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1/18 PMA ポルシェ 917/20
1976 Hockenheim Vic Elford ル・マンから事実上の追い出しをくらったポルシェが次に目をつけたのが北米のカンナムシリーズ。 5リッターV12エンジンにツインターボを搭載し、そのパワーは1000馬力にもなりました。 当然ながらカンナムシリーズでも猛威を奮い、この年限りで追い出されております。 のっぺりしたデザインですが、イェーガーマイスターカラーが非常に映えますね。 ミニチャンプスとしても最高潮の精密さを誇ります。 特にエンジン部の出来は、エグゾトと比べても劣らないクオリティと言えます。
Can-Am ミニチャンプスszk
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1/18 Replicarz シャドウ DN4
1974 Can Am George Follmer 元ドラッグレースドライバー、ドン・ニコルソンが立ち上げたシャドウ・レーシング・カーズ。 異形のマシンを数多く作り上げたコンストラクターですが、あまりにも、先鋭的すぎた為、成績はなかなかついてきませんでした。 そこで超有名デザイナー、トニー・サウスゲートを起用し、手堅く作り上げたのがこのDN4。 流れるようなボディラインに漆黒の車体が非常にマッチしてますね。 同デザイナーが設計したF1マシン、ロータス79を彷彿とさせます。 チャンピオンカーではありますが、人気が落ちたあとのカンナムシリーズということもあり、知名度はイマイチ。 正直1/18スケールで拝めるとは思っておりませんでしたが、アメリカのレプリカーズがレジンフルギミックという形でモデル化してくれました。 新興企業ではありますが、他にもSTP タービンカーやシャパラル2Kなどマニアックなマシンを手掛けておりますね。 レジン製という事で不安でしたが、エンジン部は精密ダイキャストモデルと比較しても見劣りしません。 また足回りもそこそこ再現されており、タイヤもしっかり回転します。 文鎮と揶揄されるレジンモデルですが、ここまで作り込んでくれるなら全然ありですね。 今後ローラT333やシャパラル2Jなど更にマニアックなモデルもリリースされるそうなので、今から期待大です。
Can-Am レプリカーズszk
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1/18 EXOTO ポルシェ 917/30
1973 Can-Am Winner マーク・ダナヒュー ル・マンから追い出されたポルシェ917が次に目をつけたのが、当時人気を博していたCam-Amシリーズ。 1100馬力を誇るツインターボエンジンを搭載したこのモンスターマシンは1973年のCam-Amシリーズを席巻。 翌年は強すぎるポルシェを締め出すため、ターボカーの燃料搭載量に制限を設けましたが、それが人気の低下に繋がり、この年限りでシリーズそのものが終焉を迎えることになります。 モデルは超絶クオリティーでおなじみのエグゾト製。 今でこそ、これを超える定価10万越えのXSシリーズなどがありますが、それを除けば精密度の頂点に達した作品だと思います。
Can-Am エグゾトszk