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1/500 USAF F-117 A “Nighthawk”
“異形の航空機” 米国軍の戦闘機正式番号“F-18”の次が“F-20”となったことにより、航空機ファンの間で《謎の戦闘機“F-19”とはいったい?》と話題になっていた中の1980年8月、米国のマスコミが一斉に「未確認情報ながら米空軍はレーダーに映らない“ステルス戦闘機”を米開発している!」の報道が流れ、“F-19はその“ステルス戦闘“に違いない!”という事に~ さらに米国”テスター“社さんが” F-19 Stealth Fighter"のスケールプラモデルを発売、これが決定打となり「“ステルス戦闘機”とはこんな形状なんだ♪」と公然化していきました。 “テスター”さんの考えたデザインは”SR-71“や”D-21“の流れを級んだ、滑らかな曲線で構成されたもので誰もが納得の形状で非常に自然な流れでした。 1988年ついに”本物“のステルス戦闘機が公開され、制式名称が“F-19”ではなく“F-117”であること、また想定していたモノとは全く異なる直線のみで構成された、誰も見たことのない“異形の航空機”にであったことに皆愕然としました。 結局”F-19“が欠番だったのは、確実な真偽のほどは不明ですが、”F-20“の開発元である”ノースロップ社”さんの拘りだったというのが答えみたいですね。 展示モデルは “seagull”さん製のモノで、この“F-117”と言う事だけでなく“1/500単座戦闘機“の単品販売製品としても唯一のモノではないでしょうか? 内容は“seagull”さんスタンダードともいえるダイカスト製本体に、“3Dプリント”樹脂製小部品の組合せで、表面に“荒れ”が若干見られますが、印刷等も細かくなされており好感が持てる内容です♪ 製品番号からすると同社の最初の作品みたいですね。 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :S001 ・製品タイトル:Lockheed F-117 “Nighthawk” ・発売時期 :2012年 【実機資料】 ・実機メーカー:Lockheed Martin ・形式 :F-117A_“Nighthawk” ・Reg. :80-0788 ・製造番号 :A.4013 ・機体名称 :- ・進空年次 :1983年10月 ・実機エンジン:GE:F404-GE-F1D2_x2 ・所属 :米国空軍 第49戦闘航空団_ホロマン基地
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1/500 USAF Douglas VC-9C
1968年、米国政府は地方当の小規模空港へのVIP輸送を目的とする軍用輸送機の開発を“Douglas Aircraft Company”へ依頼、傑作機“DC-9-30”をベースとして3機製造されたのがこの“VC-9C”です♪ 本機“73-1681”は1975年に進空し2011年の退役までに16,300時間を飛行、その間“Walter Mondale副大統領”を初め多くのVIPが搭乗、“Air Force Two”として活躍 してきました。退役後はカリフォルニア州アトウォーターにある“Castle Air Museum”に所蔵され大切にされたいます。 標準型機と比較した主な変更点は、航続距離を延ばすため大型の燃料タンクへの変更(DC-9-30の3,030kmに対し4,670km)や装備副大統領として特別な通信機器装備が挙げられるますが、外観はほぼ変更がありませんでした。 展示モデルは2008年に“Inflight 500”さんから限定品として販売された商品で、胴体下面は実機同様“磨き”で再現されています。 小さい機材ながら、各部プリントも大変細かく再現されており、大変満足なアイテムです♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:Inflight 500 ・製品番号 :IF5930001 ・製品タイトル:United States Air Foce C-9A ・発売時期 :2008年 ・販売価格 :不明 【実機資料】 ・運用組織 :USAF ・実機メーカー:Douglas ・実機形式 :VC-9C/DC-9-32 ・製造番号 :47668/765 ・Reg. :73-1681 ・エンジン :P&W/JT8D-7A_x21 ・運用開始年次:1975年2月 ・退役年次 :2011年 ・飛行時間 :16,300時間
