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CLIMAX クライマックス(2018/フランス・ベルギー)
原題:CLIMAX 監督:ギャスパー・ノエ 出演:ソフィア・ブテラ ロマン・ギレルミク スエリア・ヤクーブ ジャンル:スリラー 時間:97分 【STORY】 1996年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた22人のダンサーたちが人里離れた廃墟に集まり、アメリカ公演のための最後のリハーサルを終え、打ち上げパーティを始めたダンサーたちは、爆音ミュージックに体を揺らしながら、サングリアを浴びるように飲んでいたが、そこにはLSDが混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。一部の者にとっては楽園だがほとんどの者にとっては地獄の世界と化していくダンスフロア。理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか・・・? 【COMMENT】 まさに人を選ぶギャスパー・ノエ監督作品。オープニングでいきなりのラストシーンにエンドロール、長回し撮影や画面の反転などギャスパー・ノエ監督ならではの独創的な映像描写はもう衝撃的すぎでした。ストーリー自体もただただお酒の中に薬を混ぜられてみんなおかしくなりましたよっていうだけの内容で正直面白いと思わなかった。特に、序盤はダンサーたちの下ネタを延々と聞かされ、そして中盤からラストまでラリったダンサーたちが繰り広げられる狂乱の地獄絵図はもう最悪。多少の犯人捜しなどミステリー要素が入っていますが、大半は狂ったダンサーたちの所業を観続けるだけで苦痛しかなくしんどかった。97分とわりかし短い上映時間なのに、体感的には3時間ぐらいに感じました。 ただし、序盤と中盤にある長回しのダンスシーンはホント素晴らしい!特に序盤のCERRONEの「SUPERNATURE」に合わせて踊るダンサーたち、あれは何度観ても魅入ってしまうほどの中毒性で、まさに『観るドラッグ』といっても過言ではありません。ストーリーは捨ててもこのダンスシーンだけは絶対に観てほしいなと思います。 【私的評価】60/100
映画ソフト ハピネット ¥4800 (税別)take
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エル ELLE(2016/フランス)
原題:ELLE 監督:ポール・ヴァーホーヴェン 出演:イザベル・ユペール ロラン・ラフィット アンヌ・コンシニ ジャンル:サスペンス 時間:131分 【STORY】 新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェルは、一人暮らしの瀟酒な自宅で覆面の男に襲われる。その後も、送り主不明の嫌がらせメールが届き、誰かが留守中に侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲を怪しむミシェル。父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった。 【COMMENT】 好き嫌いがはっきり分かれる作品です。イザベル・ユペール演じる主人公ミシェルをはじめ、登場してくる人物すべて頭がおかしい(表と裏の二面性の顔を持つ)奴らばかりで、彼らの異常な行動に理解に苦しみます。それなのに、ストーリーは淡々と進んでいくもんだから、誰にも感情移入ができず取り残されたような感じになってしまいます。登場人物たちの行動原理や関係性を深掘りしていけば、この作品の面白さがでてくると思いますが、そこまでしようとする気がまったくおきません。ただ、還暦を迎えているイザベル・ユペールの身体をはった迫真の演技だけは素晴らしかった! 【私的評価】 50/100
映画ソフト ギャガ ¥4800 (税別)take
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カメラを止めるな!(2017/日本)
原題:カメラを止めるな! 監督:上田慎一郎 出演:濱津隆之 真魚 しゅはまはるみ ジャンル:ゾンビ・ホラー・コメディ 時間:96分 【STORY】 とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずにテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。 【COMMENT】 「最後まで席を立つな。この映画は二度はじまる」というキャッチコピー通り、本作は斬新な2部構成になっています。前半はB級いやZ級ゾンビ映画でチープな内容に所々で感じる演出の違和感に邦画のクオリティの低さに辟易しながら観てたのだけど、後半からそれが意図してつくられたものだと気づいた時にこの作品のクオリティの凄さに圧倒されてしまいました。37分にわたるワンシーン・ワンカットの撮影、そして前半に感じた違和感を後半で全て伏線回収している秀逸なシナリオ。鑑賞後、この上ない感動と爽快感をえること間違いなし!まだまだ邦画も捨てたもんじゃないですね。 この作品は見た目のゾンビ映画の仮面をかぶった、映画製作を通して家族愛や登場人物たちの成長を描いた感動の傑作作品です。邦画嫌いな人にも是非観てほしい作品で、万人にオススメしたい作品です。 【私的評価】 90 / 100
映画ソフト バップ ¥4800 (税別)take
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ストーン・フリー(超像可動)
第6部主人公 空条徐倫が操るスタンド。能力はシンプルな糸のスタンドで徐倫自身の指先から伸びる糸を自在に操作し、攻撃だけでなく操作次第では多様に応用することができる。人型の近距離パワー型のスタンドで、ラッシュ時の掛け声は父承太郎と同じ「オラオラオラオラオラァ!!」である。 超像可動シリーズ第6部の第1弾フィギュアはこのストーン・フリーでした。第6部は好き嫌いが激しい部で他のシリーズに比べ人気がなくフィギュア化が心配されましたが、無事リリースされてひとまず安心でした。当時はあまり売れてはなかったですが、今では主人公空条徐倫と並んでプレミア価格になりつつありますね 原型製作:PROGRESS & N.E サイズ:約16cm #超像可動
ジョジョの奇妙な冒険 MEDICOS ¥4800 (税別)take
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空条承太郎・サード(超像可動)
ジョセフ・ジョースターの孫であり、第3部の主人公である空条承太郎。圧倒的な力とスピードを併せ持つ物理的では最強のスタンドである『スタープラチナ』を操る。この超像可動シリーズでは三度目のカラバリであり、空条承太郎の説明についてはもう不要であろう。いくら人気があるといってももうこれ以上のカラバリはないであろう。否、そうあってほしいものだ。それよりも、そろそろ新規モデルでリリースしてほしいなと思います。 原型製作:PROGRESS サイズ:約16cm #超像可動
ジョジョの奇妙な冒険 MEDICOS ¥4800 (税別)take
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シーザー・アントニオ・ツェペリ・セカンド (超像可動)
第2部の主人公ジョセフの仲間であり、ウィル・A・ツェペリを祖父とする波紋戦士。ジョセフとはいがみ合いながらも柱の男を倒すために、次第に親友と呼べるほど信頼関係を築いていった。武器はシャボン玉を媒介した波紋攻撃で、『シャボンランチャー』や『シャボンカッター』を駆使して柱の男たちを苦しめた。ワムウとの死闘は今でも熱く語ることができる名場面である。 人気のシーザー・ツェペリのカラバリモデル。衣装がアニメ・カラーに準じているので、アニメから入った方には、セカンド・モデルの方がしっくりくるのかな。でも、髪の色はやっぱり金髪ですよね。今ではプレミア価格まで高騰しています。 原型製作:PROGRESS サイズ:約16cm #超像可動
ジョジョの奇妙な冒険 MEDICOS ¥4800 (税別)take