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フランス国鉄X4200型ディーゼル列車による国際列車再開 CooksContinentalTimetable June〜July 1974
CooksContinentalTimetable June〜July 1974 今回の一連のコレクションで、1974年のトーマス・クック時刻表が3冊手元にあります。 この号では、夏ダイヤでも特に、フランスの臨時列車にフォーカスをします。 フランス国鉄X4200型という、斬新なディーゼル列車をご存知ですか? この時刻表ではそのダイヤと、珍しく列車の写真が掲載されています。 このX4200型ですが、日本語で詳細な情報がなかったのでフランス語Wikiの頁を紹介します。 https://fr.wikipedia.org/wiki/X_4200 「オートラーユパノラミック」と呼ばれた、ドーム展望室付き流線形気動車で、両運転台のため単行運転が可能な作りになっています。 1959年に投入され、今回のダイヤでは「再投入」という言い方なっています。 ちなみに当時のダイヤは広告に詳しく乗っていますが、スイスのジュネーブ〜ディーニュの運転で、途中グルノーブルで昼食のための停車をしていたようです。 ちなみにこの列車が走る区間は、Alpazurと呼ばれていたようで、ジュネーブ〜ニースで、プロバンス鉄道も含めた広域観光路線だったようですね。ディーニュで運転がとりやめになっているように見えるのは、フランス国鉄とプロバンス鉄道の軌間が異なり、物理的に直通運転ができなかったようです。 #時刻表 #フランス #X4200型 #プロバンス鉄道
時刻表冊子 海外 CooksContinentalTimetable June〜July 1974 Thos.cook & Son, LTD.time_table
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TEEルーベンス号、メムリンク号運転開始 CooksContinentalTimetable Sep~Oct 1974
CooksContinentalTimetable Sep~Oct 1974 この号では、1974年〜1975年の冬ダイヤを紹介しています。 いろいろ調べてみると、この号に掲載されたTEEが、史上最大数だったということです。45往復ありました。すべて紹介できないのが残念ですが。 そのTEEについて、この号で新たに登場したのは、パリ〜ブリュッセルを走る2列車、ルーベンス号、メムリンク号でした。すでに同区間ではオワゾブルー(青い鳥)号、ブラバント号が運行されていたしたが、需要伸長による増便と思われます。 その他ピックアップ下見たのは、イギリスの優等列車。 国内を走るプルマンカーも華やかですし、伝統列車フライング・スコッツマン号もHST125に切り替わる前の時代のダイヤです。キングスクロスを10時丁度に出発するダイヤは、1862年から変わらない伝統だったようです。 #時刻表 #TEE #ルーベンス号 #メムリンク号 #オワゾブルー号 #ブラバント号 #プルマンカー #フライング・スコッツマン号
時刻表冊子 海外 CooksContinentalTimetable Sep~Oct 1974 Thos.cook & Son, LTD.time_table
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オスロ〜ベルゲンの急行新規設定告知、フランスSpecialT2の導入、ガスタービン列車の新規設定など ThomascookContinentalTimetable Nov. 1975
ThomascookContinentalTimetable Nov. 1975 この号でのトピックは、 ・フランスで、T2寝台車に新型が投入されました(Specia T2)。パリとフランス国内のリゾートを結ぶカートレインで運行開始。 ・フランス ターボトレイン(ガスタービン列車)が、リヨン〜アヌシー(エクスレバン経由)で運行開始 参考:ターボトレイン https://ja.wikipedia.org/wiki/ターボトレイン_(フランス) ・ノルウェー オスロ〜ベルゲンを6時間40分で結ぶ列車が設定されるよ、という記事。リプレイス対象は、609/610列車。トロルトーグと呼ばれている名物列車だったんでしょうか。1976年には廃止されたようです。フィンセ駅で65分の写真と食事のための長時間停車をしていたので白夜の観光列車だったんでしょうか? ・イギリス 食堂車からブッフェ車への切り替えを示唆した記事。主にロンドンミッドランド地方での話のようですが、当時から合理化がすすんでいたという記事。 #時刻表 #ターボトレイン #カートレイン #T2寝台車
時刻表冊子 海外 ThomascookContinentalTimetable Nov. 1975 Thomas Cook Limitedtime_table
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TEEラインゴルドからドームカー非連結。ICに2等車連結開始など ThomasCook ContinentalTimetable May ~June 1976
ThomasCook ContinentalTimetable May ~June 1976 この号でのトピックはいくつもありましたが、下記に絞って ・TEEラインゴルド号、エラスムス号からドームカーが外され、バーカーにリプレイスされています 参考:ドームカー https://ameblo.jp/marinehamakaze/entry-11920675966.html(個人サイト) ・TEEディアマント号(ブリュッセル〜ケルン)が廃止に。 ・オランダ国内のTEEで降るケータリングサービスを実施しているのはラインゴルド号だけとも記されています。 ・スペインTERがTalgoにリプレイス ここではマドリード〜アリカンテのTERがTalgo列車にリプレイスされた記事に沿ってダイヤを紹介。時刻表ではTER551列車となっていますが、欄外特記事項にはTalgoTrainと記載されるレアな組み合わせに。 参考:TER https://ameblo.jp/kiha17/entry-12078597114.html(個人サイト) ・この時期、西ドイツのICには、従来の1等車オンリー列車から、2等車連結列車が設定され始めています。最初に導入された路線はIC4号線(ブレーメン〜ハノーファー〜ミュンヘン)のドイツの「背骨」。見づらくて恐縮ですが、1等のみのICにまぎれて、ヤコブ・フッガー号、リーメンシュナイダー号、ノルドウィンド号が確認できます。 #時刻表 #ラインゴルド号 #エラスムス号 #ドームカー #TEE #ディアマント号 #TER #タルゴ
時刻表冊子 海外 ThomasCook ContinentalTimetable May ~June 1976 Thomas Cook Limitedtime_table
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ミュンヘンオリンピック開催時の臨時国際列車掲載 CooksContinentalTimetable May〜June 1972
CooksContinentalTimetable May〜June 1972 1972年ミュンヘンオリンピック開催前のクック時刻表です。 オリンピックですが、8月26日から9月10日まで開催されており、それにあわせた形でドイツ各地、各国からオリンピック特別列車が運転されていました。 オステンド、カレー、パリ、チューリヒ、モスクワ、ベオグラード、インスブルック、キール、サルツブルグといった国外、ミュンスター、ドルトムント、ウィスバーデン、シュトゥッツガルト、M.グラッドバッハ、フランクフルト、ニュルンベルグ、オーバーアマーガムの国内から列車が設定されていたようです。 その他トピックはTEEリグーレ号、メディオラヌム号が従来のイタリア国鉄のディーゼル特急から電気機関車牽引の客車特急に切り替わる件と、TEEモン・スニ号が9月30日をもってTEEではない一般特急になる件。 リグーレ号、メディオラヌム号で当時使用していたディーゼル特急については、 https://ja.wikipedia.org/wiki/イタリア国鉄ALn442-448気動車 モン・スニ号については、TEEでなくなったあとも1等車のみの特急としてしばらく運行された(車両はフランス国鉄の気動車)。 参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/モン・スニ_(列車) #時刻表 #ミュンヘンオリンピック #CooksContinentalTimetable #TEE #リグーレ号 #メディオラヌム号 #モン・スニ号 #ALn442-448気動車
時刻表冊子 海外 CooksContinentalTimetable May〜June 1972 Thos.cook & Son, LTD.time_table