キングマン トルコ石
トルコ石は乾燥気候地帯の地表近くにある銅の鉱床 (主にCupper Porphry : 斑岩銅鉱床) が地下水や雨水に溶け出した燐酸分とが反応して生成する典型的な二次鉱床の鉱物です。
普通は微細な結晶が集合した団塊状,腎臓状、皮膜状,脈状で発見され、肉眼で見られる大きさの結晶は1912年にアメリカのヴァージニア州の Lynch Station で発見された2~3mmの透明な結晶が唯一の例です。
空色は結晶中に含まれる二価の銅イオンによる発色ですが、不純物として含まれる鉄分の三価のイオンによって緑色を帯びます。 透過することから珪酸溶液が染み込んで珪化したものと推測します。
鉱物カボション
CuAl6(PO4)4(OH)8・4/5H2O
三斜晶系
ネルママ