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1/500 ATLAS AIR Boeing 747-8F
”最後のジャンボ·ジェット” 1969年2月に初飛行し始まった“Boeing 747型 ジェット機"の輝かしい歴史、半世紀以上にわたって米国のボーイング“エバレット工場”より各型合わせて1,573機もの機体が製造され世界の大空を飛び続けてきました♪ そんな同型機も同社が開発した新世代機“787”が実現した““Point-to-Point”という新たな運用コンセプトや“省エネ”という時代の流れには勝てず、2023年1月31日についに最後の1機、1,574機目の“747”がロールアウトし生産の終了が宣言されました。 747型最後に生産された機体は、ライバルA380に対抗しするため“787”の技術を盛り込み主翼・エンジンを変更、更に胴体をストレッチし大型化した最終シリーズ“ダッシュ8”の貨物型“747-8F(スレーター)型”で、同シリーズの旅客型の“747-8IC(インターコンチネンタル)型は、遡ること2017年7月31日に大韓航空へ納入された“HL7644”が最後の生産機でした。 この記念すべき最後の機体は“748F”だけでも12機を運用する世界最大の航空貨物会社”ATLAS AIR”さんへReg.“N863GT"として編入、納入後のフライトで地球上に“王冠付き747”を描いて話題になりましたね。 展示モデルは、以前実機を見て模型が欲しくなり、でも商品化されていなかったので、Herpaさんの製品をベースにデカールを自作して再現したモノです(^^)/ 一応ワンオフなのでレア度高くしてみました♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型ブランド:Herpa ・製品番号 :IF5T3001 ・製品タイトル:Panalpina Boeing747-8F ・発売時期 :2013年3月 ・国内販売価格:\5,500 【実機資料】 ・運用会社 :ATLAS AIR ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :747-87UF/SCD ・製造番号 :37566/1471 ・Reg. :N854GT ・エンジン :GE/GEnx-2B67_x4 ・運用開始年次:2013年3月 ・退役年次 :運行中 https://youtu.be/iP7CtEvRhqs
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1/500 BEA HS121 ”Trident” 3B
HS121は1950年代に現在の“BAさん”の前身の1社であった“英国欧州航空/British European Airways/BEAさん”の要求によって開発がスタートした旅客機です。 特筆すべき点は、一番最初に“後部胴体へエンジン3発の集中配置”した航空機という点で、有名なB727やTu-154より先んじていた点です。 他にも世界で初めて自動操縦機能を搭載するなど、先進的な機能を搭載した優れた航空機だったのに、たった117機の生産で打ち止めに~B727が1,700機以上生産されたのに対しあまりにも少ない数でした。 その最大の要因はBAEさんの“搭乗客数の要求値が過小過ぎた”ことで、結果BAEさん以外にへは殆ど売れませんでした。 HS121の初期設計時の搭乗客数に対しBEAさんが難色を示し修正設計を要求、HS121の初期値とほぼ同搭乗客数で後から進空したB727がベストセラー機となったのは、なんとも皮肉なことですね。 さらに当のBEAさんも その後“やっぱりもっと大きな機材が欲しいなぁ”とB727・B737を発注しようとするものの、さすがに英国政府に怒られ撤回、HS121の180席クラス長胴型を開発することなるのですが、今度は重量増加に伴いエンジン出力が足りない(踏んだり蹴ったり) そこで苦肉の策として垂直尾翼エンジンの上にもう一基小型のジェットエンジンを追加し4発機とすることで解決、これが最終形態の“3B型”となります。 登載された3発エンジンをイメージし、海神ネプチェーンの3又の鉾“トライデント/Trident”からペットネームが付いたのに、4発機になっちゃいましたね(笑) 展示モデルは“netmodels”さんの金型を流用して“Inflight 500”さんが製品化した2種類のモノの内の一つで、マンチェスター空港にBEA時代の塗装が施され保存されている機体が再現されています。 