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Hypagnostus parvifrons
一部欠けがある部分標本です。ただしボヘミア産の母岩が非常に硬質で、細部が良く観察できる標本です。別フロアPublicationsにて関連する資料を掲載致します。それによると、完全体はあまり見つかっていない種類の様で、嘘か誠か150年間で、12-35体だそうです。
Cambrian Jince Jince,Czech Republic Hypagnostus parvifronstatsutoy
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Paradoxides bohemicus
頭部部分化石で、完全体であれば20㎝近くなります。ボヘミアで初期に研究された三葉虫の一つです。カンブリア紀の三葉虫はサイズが大きい種類も多く、この時代は三葉虫にとって捕食者が少なく住みやすい環境であったとされます。右となりの化石は座ヒトデという、海底に張り付いたまま生活する棘皮動物です。 (種名:Stromatocystites pentangularis Pompeckj)この座ヒトデもカンブリア紀以降は、捕食者が増えたためか、他の生物に固着するようになってゆき、古生代の終わりに絶滅してしまい現在は見る事が出来ない生物です。
Middle Cambrian Jince Jince,Czech Republic Paradoxides bohemicustatsutoy