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Electric Light Orchestra / Out Of The Blue
Electric Light Orchestra / Out Of The Blue UK 1977 United Artists Records–GXG 25~26 2×Vinyl Gatefold #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Electric-Light-Orchestra-Out-Of-The-Blue/release/3073973 https://www.instagram.com/p/B933XWCpojQ/ 「Electric Light Orchestra」2枚組の大作でコンセプトアルバムながら大ヒットし当時、100万枚売り上げたモンスターアルバム、「Out Of The Blue」1977年作、 ジェフ・リンのきらめくようなポップ・センスが満載のアルバムで何処を聞いてもジェフ・リン節が炸裂、 長岡秀星によるSF宇宙船を描いたジャケットデザインも優秀、 https://youtu.be/j0a2dCIbQTU Sweet Is The Night
ポップロック United Artists Records 1977年strange
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Jefferson Starship / Dragon Fly
Jefferson Starship / Dragon Fly US 1974 Grunt–RCA-6256 日本盤 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Jefferson-Starship-Dragon-Fly/release/5586150 1960年代中期から後半にかけてサンフランシスコで活動したバンド、いやUSを代表するバンドだったジェファーソン・エアプレイン「飛行機」からジェファーソン・スターシップ「宇宙船」へと乗り換えて再出発した記念すべきファーストアルバム、「Dragon Fly」1974年作、 艶のある「Grace Slick」のヴォーカルが聞け「Papa John Creach」の優雅なヴァイオリンと切れのある「Craig Chaquico」のリードギターも活躍しPaul Kantnerが中心となって纏めているのが嬉しい。 出だしの乗りのいいナンバー「Ride The Tiger」「That's For Sure」と続きGrace Slick作曲の「Be Young You」では「White Rabbit」を連想させる曲作りでPapa John Creachのヴァイオリンの使い方が神秘的.. B面に移るとGrace Slickがリードヴォーカルを取る「Devils Den」も良いし「All Fly Away」「Hyperdrive」はサイエンス・フィクションをモチーフに沿って作られておりアルバムのテーマが時間と空間への飛翔であることがジャケットデザインを見ても明らかであることが判る。 再出発に相応しい好アルバムに間違いない。 ただ日本では今一な評価が悲しい... https://youtu.be/DVBwLH_aboE Jefferson Starship - Hyperdrive
ロック Grunt 1974年strange
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Donovan / Open Road
Donovan / Open Road UK 1970 CBS/Sony–SONX-60160 日本盤 Gatefold #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Donovan-Open-Road/release/9884859 https://www.instagram.com/p/B98MRzIJ2M2/ 60年代後半のサイケ・フォーク路線から別れを告げ「Open Road」というバンドを組んで制作されたドノヴァンのアルバム、1970年作 英国らしい空気感が漂うフォークロックを基本に土臭い英国スワンプロックも演奏、 翳りのある美しいメロディの楽曲も多い英国フォークロックの名盤の一つ、 バンドはこの一作で解散、ドノヴァンは次作「HMS」という中期の最高傑作をリリース https://youtu.be/qkri858BKvE Donovan - New Year's Resolution
フォークロック CBS/Sony 1970年strange
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Badfinger / Wish You Were Here
Badfinger / Wish You Were Here UK 1974 Warner Bros. Records–P-8533W 日本盤 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Badfinger-Wish-You-Were-Here/release/5573979 https://www.instagram.com/p/B91QKfkp8bp/ 1974年の2月から「Chris Thomas」がプロデュースしたサディスティック・ミカ・バンドの黒船(Black Ship)と並行して「Chris Thomas」が制作していたのが「Badfinger」Warner Bros移籍の2作目、「Wish You Were Here」邦題 「素敵な君」 「Pete Ham」「Tom Evans」の二人が自殺するなど悲運のバンドとして語られていますが実際、マネージャーとの金銭的確執がほとんどピークに達した時期だったようですがそんなことは微塵も感じられない好アルバムに仕上がっています。 アルバムの内容はタイトでノリのいいパワー・ポップ名曲「Just A Chance」カントリー・ライクな「Your So Fine」話題となったサディスティック・ミカ・バンドのミカの朗読が聞ける「Know One Knows」Pete Ham、作曲の「Dennis」B面に移るとウィングス風な大曲、「In The Meantime / Some Other Time」など良曲揃いで後期の代表作だと思う。 元サディスティック・ミカ・バンドのミカさんが日本盤の解説をしているのですが読んでみるとプロデュースの「Chris Thomas」に呼ばれて参加したレコーディングはジャケットの如く酒浸りの日々だったらしい。 ジャケット写真に写っている右から3人目の女性はミカさん?ですよね、間違っていたらごめんなさい。 https://www.youtube.com/watch?v=Rs_LVe75SHY Badfinger - Dennis
