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入札級関ヶ原
「入札級関ケ原」は、1600年9月17日当日の関ケ原の合戦をへクスマップとオーソドックスな戦闘システムで再現したゲームです。最大の特徴は、合戦に至るまでの複雑な両陣営の調略工作や戦略要素を一括して入札システムで再現している点です。事前工作を含む関ケ原ゲームは、この事前工作をどうシステムに取り入れるかがそのゲームを特徴づける最大の要素なのですが、このゲームでは大胆にも両陣営にポイントを与え、そのポイントを事前に各計略に割り振り、ゲームが始まったらその計略が成功したかどうか各陣営が割り振ったポイントにより判定するという、まさにどの計略が自分にとって重要か入札によって決めるというシステムにしています。更にゲーム終了時に使用したポイント合計を勝利ポイントから引くという、正に経営的取引センス、大局的視点が問われるゲームに仕上がっており、全く新しい視点から作られた意欲作です。 ソロプレイルールも付けているところがデザイナーの心遣いを感じます。 #関ケ原の戦い #入札
1本 無し 入札級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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関ヶ原大作戦 関ヶ原への道
「関ケ原大作戦」は、徳川家康率いる東軍と、石田三成を中心とする西軍が戦った関ケ原の戦いを、濃尾平野から畿内全域に至る作戦レベルで再現したゲームです。 関ケ原の戦いをシミュレートしたゲームは星の数ほど存在しますが、大別して2つのタイプに分かれます。合戦当日の両軍の戦闘のみに焦点を当てたタイプと、合戦に至るまでの両陣営の調略を含んだタイプです。日本の合戦はその殆どが両陣営が布陣した時には勝敗は決まっていると言われるのは、この事前工作によって自陣にどれだけの大名を味方につけるかが非常に重要であり、勝敗を左右する決定的な要素となるからです。 後者に関してはその殆どが各大名への調略を含むのでソロプレイは不可なのですが、このゲームの最大の特徴は、事前工作をシステムに含みながらも一方のプレイヤーだけが得る情報を完全に廃し、あえてソロプレイ可能なシステムに仕上げている点です。デザイナーの意気込みが感じられる、ソロプレイヤーに優しいゲームです。 #関ケ原の戦い
1本 無し 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=3000~3500人ちょこ大佐