としてNGグレードで販売されたモノです。現在の“垢ぬけた”同社カラーリングも良いですが、味のある旧カラーリンも魅力的ですね♪ 同社が一刻も早く世界の空へ戻ってくれるように、戦争の早期終了を切に祈願します。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :500265 ・製品タイトル:Ural Airlines Tupolev Tu-154M ・発売年次 :2007年 【実機資料】 ・運用会社 :Ural Airlines(RA) ・実機メーカー:Tupolev ・実機形式 :Tu-154M ・製造番号 :03A992/0992 ・Reg. :RA-85844 ・エンジン :Soloviev/D-30KU-154-II_x3 ・進空年次 :2003年4月 ・退役年次 :2011年10月 ・解体年次 :2013年8月
飛行機模型 民間機_旅客機 1/500ちゃぽん
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1/500 AIR Ukraine Tupolev Reg.UR-65757
“トルィーズブの誇り” 1992年ウクライナ共和国がソビエト連邦より独立した際、ソ連時代より運行していたAeroflot Kyiv Airlinesさんの機材・路線を引き継ぎ、垂直尾翼に国章である“トルィーズブ”を掲げて誕生したのが、ウクライナ国営/フラッグキャリア AIR Ukraineさんです。 しかしAeroSvit AirlinesさんやUkraine International Airlinesさんの台頭、世界情勢による経営悪化などにより、2002年に運航停止となってしまいました。 同社が受け継いだ機材は全てソ連製で、その中に本形式26機も含まれていました。 同航空会社へ引き継がれたTu-134は全て初期生産型で機首に“運航担当乗務員席”を設置する為、まるで“WW2爆撃機の様な”クラシカルなガラス張り風防が設けられているのが特徴です。通常の機材では機首に設置されるレーダーは一体何処にあるのかというと、機体下面の風防と前脚の間に追加設置されていました。 展示モデルはherpaさんより2003年に通常モデルとして発売されたモノで、NG第一世代の製品です。機首下のレーダーが無いとことから、1996年に“A3型”へ改修される前の姿を再現していると考えられます。 本航空会社の機材融通等を見ても、関係がとても良好だったのが判るロシアとウクライナ、一刻も早く戦争が終結する事を心から願っています。 【模型資料】 ・模型メーカー:herpa(DE) ・製品番号 :510905 ・製品タイトル:Air Ukraine Tupolev Tu-134A-3 ・発売年次 :2003年 【実機資料】 ・運用会社 :AIR Ukrain(UR) ・実機メーカー:Tupolev ・実機形式 :Tu-134A ・製造番号 :62215 ・Reg. :UR-65757 ・エンジン :P&W/JT3D-3B_x4 ・進空年次 :1979年4月 ・運用年次 :2008年6月
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