ポップロック Warner Bros. Records 1974年strange
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Jerusalem / Jerusalem
Jerusalem / Jerusalem UK 1972 Warlock Records–none Unofficial Release #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Jerusalem-Jerusalem/release/6195861 https://www.instagram.com/p/B9qyafZJTK6/ ディープパープルのイアン・ギランが発掘、プロデュースした平均年齢若干20歳のバンド、エルサレムの唯一のファーストアルバム、1972年作、 ディープパープルからキーボードを外した疾走感ある強力なギター・リフと粗削りながらアグレッシヴにシャウトするヴォーカルも中々の聞きごたえあり、マイナーながらもブリティッシュ・ハード・ロックを披露、パープル・ファンなら一度は耳にしても損はないバンド&作品だと思う。 https://youtu.be/xOV56cXyrTA Jerusalem - When The Wolf Sits
ハードロック Warlock Records 1972年strange
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Isobel Campbell / There Is No Other...
Isobel Campbell / There Is No Other... UK 2020 Cooking Vinyl–COOKLP720 Limited Edition, Heavyweight #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Isobel-Campbell-There-Is-No-Other/release/14761581 https://www.instagram.com/p/B9oScAmJePF/ 元Belle & Sebastian のメンバー Isobel Campbell (イザベル・キャンベル)、14年ぶりとなるソロ・アルバム「There Is No Other」2020年作、 拠点をグラスゴーからロサンゼルスに移して制作された5枚目のスタジオ・ソロアルバムで「サイケデリック」という言葉を常に念頭において制作されたらしい。 「サイケデリック」という言葉を常に念頭において制作されただけあってサイケデリックフォークにアンニュイなフレンチポップを絡めたサウンドは70年代前後の雰囲気も漂わせ味のある「Isobel Campbell」のヴォーカルも美しい。 サイケな雰囲気のあるジャケットデザインも良い。 https://youtu.be/ZcogrJ6hgTw The National Bird Of India
サイケデリック・フォーク・ロック Cooking Vinyl 2020年strange
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Johnny Winter / Second Winter
Johnny Winter / Second Winter US 1969 Columbia–PC 9947 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Johnny-Winter-Second-Winter/release/6417327 https://www.instagram.com/p/B9dJcZ8pfG6/ USのブルースギタリスト、「Johnny Winter」のセカンドアルバム、1969年作 弟の「Edgar Winter」も参加しJohnny Winterのカッコ良すぎるブルースなギターが聞ける名盤、 「Bob Dylan」のHighway 61 Revisitedや「Chuck Berry」のJohnny B. Goodeなどもカヴァーも収録されている。 Vinyl、2枚組でリリースされたが音量レベルを下げなければ1枚のレコードに全11曲を収録できないという技術的な問題が生じたためA面に3曲、B面とC面にそれぞれ4曲ずつ収録でD面には何も収録されていない。 https://youtu.be/8dyRu1tt34U Johnny Winter - Memory Pain
ブルースロック Columbia 1969年strange
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The King Of Luxembourg / "Sir"
The King Of Luxembourg / "Sir" UK 1988 UKオリジナル Él–ACME 16 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/The-King-Of-Luxembourg-Sir/release/2006331 https://www.instagram.com/p/B9a6EGEph4H/ 「サイモン・ターナー」による「キング・オブ・ルクセンブルグ」のセカンド・アルバム、 ファーストアルバム、「Royal Bastard」はカヴァー曲主体でしたが今作"Sir"はサイモン・ターナーによるオリジナル曲で占められていますがそれがなかなかの良曲揃いでXTCや10ccにアコースティックロックをブレンドし遊び心とおもちゃ箱をひっくり返したようなトイ・ポップ・ロックを演奏してます。 XTCや10ccのようなヒネクレポップ好きにお勧め! https://youtu.be/RdBpJZBjWJQ The King Of Luxembourg ― Flirt
