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1/18 Mattel Elite フェラーリ 512S スパイダー
1971 Daytona 24 Hours 2rd Ronnie Bucknum / Tony Amamowicz フォードGTを締め出す名目で排気量規制が行われ、同じクラスで参戦していた330P4も追い出されてしまいました。 これにエンツォが激怒し、次年の1968年シーズンは不参加でしたが、その翌年に最低精算台数が25台に飽和され、この512Sを開発しました。 ポルシェは先んじて917シリーズを投入、これが言わずと知れた最強マシンでしたので、フェラーリは影に隠れがちでしたが、それでも唯一張り合えていたマシンと言えるでしょう。 モデルはマテル製、一見悪くないように見えますが、実車と見比べるとイマイチ似ていません。 フロントがぼってりとしており、タイヤが大きすぎる気がしますね。 ただ、前後カウルが外せるギミックは非常に好印象です。 フロントの配線やエンジン周りもマテルにしてはだいぶ頑張ってると思います。 正直手に入れようか迷っていたのですが、最近エリートシリーズの高騰が凄まじいので、定価付近で買えるうちにということで購入しました。 ニック・メイスン所有モデルなど色々な仕様がありましたが、やっぱりクラシックフェラーリはNARTがいいですね。
プロトタイプ マテルエリートszk
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1/18 Mattel Elite フェラーリ 333SP
1999 Sebring 12 Hours Max Angelelli / Didier de Radigues / Anthony Lazzaro 1973年の312PB以来フェラーリはスポーツカーレースから退いておりましたが、MOMOの社長であるジャンピエロ・モレッティの提案で21年振りに参戦することになりました。 と言ってもワークス参戦という形ではなく、あくまでプライベーターへ供給、サポートを名目としておりました。 F92Aを起源にもつF50用自然吸気V12エンジンをチューンし、ダラーラ製のシャーシに搭載。 出来上がったのがこの333SPというマシンです。 ポルシェ962のように数多くのプライベーターに供給され、長い間スポーツカーレースを席巻しました。 ただ、このマテルエリートのモデルは333SPの輝かしい戦歴の中ではイマイチパッとしないセブリング58位の車両を再現しております。 セブリングでは何度も優勝しているのになぜ1999年を選んだのか…。謎です。 オリーブガーデンのグリーンで塗られたフェラーリというのはなかなか新鮮ではあるのですが。 モデル自体は通常版と比べると別物と言えるほど手が加えられております。 デカールの上にしっかりとクリアが吹かれているのが好印象です。 だからこそぶっとい牽引フックがちょっと目立ちますね。
プロトタイプ マテルエリートszk
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1/18 MATTEL ELITE フェラーリ F2002
2002 フランスGP優勝 ミハエル・シューマッハ ちょっと高級なエリートシリーズのモデルです。 フランスGP仕様なので、タバコ規制カラーとなっております。 コレクターとしてはマルボロ仕様にしたくなってしまいますが、やはり史実を曲げるわけにはいきませんね。 このフランスGP出場車の実車が最近オークションに出され、近代F1史上2番目となる金額がついたそうです。 ちなみに歴代1番は同じくシューマッハがドライブしたF2001だそう。 セナやマンセルのマシンの方が人気なイメージでしたので意外です。 このマシンの落札額は7億4000万だったそう。 なんかそう聞くと意外に安く思えてしまいます。 いや、決して安くはないのでしょうが、250GTOなどを筆頭としたビンテージフェラーリが50億越えなのを考えると、そんなもんなん?と思ってしまいますね。
F1 マテルエリートszk
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1/18 Mattel Elite フェラーリ 458 イタリア GT2
AF CORSE Le Mans 2011 クラス優勝 Giancarlo Fisichella / Gianmaria Bruni / Toni Vilander 出来の悪さに定評のあるマテルですが、末期のモデルは京商と同程度のクオリティまでレベルアップしています。 特にエンジン部は近年のオートアート以上の細かさですね。 逆に外装はインテークが抜けていなかったり、リベットがデカールだったりでイマイチな印象です。 エリートもやっとここまできたかというタイミングで版権がブラーゴに移ってしまい、今後のフェラーリのダイキャストモデルには期待できなくなってしまいました。
GT マテルエリートszk
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1/18 MATTEL ELITE フェラーリ F2001
2001 ワールドチャンピオン ハンガリーGP ミハエル・シューマッハ 通常のマテルの定価2倍以上するエリートシリーズのモデルです。 通常のものは特に指定のグランプリ仕様などは作り分けませんが、エリートシリーズは明確に作り分けています。 また、各ディテールもクオリティアップがなされております。 ・ドライバーフィギュアをオミットしエッチングのベルトに置き換え ・サスペンション各部にカーボン柄デカールの貼り付け ・ピトー管を細い金属製のものに置き換え ・ホイールにバルブ設置 ・カウル各部にリベット設置 目立つところでこれだけあるので、流石に見違えます。 ミニチャンプスのF1シリーズより一回り上な印象ですが、それでも2万近い定価はやり過ぎですね。 もちろんタバコデカールは別売りです。 エッフェからエリート専用品がリリースされていたので、比較的簡単にマルボロ仕様にすることが出来ました。 やはり、F2001のローノーズはカッコいいですね。 シューマッハ黄金期のマシンでは、個人的には1番好きなスタイルです。
F1 マテルエリートszk