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Canon EOS 10QD
Canon EOS 10QD いよいよ我が家のカメラ達も、第6弾目となりました。 全機種に続いて、キャノンが続きます。 当時、一眼レフカメラに君臨していたのは、以前に紹介した、ミノルタX700kから進化発展を遂げた「ミノルタ α7700i」でした。 キャノンは、総力を挙げ、「ミノルタ α7700i」を凌駕する為に開発をつづけ、1990年3月満を持して発売されたのが、「EOS 10QD 」でありました。 EOS 10のネーミングですが、初代EOS650から数えて10代目のEOS!ということらしいです。 このEOS10QDに盛り込まれた機能はすさまじく、ことごとく名機「ミノルタ α7700i」をしのぐ性能であったようです。 今では当たり前になっていますが、カメラ本体の上部から内装のフラッシュがポップアップしてくるのも、このEOS10QDが、最初だった様です。 フィルム一眼の華やかかりし時代の名機ですね。この我が家の「EOS 10QD 」には、フィルムが入ったままになっています。現像に出せば何が出てくるのでしょうかねぇ~。 【EOS 10QDの製品概要】 発売年月 : 1990年(平成2年)3月 発売時価格 : 140,000円(EF35-135mm F4-5.6USM付き) 90,000円 (ボディ) 距離センサーに、新開発のマルチBASISと名付けた3点自動測距/任意手動選択測距が可能のオートフォーカス機能を搭載したEOSシリーズの主力機種。 AFモードは、ワンショットAF/動体予測AIサーボAFで、撮影モードを全自動にセットしておくと、マルチBASISからの信号によって、被写体が静止しているのか動いているのかを判別し、自動選択される仕組みになっていた。 3点測距のフォーカスポイントは、ファインダー視野内のLED(赤色)点灯で、容易に確認できるようになっており、任意手動選択の場合にはボタンを押しながら、電子ダイアルを操作するだけで、3点のフォーカスポイントを自由に選ぶことが出来た。作例ブックにあるバーコードをカメラにインプットすると撮影モードの設定/変更ができる入力機能も備えていた。 型式 : 35mmフォーカルプレーンシャッター式マルチモードAF一眼レフカメラ 画面サイズ : 24×36mm 標準レンズ : EF35-135mm F4-5.6USM マウント : EFマウント AF方式 : TTL位相差検出方式(ズレ検出)、AFモードはワンショット式/動体予測/AIサーボAF=撮影モードを全自動に設定すると被写体が静止しているのか動いているのかを自動検知してワンショットAFかAIサードAFに自動選択する、ワンショットにセットされた場合でも常時測距が継続し、被写体が移動を開始した時点で再び動体予測・AIサーボAFにと自動的に切り替わる、AF検出範囲はEV0~18(ISO100)、測距センサーにマルチBASIS使用(3点自動/任意測距が可能) シャッター : 縦走行の電子制御式フォーカルプレーン・1/4000~30秒・B・X=1/125秒(ホットシュー式)、シャッター秒時は1/2段制御/設定可能、電子制御セルフタイマー内蔵(LED点滅表示)、1秒~23時59分59秒/2~36コマ制御のインターバルタイマー内蔵 ファインダー : ペンタ固定アイレベル式、倍率0.74倍、視野率92%、全面ニューレーザーマット ファインダー情報 : AF測距用マーク(3点測距スーパーインポーズ表示枠=測距点選択により赤色LED点灯)、シャッタースピード値、絞り値、深度優先AE、手振れ警告、AEロック、露出補正、合焦、スピードライト充電完了、部分測光、マニュアル露出レベルなど 測光・露出制御 : 複合型SPC素子使用、TTL開放測光シャッタースピード優先式AE/絞り優先式AE/深度優先AE/シフト可能インテリジェントプログラムAE/イメージセレクト機能/バーコードモード/メータードマニュアル、測光感度分布特性=画面8分割評価測光/中央部分測光(画面中央約8.5%部=AEロック可能)、露出補正とオートブラケティング=1/2スッテプで±5段階可能、測光連動範囲はEV‐1~20(ISO100:F1.4)、フィルム使用感度域はISO6~6400、9回までの予約多重露出可能、カスタムファンクション=15種設定可能 外部LCD表示 シャッタースピード値、絞り値、フィルム感度、深度優先AE、日付、インターバルタイマー数値、年、月、AFモード、ファンクション表示、露出補正値、オートブラケティングステップ値など各種完備 内蔵スピードライト : ペンタ部内蔵オートリトラクタブル(自動開閉)式、フィルム面反射測光によるTTL自動調光制御(逆光・低輝度自動検知自動発光)、ガイドナンバー12(ISO100・m) 使用電源 : 6Vのリチウム電池2CR5型1個 フィルム装填・給送 : フィルム位置合わせ、裏蓋閉じて自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ、ワンショットAF/マニュアル時=最高約5コマ/秒、AIサーボAF時=最高約3コマ/秒と1コマ フィルム巻き戻し :内蔵モーターによる完全自動式(途中巻き戻し可能) 大きさと質量 : 158×106×70mm、625g(ボディ)