本機の特徴でもある自動操縦装置スペース確保の為オフセットされたフロントギアや、Wタイヤx2のメインギアなど細かい部分も細かく再現されています♪ 模型資料】 ・模型ブランド:Inflight 500 ・製品番号 :IF5T3001 ・製品タイトル:BAE-British European Airways Hawker Siddeley HS-121 BAE Trident 3B ・発売時期 :2009年 ・販売価格 :不明 【実機資料】 ・運用会社 :British European Airways/BEA ・実機メーカー:Hawker Siddeley ・実機形式 :HS121_“ Trident 3B-101” ・製造番号 :2312 ・Reg. :G-AWZK ・エンジン :RR/RB.163-25“Spey”x3 + RR/RB.162_x1 ・運用開始年次:1971年 ・退役年次 :1985年11月1日(Belfast→London Heathrow) ・飛行時間 :23,466時間 ・飛行回数 :19,761 回
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1/500 USAF B-2A “Spirit”
1970年台後半より開発がスタートし、1989年に進空を果たした、米空軍の戦略爆撃機です。 米国では他にB-52型、B-1型という2機種の戦略爆撃機を運用していますが、前者は制空下での大ペイロードを生かした運用、後者はレーダー下を搔い潜って敵地奥深くへ超低空進入運用を目的としているのに対し、B-2はステルス性を生かした運用を目的に開発された航空機です。その性能は一応ステルス性を有するというB-1のRCS値(レーダー反射断面積)が0.7㎡だったのに対し、その1/7である0.1㎡という値を叩き出します。 これは機体表面処理等の新技術もありますが、なにより“全翼機”という機体形状によるところが大きいとされています。(胴体/主翼の区別が無く、また各尾翼もない事で、レーダー波を反射しずらい) 本機メーカーであ“Northrop Grumman社”の前身“Northrop社”の創始者“J・Northrop氏”は、WW2中より“全翼機”優れた能力に着目し研究を開始、その後数々の試作機を送り出しながらも正式採用に至りませんでした。 陰謀論を含め採用されなかった要因は諸説ありますが、最大のモノは“飛行安定性”といわれ、人の能力では難しいモノだったとされています。 その後、新たな技術である“ Fly by wire”技術が確立し人と機体の間にコンピューターが介在することで、色んなものが飛ばせるようになりました(F-117やV-22が代表例)この技術を使うことで、ついに“J・Northrop氏”の悲願であった正式採用をB-2型でつかみ取ります。 そんなB-2ですが、イージス艦1隻に匹敵する導入コストと1フライトで莫大に発生する整備等の運用コストが仇となり、当初132機導入の予定が試作機を含めたった21機で打ち切り、更にB-2の後続型ともいえるB-21がデビューしたことにより、B-1共々2030年台初頭までには退役させるとの計画が発表されました。 なかなか見る機会のない本機ですが、退役までには一度は見てみたいですね♪ 展示モデルは1989年にB-2で最初に進空した機体“82-1066”で、2010年にクロアチアで起業された“Lamar社”のブランド“seagull”製のモノ、おそらく1/500唯一のプロダクションモデルではないでしょうか。 本体はダイカスト、小部品は“3Dプリント”による樹脂で、表面の“荒れ”が若干見られますが、印刷等も細かくなされており、良い商品だと思います♪ 【模型資料】 ・模型ブランド:seagull ・製造国 :クロアチア_ザグレブ ・製品番号 :- ・製品タイトル:Northrop B-2 prototype USAF ・発売時期 :2012年 【実機資料】 ・実機メーカー:Northrop Grumman ・形式 :B-2A_“Spirit” ・Reg. :82-1066 ・製造番号 :1001/AV-1 ・機体名称 :Spirit of America ・進空年月 :1989年7月 ・実機エンジン:GE/F118-GE-100_x4 ・所属 :第412試験航空団 第6510試験飛行隊_エドワーズ空軍基地
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1/500 USAF C-32A
