-
ガーネット
60年ほど前のオールドストックだそうです。 ロードライトではないかと思いますが…
ネルママ
-
オイル イン クオーツ
SiO2 1.14ct パキスタンネルママ
-
スピネル結晶
スピネルの双晶は三角形を上下逆さまに合わせた様な形のものがあり、ダビデの星(六芒星)と云われています。 こちらは片方の三角が小さく大きな三角にすっぽりと収まっています。 ダビデの星というには無理があるかもしれないですね。
MgAl2O4 0.14ct ミャンマーネルママ
-
男鹿半島の黒曜石
夏の旅行のお土産に頂きました。 男鹿半島の黒曜石は縄文の時代から矢じりなどに加工され利用されてきたそうです。全体的に薄いグレーで筋が入ってくるのが特徴です。透かしてみると縞模様に見えるものも。
鉱物 礫 秋田県男鹿市脇本ネルママ
-
笹洞鉱山の蛍石
いつか行ってみた笹洞鉱山の蛍石をお土産で頂きました。青く蛍光します。 現地ではジブリ映画のワンシーンの様なとても幻想的な世界を体験出来るそうです。 いつか行きたい!
鉱物標本 岐阜県下呂市金山町ネルママ
-
カンメレライト(クロム含クリノクロア)
トルコ産のカンメレライト(Kammererite)です。 クロムにより濃い紫色~赤紫色に発色した緑泥石の変種になります。 Kaemmererite/ Kämmererite の名は、ロシアの鉱山監督官だった A.Kaemmerer (ケンメラー:1789-1758) に贈られたものだそうです。 フィロ珪酸塩鉱物
鉱物標本 Mg 5 (Al,Cr) 2 Si 3 O 10 (OH) 8 トルコネルママ
-
フォルステライト
ペリドットは橄欖石族の苦土橄欖石:フォルステライト(Mg2SiO4:珪酸マグネシウム)と鉄橄欖石:ファイアライト(Fe2SiO4:珪酸鉄)との固溶体からなる鉱物です。フォルステライトの名はイギリスの鉱物学者、J. Forester(1739~1836)に因みます。 ファイアライトの名は最初に発見された、ポルトガル領アゾレス諸島の小島、Fayal島に因む命名です。 天然のペリドットは20%程度のファイアライトと80%程度のフォルステライトの割合で産出しますが、稀にファイアライトの比率が10%以下と低く無色で、フォレステライトと呼ばれる結晶が発見されます。 宝石質のフォルステライトは極めて稀ですが、近年スリランカ、ビルマ、パミール山脈産のルースが稀に市場に姿を見せるようになりました。 本ルースはミャンマー産カラーレスですがほんのりくすみ感がある涼やかな逸品です。
鉱物 ルース Mg2SiO4 1.37cmネルママ
-
ガーネットインベリル
アクアマリンの中に色々な内包物が入っています。 ガーネットが一番目立ちますが、その他黒い針状や泡状、透明な結晶も観察出来ます。 日本宝石科学協会ソ付き
鉱物 ルース 1.527ct パキスタン スカルドウネルママ
-
バーバンカイト Burbankite
まだ詳しい情報を見つけられていませんが、ストロンチウム(Sr)やセリウム(Ce)を含む珍しい炭酸塩鉱物です。 カナダ モンサンチレールやロシア、ブラジルなどで無色〜薄いイエローのものが産出しているようです。本品はロシア産 バーバンカイト(Burbankite)の名前はアメリカ地質調査所の地質学者ウィルバー・スウィート・バーバンクにちなんで名づけられました。 劈開は不完全ですが、硬度が3.5-4と非常に低く、ルースカットはおろか、原石での流通もほとんどないレアストーンです。 鉱物の特徴としては、圧力によって電荷が生じます。また、わずかにトリウムが含まれていることから放射性である場合もあります。 UVにより可愛いライム色に見えます。 モース硬度3半〜4 3.44 ×2.94 ×2.66mm ソ付き
鉱物 ルース (Na,Ca)3(Sr,Ba,Ce)3(CO3)5 0.239ctネルママ
-
コスモクロア
