アドマイヤ隕石/石鉄隕石
ようこそ地球へ!
遠い昔、遥か宇宙の彼方からの来訪者。
小惑星が何らかの要因で破壊され、マントルやコアの一部だったものが宇宙空間へと投げ出されたことが彼らの長旅の始まりとされます。
こちらは1881年にカンザス州で発見された石鉄隕石で、名を『アドマイヤ隕石』といいます。
鉄-ニッケルを主成分とする合金の中にオリーブ色の宝石「パラサイティック・ペリドット」が散りばめられています。
メタリックなボディに透明なペリドットという組み合わせがどことなくエイリアンチック。
やはり隕石というものは、地球産の鉱物たちとは一風変わった風貌をしているのですね。
地球外の出自でカンザス州に飛来してきたという点が、かの有名なマン・オブ・スティールをも連想させます。
宝石
鉱物標本
隕石
2018年
テッツァライト