C-32A型は米国メリーランド州 アンドリューズ空軍基地所属の“第89空輸航空団”が1987年より運用する、B752ベースに6機製造されたの軍用“要人輸送機”。 VC-25のように空中給油システムは搭載されていないようで、背中のアンテナ類はゴチャゴチャしているものの、シルエットラインは普通のB752と共通です。 最近では2月20日、バイデン大統領がウクライナ/キーウを電撃訪問した際、隣国ポーランドまでの乗機としてTVに登場していましたね♪(3号機) 展示モデルはHerpaのNGモデルです。 ウィングレット無しOGモデルは、よく見かけるのですが、限定でもないのに何故か本モデルを国内で見つける事が出来なかった為、レア度高めにしました。 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa ・製造国 :中華人民共和国 ・製品番号 :515856 ・製品タイトル:USAF “Air Force Two” Boeing757-200/C-32A ・発売時期 :不明 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :C-32A(757-2G4) ・Reg. :98-0001 ・製造番号 :17268 ・進空年月 :1998年6月 ・実機エンジン:P&W/PW2040_x2 ・所属 :第89空輸航空団
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1/500 Singapore Airlines AIRBUS A380-800 Reg.9V-SKV (LUPA)
他シンガポールエアラインさん機の展示モデル内でも説明させて頂きましたが、SQAさんの1/500モデルは機内販売専用品として多くラインナップされています。 その製品を製造担当しているメーカーさんも数社あり、本展示モデルのブランドである”LUPAさん”は機内販売専用品として時々お目にかかる事がありますが詳細は不明です。 金型はHerpaさんやSky500さん等の流用ではなく、全く独自のモノですね。 スタイルも独特のモノで、精密な印刷共々良い雰囲気のモデルに仕上がっていると思いますね♪ ボックスアートはherpaさん製のモノと同じイラストが使われているものの、パッケージングはLUPAさん製品に共通の主翼が分離した独特なモノで、厚みのある細長いモノになっています。 本製品はReg.が省略されていたので、自分で撮影した機体より番号を選らび、デカールを自作/貼り着けてコレクションしました(^^)/ 【模型資料】 ・模型メーカー:LUPA ・製品番号 :- ・製品タイトル:SINGAPORE AIRLINES Airbus A380-800 ・発売時期 :2013年 ・販売価格 :不明 ・備海 :SQA機内販売専用品 【実機資料】(自作デカール機) ・運用会社 :Singapore Airlines ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A380-841 ・製造番号 :247 ・運用開始年次:2017年11月 ・退役年次 :運行中 ・Reg. :9V-SKV
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1/500 Singapore Airlines AIRBUS A380-800 Reg.9V-SKU (F-toys)
ローンチカスタマーでもあるシンガポールエアラインさんは今でも17機ものA380を運行する航空会社さんです。 そんな大人気のSQAさんA380、色んな関係グッズが出てます♪ しかし1/500モデルとなるとSQAさんの機内販売等の専用品が多く、なかなか入手が難しいのも事実です。 そんな中発売されたのが、先に展示したA380〈SG50〉と同じF-toysさんの”食玩”です。 さすが人気機種だけあって、1/500スケールだけでも数多くのメーカーさんから発売されているA380、そんな中でも本商品はトップクラスの出来栄えとだと私は思っています。全体のフォルムはもちろん、本機の特徴でもある機体との接続部の大きく捻れた形状や、まるでガルウイングのように途中から角度変化する非常に複雑な形状が大変良く再現された主翼、また各部のディテール再現も素晴らしく、とても好感が持てます。 今回も極力オリジナルの塗装を活かし、主翼上面等の一部への色差しと接合部仕上げで消えてしまう、コクピットキャノピー等の印刷を自作デカールで補完して仕上げて、コレクションへ加えてみました(^^)/ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :世界のエアライン…シンガポール航空-4 ・製品タイトル:シンガポール航空 エアバス 380 ・発売時期 :2018年9月24日 ・販売価格 :¥626 【実機資料】 ・運用会社 :Singapore Airlines ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A380-841 ・製造番号 :243 ・運用開始年次:2017年10月 ・退役年次 :運行中 ・Reg. :9V-SKU