糸魚川市山之坊コスモクロア露頭のコスモクロアです。 あげたくないけどと前置きがありましたがお裾分け頂きました。 コスモクロア輝石(Kosmochlor、NaCrSi2O6)はヒスイと同じ「輝石」と呼ばれる鉱物グループに属します。1894年、メキシコのToluca隕石の中から世界で初めて発見され「コスモ=宇宙」の名が付いています。
鉱物標本 Na0.98Cr0.97Al0.03Si2.01O6 糸魚川市ネルママ
-
アルマンディンガーネット
アルマンディンガーネット(鉄礬柘榴石)の母岩付き原石です。 一見黒いイボの様ですが、透過光で美しい赤色を示します。 アルマンディンの産地では有名な産地で、母岩のグラファイトとの対比が面白い標本です。
鉱物標本 Fe3Al2(SiO4)3 アラスカ州 USAネルママ
-
セレンディバイト
1902年に初めてスリランカで発見され、スリランカのアラビア語の古名、サランディブに因んで命名された極めて稀な鉱物です。 一見ショールかジェットの様に見えますが透過光で濃紺〜濃緑〜褐色を観察できます。 市場にあるものはモゴク産のものが多く、アメリカニューヨーク州やマダガスカル、ロシア サハでも産するそうですが、宝石質なものを産するのはスリランカのみのようです。 このルースは少し欠けが有りますが0.94ctと大きく、背光に透かして見るととても美しい色です。 日独研ソ付き
鉱物 ルース (Ca,Na)2(Mg,Fe2+)3(Al,Fe3+)3[O2|(Si,Al,B)6O18] 0.940ctネルママ
-
ビリディン(グリーンアンダリュサイト)
ブラジルのバイア州からは三価のマンガンイオンの八面体配位による光の吸収で濃緑色に発色するヴィリディン(Viridine)と呼ばれる変種を産します。 この名はラテン語の ” Viridem : 緑 ” に因みますが、宝石質の結晶は稀な上に小さな石が殆どだそうです。
鉱物 ルース Al 2 SiO 5 0.360ctネルママ
-
ダンブリ石(イエローダンビュライト)
ダンブリ石は斜方晶系の硼珪酸石灰で、結晶は一般に庇面の発達した美しい柱状をなし、形や色合いがトパーズによく似ています。 比重や屈折率が異なること、またトパーズのような結晶の底面の完全な劈開がなく、不規則な貝殻上の劈開面を示すため識別は容易です。 マダガスカル、ビルマ、ロシア産の結晶からは金色のインペリアル・トパーズを思わせる宝石がカットされますが、量が少なく全てコレクターの蒐集品となります。 本来は無色ですが、金色は不純物として含まれる鉄とチタンの電荷移動による着色と考えられています。 20世紀初頭にマダガスカル各地で豊富な鉱物や宝石が発見され始めた頃から宝石質のダンベリー石も報告されていました。 主に島の中央部の Sahatany 渓谷の Antandrokomby やその北側の Betafo-Antsirabe 等のペグマタイト地帯にて50cmを越える大きな結晶が発見され、100カラットを超える特大のルースが研磨されています。
鉱物 ルース CaB2Si2O8 0.610ctネルママ
-
フェナカイト
珪酸ベリリウムというよくある化学組成ではありますが、生成条件が限られているためでしょう、稀少鉱物の一つで、ペグマタイト脈、熱水鉱床、アルプス型山岳鉱床に燐灰石、水晶、トパーズ、緑柱石等と共に産します。 フェナカイトの名はギリシア語の ”Phenax=うそつき、紛らわすもの” に由来しますが、産地により、柱状面、菱面、四面などの発達の異なる単結晶や双晶等、多様な結晶形を示し、何故か一緒に産出する、水晶、微斜長石、トパーズ等に似た結晶形を示すそうです。 ”偽りの” という命名はこうした産状に由来するのかもしれません。 マダガスカル産のこのルースはぱっと見では特に気にならないですがルーペでは全体に細かな内包物あり。 6.0×5.9×4.1mm
鉱物 ルース Be2SiO4 0.93ctネルママ