Acanthopyge haueri
チェコ産の異なる個体の頭部および尾部の部分化石です。もし、モロッコ産の完全体標本であれば大変貴重な種類の三葉虫化石になります。また、かつてはLichas haueriやEuarges haueriと呼ばれ、リカスの代表種です。
採取された地層について調べてみると、ベロウン近郊のKoněprusyはデボン紀中期アイフェリアン期Choteč層からファコプス、ハルぺス、ティサノペルティスなど40種類近く見つかり、モロッコデボン紀の地層に極めて近似する環境であったと伺えます。
Lower Devonian
Koněprusy Kalk (石灰岩)
Koněprusy, Bohemia
Acanthopyge haueri (Barrande, 1846)
tatsutoy