BLUE Skye PlayingCards
Blue Skye Playing Cards by UK Magic Studios and Victoria Skye
楽しいデックです。
錯覚‼ 錯視‼
このデックのコンセプトは錯覚です。デックの封を切る前からコンセプトが解ります。バックデザインを見れば一目瞭然! 横に伸びるラインが斜めになっています。斜めですよね? え? 違うの? 斜めじゃないの? そう、目の錯覚です。不思議ですね~。
1年以上の制作期間を経て、UK Magic Studiosはブルースカイのデックを発表することになりました。
2017年、ヴィクトリア・スカイによって錯覚アート「Skye Blue Cafe Wall Illusion」が、発表されました。
※ヴィクトリア・スカイは香港に拠点を置く
高層高級マンションのデベロッパーの様です。
この作品は、Facebookやマスコミによって拡散され、何百万もの「いいね!」、「シェア」、「レビュー」があり、素晴らしいアート作品として人気を博しました。
UK Magic StudiosのMarc Lavelle氏は、このアート作品をトランプのデザインにすることを目指しました。そして、ついに、ヴィクトリアの許可を得て、ブルースカイのPlayingCardsは発売されることとなりました。
しかし、このデックはただの珍しいというだけのデックではありません
マジシャンやカーディストのためにデザインされているのです。
その特徴をまとめてみます。
ケース
ケース表はブルーを基調にしています。よーく見ると、あの錯覚画が描かれています。ブルースカイというデック名以外にも、CASINO GRADE PLAYIUN CARDSと品質を謳っています。それと、このデックの特徴も、ILLUSION BACKと明記。そして、”INSPIRED BY THE OPTICAL ART OF Victoria Skye”ビクトリアへのオマージュの言葉が、綴られています。
バックは勿論、このデック一番のセールスポイント、OPTICAL ART(あの、錯覚画)が描かれています。
カード
裏のデザインはケース裏と同じOPTICAL ARTです。エッジは白いボーダーになっています。バックでのファンは中々見応えがあります。
不思議な感覚なのですが、このバックは錯覚を利用したワンウェーバックになっています。上手く出来ています。
フェイスは、まず、スペードのエースです。2枚あります。これがまたよく出来ていて思わずうなってしまいました。面白い演技が出来ます。演者からしてみると、使うのが楽しいですね。
スペードのエース以外は、スタンダードフェイスになっているので、マジックにも使い方を限定されることなく、使いやすい構成になっています。
ジョーカは2枚ですが、うち1枚のジョーカーには、アナモルフィック錯視(アップしている写真を参照)が描かれています。
もう一つ、赤/青のダブルバックが付いています。
驚くべき独創的なBLUE Skyeは、仕掛け満載のたのしい、面白い、ユニークなスーパーデックです。
このデックはUSPCCのクラッシュストックで印刷されておりマジシャンやカーディストの要求にも十分満足してもらえるでしょう。、
少し気になるのは、バック側にそる癖がついているように思います。私のデックだけかもしれませんが。
参考レビュー動画:https://www.youtube.com/watch?v=9OIZtIBBWgk
カード総数56枚
レギュラーカード 52枚
ジョーカー 2枚
赤/青のダブルバックカード 1枚
Produced by UK Magic Studios
Designed byPhill Smith
Manufactured by The United States Playing Card Company
Made in USA
UK Magic Studios
2020年
1400円位
ta-ke