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1/500 USAF B-2A “Spirit”
1970年台後半より開発がスタートし、1989年に進空を果たした、米空軍の戦略爆撃機です。 米国では他にB-52型、B-1型という2機種の戦略爆撃機を運用していますが、前者は制空下での大ペイロードを生かした運用、後者はレーダー下を搔い潜って敵地奥深くへ超低空進入運用を目的としているのに対し、B-2はステルス性を生かした運用を目的に開発された航空機です。その性能は一応ステルス性を有するというB-1のRCS値(レーダー反射断面積)が0.7㎡だったのに対し、その1/7である0.1㎡という値を叩き出します。 これは機体表面処理等の新技術もありますが、なにより“全翼機”という機体形状によるところが大きいとされています。(胴体/主翼の区別が無く、また各尾翼もない事で、レーダー波を反射しずらい) 本機メーカーであ“Northrop Grumman社”の前身“Northrop社”の創始者“J・Northrop氏”は、WW2中より“全翼機”優れた能力に着目し研究を開始、その後数々の試作機を送り出しながらも正式採用に至りませんでした。 陰謀論を含め採用されなかった要因は諸説ありますが、最大のモノは“飛行安定性”といわれ、人の能力では難しいモノだったとされています。 その後、新たな技術である“ Fly by wire”技術が確立し人と機体の間にコンピューターが介在することで、色んなものが飛ばせるようになりました(F-117やV-22が代表例)この技術を使うことで、ついに“J・Northrop氏”の悲願であった正式採用をB-2型でつかみ取ります。 そんなB-2ですが、イージス艦1隻に匹敵する導入コストと1フライトで莫大に発生する整備等の運用コストが仇となり、当初132機導入の予定が試作機を含めたった21機で打ち切り、更にB-2の後続型ともいえるB-21がデビューしたことにより、B-1共々2030年台初頭までには退役させるとの計画が発表されました。 なかなか見る機会のない本機ですが、退役までには一度は見てみたいですね♪ 展示モデルは1989年にB-2で最初に進空した機体“82-1066”で、2010年にクロアチアで起業された“Lamar社”のブランド“seagull”製のモノ、おそらく1/500唯一のプロダクションモデルではないでしょうか。 本体はダイカスト、小部品は“3Dプリント”による樹脂で、表面の“荒れ”が若干見られますが、印刷等も細かくなされており、良い商品だと思います♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :- ・製品タイトル:Northrop B-2 prototype USAF ・発売時期 :2012年 【実機資料】 ・実機メーカー:Northrop Grumman ・形式 :B-2A_“Spirit” ・Reg. :82-1066 ・製造番号 :1001/AV-1 ・機体名称 :Spirit of America ・進空年月 :1989年7月 ・実機エンジン:GE/F118-GE-100_x4 ・所属 :第412試験航空団 第6510試験飛行隊_エドワーズ空軍基地
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1/500 USAF C-32A
C-32A型は米国メリーランド州 アンドリューズ空軍基地所属の“第89空輸航空団”が1987年より運用する、B752ベースに6機製造されたの軍用“要人輸送機”。 VC-25のように空中給油システムは搭載されていないようで、背中のアンテナ類はゴチャゴチャしているものの、シルエットラインは普通のB752と共通です。 最近では2月20日、バイデン大統領がウクライナ/キーウを電撃訪問した際、隣国ポーランドまでの乗機としてTVに登場していましたね♪(3号機) 展示モデルはHerpaのNGモデルです。 ウィングレット無しOGモデルは、よく見かけるのですが、限定でもないのに何故か本モデルを国内で見つける事が出来なかった為、レア度高めにしました。 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa ・製造国 :中華人民共和国 ・製品番号 :515856 ・製品タイトル:USAF “Air Force Two” Boeing757-200/C-32A ・発売時期 :不明 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :C-32A(757-2G4) ・Reg. :98-0001 ・製造番号 :17268 ・進空年月 :1998年6月 ・実機エンジン:P&W/PW2040_x2 ・所属 :第89空輸航空団
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