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信越本線 地すべり災害にともなう迂回運転など 大時刻表 1978年 7月号
大時刻表 1978年 7月号 弘済出版社が刊行した大時刻表です。この年の5月20日に、新東京国際空港(成田空港)が開港しました。特集ページでは成田空港へのアクセス情報が仔細に説明にされています。 また、夏の臨時列車の紹介として、空きスペースを利用して?東北地方の海水浴列車が掲載されています。理由は不明ですが「かっぱ」とついた列車が多数設定されていますね。 最後に記録として、信越本線で発生した地すべりに伴う不通区間発生と、迂回運転等の情報も載っています。不通区間は妙高高原〜関山間で、当該区間を通過する列車は妙高高原、または関山で折り返し運転されていましたが、特急白山号においては、当時設定されていた3往復のうち1往復が上越線への迂回運転が実施されました。編成表にもその表記されていました。ちなみに他の2往復の白山号は長野、妙高高原で折り返し運転となっていました。迂回区間の停車駅は上り下り共に長岡、柏崎でした。 #時刻表 #国鉄 #特急白山 #成田空港 #かっぱ
時刻表 冊子 大時刻表 1978年 7月号 弘済出版社time_table
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大時刻表 1978年 11月号
大時刻表 1978年(昭和53年) 11月号 期せずして入手した一冊です。前オーナーの名残として、表紙には「日本住宅公団図書室」の印影と、持ち出しおことわりの手書きがあります。 さて、JR時刻表の前世代の時刻表は、A4サイズより若干小さいサイズのもので、持ち出しよりも机上利用に重宝する感じですね。 この号でダイヤ改正等大きな動きは見受けられなかったので、「国鉄線に乗り入れる私鉄線の列車時刻表」をピックアップしました。 ・長野電鉄 上野〜湯田中間 ※急行志賀号 ・富山地方鉄道 名古屋・大阪・神宮前〜立山間、名古屋・大阪〜宇奈月温泉間 ※北陸本線経由で急行立山号、高山本線経由で特急北アルプス号、むろどう号、うなづき号 ・大井川鉄道 浜松・静岡〜千頭間 ※快速すまた号、奥大井号 ・島原鉄道 小倉・博多・佐世保・長崎〜加津佐間 ※急行出島。急行は国鉄線のみ。 その他、名鉄の新名古屋駅の発車時刻表が掲載されているというなかなか目新しいものを見つけました。よくよく考えれば全国誌で新名古屋から利用開始する旅行者が多かったんだと考えれば、各駅停車まですべて掲載されて、運転パターンがわかるという意味では合理的な紙面だと思いました。 #時刻表 #鉄道 #急行志賀 #急行立山 #特急北アルプス #急行うなづき #急行むろどう #快速すまた #快速奥大井 #急行出島
時刻表 冊子 大時刻表 1978年 11月号 弘済出版社time_table
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登場直後の「はかた号」のダイヤ掲載など 西鉄高速バス時刻表 1991年1月号
西鉄高速バス時刻表 1991年1月号 表紙は、一般道区間を走るフェニックス号車両 ※フェニックス号は福岡〜宮崎だが、どの便の写真かは特定できず。 入手できないと思っていたものがヤフオクにでてましたので、即購入しました。 写真はありませんが、紙面内の広告のほとんどがバス車両(日野、三菱など)、バス部品、保険でした。お付き合い的側面を感じるものの、インターネットのない時代に、時刻表は優良メディアの地位にあったのだと実感。 1991年はバブル期の末期。その頃の高速バスは百花繚乱。新路線が次々と設定されていた時代でした。なかでも90年秋に登場した東京〜福岡線「はかた号」は、走行距離こそ他に譲るものの、最長走行距離の高速バスの代名詞として今日まで君臨しているレジェンドです。 登場当初は、西鉄と京王帝都電鉄が共同運行していました。 その他ピックアップしたのは、福岡〜長崎オランダ村の「ウィンドミル」号(1988年7月21日運行開始)。バス自体に華やかさはなかったものの、JR九州が「オランダ村特急号」を運行し始めた4ヶ月後に設定された路線。 バズ乗車場所案内も、天神バスセンター、博多駅交通センターの周辺には今はなき名称のビル、商店名があり、懐かしさがこみ上げてきます。 #時刻表 #西鉄 #高速バス #はかた号 #ウィンドミル号 #長崎オランダ村 #フェニックス号
時刻表 冊子 西鉄高速バス時刻表 1991年1月号 西日本鉄道株式会社自動車局time_table