-
1/18 Replicarz ジョニーライトニング PJ コルト
1970 Indy 500 Winner Al Unser Sr 1970年インディ500優勝車。 ドライバーはアル・アンサーです。 ミニカーメーカーとして知られるジョニーライトニングがスポンサーについておりますね。 幼少期はホットウィールと共によく遊んでおりました。 正直この時代のインディカーにはあまり詳しくありませんが、タービンカーなどと同様とても面白いフォルムの車が多いですね。 左右非対称の歪なフォルムがF1ともまた違い非常にカッコいいです。 なかなかモデル化に恵まれないオールドインディカーですが、知る人ぞ知るアメリカのレプリカーズというメーカーからこっそりとリリースされました。 生産数も非常に少なく、即売り切れたそうです。 なかなか自分では購入することができないため、とある方を通して入手しました。 レプリカーズのモデルは少量生産なこともあり、ダイキャストではなくレジン製となっておりますが、文鎮と揶揄されるプロポーションモデルではありません。 タイヤも回転しますし、エンジンカウルも外す事ができます。 クオリティ差がかなり激しいメーカーではありますが、これは非常に良くできておりますね。
インディカー レプリカーズszk
-
1/18 Replicaz シャパラル 2J
1970 Cam-Am Vic Elford 室外機かグラボに車輪がついたような見た目のこのマシン。 グランツーリスモなどで目にした方も多いかもしれません。 知名度も高いと思うので、今更説明不要だと思いますが元祖ファンカーです。 実際この技術はかなり優れており、圧倒的なパフォーマンスを見せた為、小石が飛んできて迷惑という名目で速攻封印されました。 それに愛想を尽かし、シャパラルはカンナムシリーズから撤退します。 一度エグゾトからリリースされるというアナウンスがありましたが、料金未払いだかなんだかでお蔵入りされてしまいましたね。 正直歴史やマシン自体の面白さを加味しても、カッコいいとは言えない風貌ですので、今後出ることはないだろうと思っていたのですが、新興メーカーであるアメリカのレプリカーズがシャドウ DN4に続きモデル化してくれました。 レジン、ABS、メタルパーツのマテリアルモデルですが、重さはAaのコンポジットモデルよりもありますね。 これでドア開閉やステア機構もあれば言うことなしなのですが、流石にそれは望みすぎかもしれません。 限定数は公開されていませんが、家族経営の小さなメーカーですので相当少ないかと思います。 痒いところに手が届くというか、マニア目線のラインナップをしてくれるので個人的には最も注目しているメーカーです。
Cam-Am レプリカーズszk
-
1/18 Replicarz STP パクストン ターボカー
1967 Indy 500 Parnelli Jones コクピット横にヘリコプター用のガスタービンエンジンが鎮座した、非常にユニークなレースカーです。 こういったぶっ飛んだアイデアカーの中では比較的成功した部類で、レース終盤にギアボックストラブルでリタイアするまでトップを独走しています。 ガスタービンエンジンのポテンシャルを恐れた主催者は翌年幅な吸入空気量制限を行い、実質インディ500からは追い出されてしまいます。 その後このエンジンに注目したロータスF1チームのコーリン・チャップマンが採用しますが、レスポンスが悪いという特性から、インディ500で見せたような活躍はできませんでした。 モデルは近年巷で注目されているアメリカの新興メーカー、レプリカーズの作品です。 レジン製でありながらフルギミックという完成品ミニカーとしては珍しい構成となっております。 大量生産が常のダイキャストミニカーと比べ、細かいところまで目が行き届いているというか、配線やデカールの位置などが実車に忠実です。 まるでプロモデラーが作成したキットのような雰囲気ですね。 国内ではなかなか手に入りませんが、今後が楽しみなメーカーです。
インディカー レプリカーズszk
-
1/18 Replicarz シャドウ DN4
1974 Can Am George Follmer 元ドラッグレースドライバー、ドン・ニコルソンが立ち上げたシャドウ・レーシング・カーズ。 異形のマシンを数多く作り上げたコンストラクターですが、あまりにも、先鋭的すぎた為、成績はなかなかついてきませんでした。 そこで超有名デザイナー、トニー・サウスゲートを起用し、手堅く作り上げたのがこのDN4。 流れるようなボディラインに漆黒の車体が非常にマッチしてますね。 同デザイナーが設計したF1マシン、ロータス79を彷彿とさせます。 チャンピオンカーではありますが、人気が落ちたあとのカンナムシリーズということもあり、知名度はイマイチ。 正直1/18スケールで拝めるとは思っておりませんでしたが、アメリカのレプリカーズがレジンフルギミックという形でモデル化してくれました。 新興企業ではありますが、他にもSTP タービンカーやシャパラル2Kなどマニアックなマシンを手掛けておりますね。 レジン製という事で不安でしたが、エンジン部は精密ダイキャストモデルと比較しても見劣りしません。 また足回りもそこそこ再現されており、タイヤもしっかり回転します。 文鎮と揶揄されるレジンモデルですが、ここまで作り込んでくれるなら全然ありですね。 今後ローラT333やシャパラル2Jなど更にマニアックなモデルもリリースされるそうなので、今から期待大です。
Can-Am レプリカーズszk