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1/500 Singapore Airlines AIRBUS A380-800 Reg.9V-SKI《SG50》 (F-toys)
シンガポールエアラインさんは2015年8月9日、シンガポールの建国50周年を祝う記念式典であるナショナル・デイ・パレードに参加するため、所有するA380の内の1機(Reg.9V-SKI)へシンガポールの国旗をモチーフとした特別な塗装を施して、SQAとしては初となる儀礼飛行をマリーナベイ地区上空で実施しました♪ その後SQAさんは同年末までこの別塗装機を各国への運行便にも投入、成田空港へも飛来して来てましたね♪ 展示のモデルはF-toysさん製で、オリジナルの塗装を活かし”継ぎ目処理”や自作デカールを貼り付けてみたものです(^^)/ 同じ1/500スケールでもherpaさんのモノとはかなりラインが違うのが興味深いですね♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :世界のエアライン…シンガポール航空-4 ・製品タイトル:シンガポール航空 エアバス 380 建国50周年塗装 ・発売時期 :2018年9月24日 ・販売価格 :¥626 【実機資料】 ・運用会社 :Singapore Airlines ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A380-841 ・製造番号 :034 ・運用開始年次:2009年7月 ・退役年次 :運行中 ・Reg. :9V-SKI
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1/500 Singapore Airlines AIRBUS A380-800 Reg.9V-SKA (Herpa)
1990年代初頭にAIRBUSさんが、それまでの大型機の主力“ボーイング 747型”に取って代わるべく、総2階建ての超大型機“A3XX”の開発をスタートさせ、これがのちのA380になります。 ちなみに開発順序的にはA330・340の次なのに、なぜ飛び番でA380へなったかの理由には諸説ありますが“総2階建ての機体断面形状が”8”に似ているから”って説が面白いですね、また”-800”も色々説がありますが、個人的には”最大座席数800席”から由来しているというのが一番シックリします。 同時期にボーイングさんやロッキードさん、はたまたスホーイさんまでもが同様の開発に挑みましたが結果断念、いかにハードルの高い構想かが判りますね。 エアバスさんも自体も開発に手こずり、計画スタートから原型機初飛行まで16年の歳月を要し、更に“ローンチカスタマー”である“シンガポール エアライン”への納機へは2年が必要でした。 そんな難産の末にやっと誕生した本機ですが、それまでの根本概念“Hub-&-Spoke(拠点間は航続距離の長い大型機で、拠点から地方間は小型機で運用)”を打ち破る、“Point-to-Point(長距離間の地方間を小·中型機で直接を結ぶ)”概念機材を、ライバルのボーイングさんが“787型”として具現化したことにより、更に“新型コロナウィルス パンデミック”による航空需要が急速に落ち込んだ事で、早々と生産終了となった悲劇の機種とも言えます。 初めて本機を見たのが、フランクのラウンジで本機への搭乗待ちをしていた時だったのですが、タクシーで目の前のブリッジに接続する為、どんどん近づいてくるときの迫力を今でも覚えています♪(スケール感が変すぎる〜 笑) 展示モデルはシンガポールエアラインさんの機内販売専用品で、同エアライン搭乗時に購入したモノです♪ 同社が複数運用するのA380の中で、この“9V-SKA”は2007年度に最初に納機された機体でだったのですが、前記のように過剰機材となり機齢10年という短さで引退してしまいました。製品自体は製造元のHerpaさんらしいソツのない出来ですが、何故か左主翼裏面のReg.印刷が省略されていたので、自作デカールを貼って対応しました(^^)/ 【模型資料】 ・模型メーカー:Herpa ・製品番号 :507141-002 ・製品タイトル:SINGAPORE AIRLINES Airbus A380-800 ・発売時期 :2007年 【実機資料】 ・運用会社 :Singapore Airlines ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A380-841 ・製造番号 :003 ・運用開始年次:2007年10月 ・退役年次 :2017年12月 ・Reg. :9V-SKA