ポップロック Él 1988年strange
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The King Of Luxembourg / Royal Bastard
The King Of Luxembourg / Royal Bastard UK 1987 UKオリジナル盤 Él–ACME 8 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/The-King-Of-Luxembourg-Royal-Bastard/release/1100235 https://www.instagram.com/p/B9a5bbuJMVK/ 子供の頃からテレビ番組の子役として活躍した「サイモン・ターナー」による「キング・オブ・ルクセンブルグ」のファースト・アルバム、 ザ・モンキーズ、ハーパース・ビザール、テレヴィジョンの曲をカヴァーして独自のネオ・アコースティック・ポップ・サウンドに改作して作り上げた中世英国風味あふれるアルバム、 https://youtu.be/wU1m-CBMGJo The King Of Luxembourg - A Picture Of Dorian Gray
ポップロック Él 1987年strange
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Mariana Semkina / Sleepwalking
Mariana Semkina / Sleepwalking UK 2020 Kscope–KSCOPE1048 180g heavyweight vinyl https://www.discogs.com/ja/Mariana-Semkina-Sleepwalking/release/14783963 #LP #アナログレコード https://www.instagram.com/strange.1972/ https://ameblo.jp/strange1972/ 近年は英国で活動しているかつてのロシア帝国の首都であるサンクトペテルブルク出身のバンド「iamthemorning」のヴォーカル「Marjana Semkina」のファーストアルバム、「Sleepwalking」iamthemorningのKeyboards「Gleb Kolyadin」やDream Theaterの「Jordan Rudess」元KajagoogooのメンバーでSteven WilsonのソロアルバムやThe Mute Godsで活躍するNick Beggs等を招き制作、 サウンドはピアノ、チェロ、バイオリン等を適度に取り入れ大変美しいヴォーカルが美しく心に響きます。 美しい花々に囲まれた彼女が描かれたジャケットも素晴らしい。 https://youtu.be/IlwZWWzv5oI Mariana Semkina - Still Life (from Sleepwalking)
フォークロック Kscope 2020年strange
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Tame Impala / The Slow Rush
Tame Impala / The Slow Rush Australia 2020 Fiction Records–0846001 2×Vinyl Forest Green 180gm vinyl https://www.discogs.com/ja/Tame-Impala-The-Slow-Rush/release/14776380 #LP #アナログレコード https://ameblo.jp/strange1972/ https://www.instagram.com/strange.1972/ 天才「Kevin Parker」率いる「Tame Impala」の4枚目のアルバム、「The Slow Rush」 2×Vinyl、Forest Green 180gm vinyl、 個人的に大好きだったセカンドアルバム、「Lonerism」は英国の辛口で有名な音楽サイトNMEやPitchforkで10点満点中9点のハイスコアを獲得し本国オーストラリアのみならず英国やアメリカでも高く評価されサイケ・ポップミュージックの要素がビッシリ詰まったメロディアスなキーボードに、深みのあるギター・サウンド、ベース・ラインがゾンビーズや「サージェント・ペパーズ~」などの英国的な翳りやソフトな サウンド・センスを紡ぐそして洗練に彼らの妙味創り出すダイナミックな楽曲が多数をしめた素晴らしいアルバムでした。 それに比べ今作は..うーん、悪くは無いんですよ、ただ「Lonerism」に見られた挑戦する音作りなのかは聞いている人それぞれ感じ方が違うので一概には言えないのですが内傷的なサウンドが支配しているアルバムだと感じました。 「Lonerism」とはサウンド指向が違うんでしょうね。個人的にその点が残念・・ https://youtu.be/4hZ_wTx_kWg Tame Impala - It Might Be Time
Electro Pop、 Fiction Records 2020年strange
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Elvis Costello & The Attractions / All This Useless Beauty
Elvis Costello & The Attractions / All This Useless Beauty UK 1996 Warner Bros. Records–1-46198 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Elvis-Costello-The-Attractions-All-This-Useless-Beauty/release/6060544 https://www.instagram.com/strange.1972/ https://ameblo.jp/strange1972/ Elvis Costelloの90年代の大名盤、「All This Useless Beauty」 「The Other End Of The Telescope」を「Til Tuesday」に「All This Useless Beauty」を「June Tabor」に「You Bowed Down」を「Roger McGuinn」に楽曲を提供したアルバムで当初はセルフカヴァー集という前振りでリリース、 素晴らしい曲ばかりで個人的に大好きなアルバムでThe Other End Of The TelescopeやAll This Useless Beautyなどは数あるCostelloの楽曲のなかでもベスト10に入れたい名曲だと思う。 バックを務めるのは盟友、「The Attractions」の面々、 Producer, Engineer, Mixedに「Geoff Emerick」 https://youtu.be/grIxnYllZxk The Other End Of The Telescope
