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ニュージーランド/丸形切手 1988.10.19【World Topics Stamp Collection】
『"円い"切手の中におさまった国鳥キーウィ』 新切手としては、めったに見られなくなった円形切手が、伝統的に、四角形以外の変形切手を発行したことがないニュージーランドから発行され、話題を呼んだ。それがこの切手で、直径33ミリ、マオリ族伝統の植物模様が周囲を飾り、シダの繁みをバックに、国鳥キーウィ(キーウィ科)を描いている。同国では従来ほとんどの切手がグラビア印刷だが、この切手は凹版印刷で、凹版の良さを際立たせ、円形切手を」一層印象づけている。 円形という大胆な試みとうまくマッチしている図案のキーウィは、"キーウィー"と鳴くことが名前の由来とされている。ニュージーランド原産の原始的な鳥で、今年6月に発行されたオーストラリア200年の切手にも、コアラと一緒に描かれた。国の象徴として、切手のほか、コインや重要な産物の商標にも使われており、世界中から注目されたこの円形切手の図案としては、最もふさわしいといえよう。キーウィは、単独か、つがいで生活しているが、夜行性であるうえに非常に憶病な鳥なので、昼間は密林の朽木の下や地下の穴に身を潜めており、国鳥でありながら、ニュージーランド人でキーウィを見たことのある人はわずかだという。食用あるいは婦人の衣装用としてヨーロッパ人に乱獲されたり。原生林の農地化や。移入されたイタチやイヌなどの影響で、一時非常に減少したが、現在では、国の野生生物局が手厚い保護を実施しているため、一応絶滅のおそれはなくなった。 ※1988年当初の説明です。 #切手
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The Officail Government First Day Cover Collection ニュージーランド
南太平洋の島国ニュージーランドが発行したこのファースト・デー・カバーには、島内にある有名な古い建物を描いた4枚の切手が添付され、発行初日消印も同国で押されています。 10セント切手に描かれているのは、ブレナムのリバーランズ・コテージで、12セント切手には、ワイメティ・ノースにあるミッションハウス(伝道所)が描かれています。タウランガのエルムズ(英国国教会のミッション・センター)が15セント切手に、クライストチャーチにある、カンタベリー地方議会の建物が20セント切手に見られます。 1831年に開かれたミッション・ハウスとエルムズはニュージーランドの北島にあります。簡素な農家、リバーランズ・コテージと凝った作りの地方議会の建物は南島にあります。建築家により設計されたのは議会の建物だけで、非宗教的な目的で建てられたのは。リバーランズ・コテージだけです。 4枚とも、ニュージーランドの著名な美術家、ピーター・リーチのデザインで 、カバーに描かれた窓の絵は、ニュージーランドの建築を象徴するものです。 ※1979年の説明です。 #切手 #初日カバー #FDC
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