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1/500 USAF B-52D “Stratofortress”
自由落下型核爆弾を運用するために開発された爆撃機で、基本的には大戦中の戦略爆撃機B-29のコンセプトを1950年台当時の技術で進化させたモノですね♪ 実戦参加したベトナム戦争の教訓で一部の機体は通常爆弾も搭載可能に改造、またG・H型等の後期型では巡航ミサイルの空中発射機能も付加され近代化されています。 機体デザインは先行するB-47”Stratojet“の物を基本的に踏襲し大型化、クラブランディング(横風着陸)を容易にするための、特徴的な”ダブル・タンデム型降着装置”もB-47のモノの発展型が装備されます。1962年に最終製造機が納機されて既に60年以上を経過するも、USAFではなんと2045年まで現役として飛ばし続けるとの発表がなされており、まだまだ見る機会の多い機体ですね♪ 展示モデルはイギリスのCORGIさんが”Showcase Fighting Machines“シリーズの一つとして販売したモノです。同シリーズは基本的に”同じサイズの箱”を使い戦車や戦闘機等の兵器を展開したもので、スケールはまちまちの”トイ“色の強い商品ですね。 航空機は全て”飛行形態“の為、降着装置はありません。 今回は塗装のやり直し、降着装置類・燃料タンクの自作追加、マーキング類を自作デカールへの置換えを行っています♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:CORGI ・製造国 :イギリス ・製品番号 :CS90334 ・製品タイトル:USAF Boeing B-52D_“Stratofortress” ・発売日 :不明 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :B-52D_“Stratofortress” ・Reg. :56-0585 ・製造番号 :17268 ・進空年月 :1956年 ・実機エンジン:P&W:J-57_x8 ・所属 :第307爆撃航空団
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1/500 NORTHWEST CARGO Boeing 747-200F
元イラン空軍“5-8117”として製造された機材でしたが、イラン革命により引き渡しは実現せず、代わりに今は無き“Northwest”さんの貨物部門“Northwest CARGO”さんが1983年に引き取った機材ですね。 その後本機は親会社である“Northwest”さんが“Delta Air Lines”さんと経営統合し消滅する2010年まで所属の後、一瞬(記録によると長くて2ヵ月間)だけ“KALITTA”さん所属となり同年2010年の10月に登録抹消となっています。 現役時代は成田空港へも良く飛んできていたみたいです♪ 展示モデルはebay上で“訳アリ投げ売り品”状態だったもので、思わず3つ購入してしまいました♪ で、“訳”は何かというと、ポリッシュ/クリア掛けボディのクリア層下へ“サビ”が大量発生し、まるで白カビが生えた様になってました~(笑) 商品説明によると、倉庫の片隅から“発見”されたデットストック品との事で、“開けたらこんなことになってました~!”との事でした。 購入後はクリア層を全剥離し再研磨、消えてしまった印刷部を自作デカール等で復活させてみました。 ホント“netmodels”さんモデルにはこの問題が多いと感じますが、機種選択が絶妙過ぎてま離れられませんね~♪ 【模型資料】 ・模型メーカー:netmodels ・製品番号 :- ・製品タイトル:Northwest CARGO Boeing 747-219F ・発売年次 :2004年 【実機資料】 ・実機メーカー:Boeing ・形式 :747-2J9F ・Reg. :N630US ・製造番号 :21668/400 ・進空年月 :1983年9月 ・退役年月 :2010年10月 ・エンジン :P&W/PW4056_x4
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1/500 JAL AIRBUS A350-900XWB