ロック Warner Bros. Records 1996年strange
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Heads Hands & Feet / Tracks
Heads Hands & Feet / Tracks UK 1972 UKオリジナル盤 Island Records–ILPS 9185 Gatefold #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Heads-Hands-Feet-Tracks/release/3271208 https://ameblo.jp/strange1972/ https://www.instagram.com/strange.1972/ 英国の名ギタリスト、「Albert Lee」が在籍していたスワンプ・ロック・バンド、 「Heads Hands & Feet」のセカンドアルバム、1972年作、 UKオリジナル盤、pink rim Island labels、 ブリティッシュ・スワンプ・ロックを存分に聞かせてくれ英国独特な哀愁感に叙情に溢れたメロディ、アンサンブルが素晴らしい曲が多く完成度の高い名盤、 ギターだけではなく「Albert Lee」のソウルフルな歌声も素晴らしい Co-producer, EngineerにYesやELP等を手がけた「Eddie Offord」 https://youtu.be/SztFQTuZg_M Heads Hands & Feet Safety In Numbers
ロック Island Records 1972年strange
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Ashman Reynolds / Stop Off
Ashman Reynolds / Stop Off UK 1972 USオリジナル盤 Polydor–PD 5507 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/Ashman-Reynolds-Stop-Off/release/13777640 https://ameblo.jp/strange1972/ https://www.instagram.com/strange.1972/ Aliki Ashman(Lead Vocals)とHarry Reynolds(Lead Vocals, Electric Bass, Acoustic Guitar)、Keith Boyce(Drums)、Rod Edwards(Piano, Organ)、Bob Weston(Electric Guitar, Steel Guitar)を中心に1971年にロンドンのAIRスタジオで録られ1972年に英国Polydorからリリースされた「Ashman Reynolds」の唯一のアルバム、他に「Pink Floyd」の「The Dark Side Of The Moon」にBacking Vocalsで参加していた「Liza Strike」もゲスト参加、 英国スワンプというよりもUS、Southern Rock的なサウンドが持ち味でUS、Southern Rockの影響を多くの曲で受けているのが判る。リード・ヴォーカルを担っているのはHarry Reynoldsで、Aliki Ashmanは2曲ほど歌っていて「Work Out The Score」で渋い歌声を披露、もっと多くの曲で歌って欲しかったのが個人的な印象、 Harry Reynoldsの歌声ももちろん悪くはないのですが.. メンバーが佇むジャケットデザインも渋くて◎ そのAshmanが歌っている曲 Work Out The Score https://youtu.be/PD11DipTpQs
ロック Polydor 1972年strange
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愛すべきB級バンド、British Lions / British Lions
British Lions / British Lions UK 1978 USオリジナル盤 RSO–RS-1-3032 #LP #アナログレコード https://www.discogs.com/ja/British-Lions-British-Lions/release/10401504 https://ameblo.jp/strange1972/ https://www.instagram.com/strange.1972/ 「Mott The Hoople」のbass「Overend Watts」drummer「Dale Griffin」 keyboardist「Morgan Fisher」に「Medicine Head」のsinger and guitaris「John Fiddler」をメンバーに加えてリリースしたファーストアルバム、 「Mott The Hoople」の音楽性を受け継いだストレートなハード・ロックで80年には2ndアルバム「Trouble With Women」をリリースするもその後グループは解散、 Garland Jeffreysのカヴァー曲「Wild In The Streets」を初めバンドの曲もロックンロールでご機嫌な曲も多くニッチ度も最高潮なアルバムです。 https://youtu.be/N_M3Ce-GjV4 One More Chance To Run
ロック RSO 1978年strange