カメラ Canon コヤマカメラta-ke
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Canon EOS650
Canon EOS650 我が家のカメラ達、第五弾! キャノン・イオス 650です。 だんだんと現代のカメラのフォルム近づいてきました。 当時、人気機種で、憧れの存在のカメラ。私個人としても、初めてのキャノンのカメラと言う事でハイテンションだった事を覚えています。 キャノンの交換レンズ群は種類も豊富で、高精度の優れたものが多かったのも魅力で、中でも当時作動音が静かなウルトラソニックレンズは少し価格が高かったのですが魅力的でした。とはいえ、いくら魅力的な交換レンズが揃っていても、経済的に何本も買える筈もなく夢の商品となっていました。 しかしながら、EOS650から始まったEFマウントは最新のデジタルカメラへと続いており、互換性が保たれているので、当時の交換レンズを新しいデジタルカメラに着装して使う事が出来るのです。うれしいですね。でも、我が家には、キャノンのデジタル一眼カメラはありません。ああ、無常・・・。 この、EOS650,今でも十分現役活動は出来るのですが早期退職をして今ではひっそりと老後生活を送っています。 【では、カメラのデータです】 発売年月 : 1987年(昭和62年)3月 発売時価格 : 118,000円(EF35-70mm F3.5-4.5) 80,000円(ボディ) キャノンの自社製の高感度、高微細性 で高精度AFが実現できる測距センサーのBASISを完成、スーパーマイクロコンピュータ等の最新技術を積極的に導入し、比類ないオートフォーカスを実現、EOS 650として発売した。AF駆動は、それぞれのレンズにマッチしたモーターをレンズ内に持ち、ボディとの伝達は信号のやり取りだけという理想的な方式を採用した。高トルクで駆動音もなく、スッと止まる高速、高精度な超音波(ウルトラソニック)モーターの開発にも成功し、キヤノンの独自路線によるAF35mm一眼レフ構想のEOSシリーズがスタートした。 EOS 650 QD(1987年9月発売)は、EOS 650をデート機構付き背蓋とした機種。 型式 : 35mmフォーカルプレーンシャッター式マルチモードAF一眼レフカメラ 画面サイズ : 24×36mm 標準レンズ : EF35-70mm F3.5-4.5、EF50mm F1.8 マウント : 内3爪バヨネット式(取り付け回転角60度)、内径54mm(外径65mm)、フランジバック44mm、完全電子化8接点付き=EFマウント(以下EFマウントという) AF方式 : TTL位相差検出方式(ズレ検出)、AFモードはワンショット/連続AF=随時レリーズ可能、AF検出範囲はEV1~18(ISO 100) シャッター : 縦走行の電子制御フォーカルプレーン・1/2000~30秒・B・X=1/125秒(ホットシュー式)、電子制御セルフタイマー内蔵(LED点滅表示) ファインダー : ペンタ固定アイレベル式、倍率0.8倍、視野率94%、全面ニューレーザーマット ファインダー情報 : AF測距用マーク、合焦、部分測光範囲、マニュアル、部分測光表示(AEロック)、シャッタースピード値、絞り値、深度優先AE、スピードライト充電完了、露出補正 測光・露出制御 : 複合型SPC素子使用、TTL開放測光シャッタースピード優先式AE、絞り優先式AE、プログラム式AE、深度優先AEおよび定点連動マニュアル、測光感度分布特性=画面6分割評価測光/中央部分(画面中央 約6.5%部)測光(AEロック機能付き)、露出補正±5EV(1/2ステップ)可能、測光連動範囲はEV1~20(ISO 100:F1.4)、フィルム使用感度域はISO 6~6400 外部LCD表示 : シャッタースピード値、絞り値、AFモード、フィルム在否、フィルム給送、フィルム巻き上げ完了、撮影モード、巻き上げモード、バッテリーチェックなど 使用電源 : 6Vのリチウム電池2CR5型1個 フィルム装填・給送 : フィルム位置合わせ、裏蓋閉じで自動セットされるオートローディング、内蔵モーターによる自動巻き上げ、約3コマ/秒と1コマ(スイッチカバー内の巻き上げモード選択ボタンによる) フィルム巻き戻し : 内蔵モーターによる完全自動式(途中巻き戻し可能) 大きさと質量 : 148×108×68mm、660g
カメラ Canon コヤマカメラta-ke