JALさんが加盟するのは、1999年に設立された、もう一つの航空連合“ONEEORLD”さんですね♪ スターアライアンスさん同様、ワンワールドさんでも加盟している航空会社の機材の中に、特別な“ONEworldカラー”に彩られた機材があります。 JALさんが運用する、このA359 Reg.JA15XJはその中でも最新の機材で2022年の3月から運用を始めました。 機体いっぱいに描かれた"ONEworld"の文字がカッコ良いですね♪ 展示モデルは、これまた“乗ったから欲しくなる”+“でも無いから作るしかない”シリーズで、F-toysさん製モデルをベースに製作しました♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :世界のエアライン…シンガポール航空-6 ・製品タイトル:シンガポール航空 エアバス 350-900 ・発売日 :2018年9月24日 ・価格 :¥626 【実機資料】 ・運用会社 :日本航空 ・実機メーカー:AIRBUS ・実機形式 :A350-941XJ ・製造番号 :543 ・運用開始年次:2022年3月 ・Reg. :JA15XJ ・エンジン :RR/Trent XWB-97_x2
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1/500 ANA Boeing 737-800 “STAR ALLIANCE”
1997年に設立した世界最大の航空連合“STAR ALLIANCE”さん、日本ではANAさんが加盟していますね。 そのスターアライアンスメンバーが運営する機材の中には、特別な“スターアライアンスカラー”に彩られた機材があります。モノトーンのシックなカラーリングがカッコ良いですね♪ 今回の機材“B738 regi.JA51AN”は2008年新造配置よりこのカラーリングで運行されている機材です。 展示モデルは“乗ったから欲しくなる”のコレクターの性で、全日空商事さんから出ている本機の商品(2機セット)を探したのですがどうにも入手できず、我慢できずにF-toysさん製モデルをベースにデカールを自作し製作しました♪ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :日本のエアライン3…ぼくは航空管制官-6 ・製品タイトル:ソラシドエア 737-800 ・発売日 :2019年9月30日 ・価格 :¥638 【実機資料】 ・運用会社 :全日本空輸 ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :737-881/WL ・製造番号 :33886/2607 ・運用開始年次:2008年5月 ・Reg. :JA51AN ・エンジン :CFM/CFM56-7B26E_x2
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1/500 ANA Cargo Boeing 767-300F
2014年から始まった、“ANA Cargo”さんと“ヤマト運輸”さんとのパートナーシップ強化による“沖縄国際物流ハブ活用によるビジネスモデルの拡大”を記念して、“ANA Cargo”さんが4機所有する(実際は全日本空輸所有機)B763Fの内の1機“JA605F”へ『クロネコマ−ク』と『OKINAWAマーク』をラッピングし運用した機体です♪ 残念ながら“ヤマト運輸”さんが“JAL”さんとのの提携発表に伴い本ラッピングも2022年1月末で無くなってしまいましたね(寂) この“JA605F”は4機運用する“ANA Cargo”さんのB763Fの内で唯一ウィングレットを装備した機体で、新造導入ではなくアメリカの“Florida West International Airways”さんより2014年に移籍してきた機材ですね♪ 展示機は、いつもの様に実機写真を撮った勢いで、手持ちの“F-oys”さんのモノをベースにデカール類を自作し製作したモノものです(^^)/ 【模型資料】(ベースモデル) ・模型メーカー:F-toys ・製品番号 :ANAウィングコレクション vol.5-5 ・製品タイトル:全日空_ボーイング767-300ER_トリトン塗装 ・発売日 :2017年3月27日 【実機資料】 ・運用会社 :ANA Cargo ・実機メーカー:Boeing ・実機形式 :767-381F/WL ・製造番号 :30762/1263 ・進年次 :2001年11月 ・Reg. :JA605F ・エンジン :GE/CF6-80B2C7F_x2
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