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A FAMOUS VICTORY
『アフェイマスビクトリー』は、スペイン継承戦争中のイギリス軍指揮官であり初代マールバラ公爵ジョン・チャーチルが行った有名な戦いをシミュレートしたゲームです。 スペイン継承戦争での有名な2つの戦い、「ブレインハイムの戦い」と「ラミイの戦い」を扱います。 また、システムは同社のグランドタクティカル級戦闘ゲームシリーズのルール、グレートリーダーズグレートバトル(略してGLGB)が採用されています。マールバラ公ジョンチャーチルは不敗の将軍と呼ばれ、「彼が勝たぬ野戦は無く、彼が奪えぬ要塞は無かった」と称えられた名将です。 「ブレンハイムの戦い」 ブレンハイムの戦いは、1704年8月13日、マールバラ公ジョンチャーチル率いるイングランド・オーストリア同盟軍と、バイエルン選帝侯国・フランス連合軍がドナウ川流域のブレニムで戦った戦いです。スペイン継承戦争の中のひとつの会戦です。この戦いに勝利したことにより、イングランドはドナウ川・ライン川流域の領土を奪還しました。 「ラミイの戦い」 ラミイの戦いは、1706年5圧23日、ベルギーのラミイでイングランド・オランダ同盟軍がフランス・バイエルン軍が戦った戦いです。6万人同士の両軍が激突した結果、イングランド側は死傷者3500、フランス側は降伏した兵も合わせ2万もの死傷者が出、イングランド側の圧勝で終わりました。 #スペイン継承戦争 #ブレニムの戦い #ラミリーの戦い #チャーチル
ルール(40P) ユニット720個 22×24インチ両面ソフトマップ2枚 プレイヤーエイドシート4枚 6面体ダイス1個 10面体ダイス1個 2本 グレートリーダーズ、グレートバトルズシリーズ1 作戦級ちょこ大佐
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THE GREAT BATTLES OF ALEXANDER deluxe edition
『ザグレートバトルズオブアレキサンダー デラックスエディション』は、アレキサンダー3世(大王)が率いたマケドニア軍の戦いをシミュレートしたゲームです。また、このゲームはその後に続くGBOH(グレートバトルズオブヒストリー)シリーズの第一弾になります。 このデラックスエディションは、1991年に発売された『ザグレートバトルズオブアレキサンダー』に、モジュール『ジャガーノート』のシナリオを加え、全部で10本のシナリオが収録されています。これにより、アレキサンダー大王の東方遠征での有名な戦いをほぼ全て網羅しています。 「カイロネイアの戦い」 紀元前338年、マケドニア軍はギリシア南部に遠征してアテナイ・テーバイ連合軍を撃破しました。これはアレキサンダー大王の初陣です。 「ライギナスの戦い」 紀元前336年、マケドニア王となったアレキサンダー最初の戦いは、ブルガリア北部でのトリバリア人との戦いでした。 「ペリアム包囲戦」 紀元前336年、マケドニアとイリリアとの通行を確保するため、アルバニアのイリリア部族と戦いました。 「グラニコス川の戦い」 紀元前334年、コリントス同盟軍との連合軍を組み、グラニコス川畔でアケメネス朝ペルシアと戦った戦いです。 「イッソスの戦い」 紀元前333年、グラニコス川の戦いで敗戦を喫したペルシア軍は、軍を増強し、マケドニア軍の背後の補給線を断つように進軍しましたが、これを知ったアレキサンダー大王は軍を引き返し、イッソスでこれを撃破します。 「ガウガメラの戦い」 紀元前331年、チグリス川上流のガウガメラにおいて、アケメネス朝ペルシア軍を破った戦いです。約4万のマケドニア軍は、実に4倍以上の20万ものペルシア軍を撃破しました。 「ヤクサルテス川の戦い」 紀元前329年にヤクサルテス川畔において発生した、イラン系遊牧騎馬民族であるスキタイとの戦いです。マケドニア軍が渡河する時に、アレクサンダー大王は投擲部隊を川岸に配置し、渡河及び上陸支援攻撃を対岸のスキタイ軍に浴びせました。これは、史実に残っている限り、史上初の上陸支援攻撃です。また上陸後、アレキサンダー大王自身がおとり部隊となり、別動隊の軽歩兵部隊と騎兵部隊の混成軍によりスキタイ軍を壊滅させました。 「サマルカンドの戦い(ゾグディアナ攻防戦)」 紀元前328年、ペルシア遠征中のマケドニア軍がバクトリア北部の要塞に攻め込んだ攻城戦です。 「アリガエウムの戦い」 紀元前327年、ヒンドゥークッシュで行われたインド軍との戦いです。 「ヒュダスペス河畔の戦い」 紀元前326年、ヒュダスペス川で発生したインド諸侯軍との戦いです。アレキサンダー大王の東方遠征において主要な最後の戦いとなりました。 #アレキサンダー大王 #東方遠征
ルールブック(32P) シナリオブック(24P) ユニット754個 22×34インチ両面ソフトマップ3枚 プレイヤーエイドシート2枚 10面体ダイス1個 ジップロック袋 10本 GBOHシリーズ第一弾 戦術級ちょこ大佐
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FIRE TEAM modern squad level command
『ファイヤーチーム』は、近未来に西ドイツでアメリカ軍とソビエト軍が激突したとしたら、という架空戦をシミュレートしたゲームです。ユニットは分隊、戦車1両、指揮官、ヘリ1機のスケールで表されています。シナリオは12本あり、スコードリーダーのようにシナリオシート方式で提供されています。 近未来の架空戦と言ってもゲーム自体の発売が1987年と30年以上前であり、当時想定した近未来なので武装や戦車能力などは今見ると少し見劣りします。これは全ての架空の近未来戦がテーマのゲームの抱える問題でもあるのですが。 #架空戦 #近未来
ルールブック(32P) 11×17インチソフトマップ4枚 カウンター520個 シナリオシート6枚 プレイヤーシート4枚 コマンドディスプレイシート2枚 6面体ダイス1個 トレイ1個 12本 ? 戦術級ちょこ大佐
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SPQR
「SPQR」とは、ラテン語でSenatus Populusque Romanus(セナートゥス・ポプルスクェ・ローマーヌス)の略で、ローマの元老院と市民という意味です。使われ方は、「レディースアンドジェントルマン」と同じように、ローマの紳士淑女の皆さん、といった使われ方をします。どちらかというと、誇りを持った表現で、繁栄を誇るローマの市民なんだぞ、という意味合いが強いです。 「ベネヴェンタムの戦い」 ベネヴェンタムの戦いは、共和制ローマ軍とピュロス軍(ピュロス率いるエペイロス及びマグナ・グラエキア連合軍)が紀元前275年に戦った戦いです。ピュロス戦争の最後の戦いであり、共和制ローマ軍が勝利、ピュロスはイタリア半島から撤退しました。 「バグラダスの戦い(チュニスの戦い)」 バグラダスの戦いは、第一次ポエニ戦争中の紀元前255年に発生した共和制ローマとカルタゴの戦いです。この戦いはカルタゴ軍が勝利し、ローマ軍はアフリカから撤退することになりました。 「カンネーの戦い」 カンネーの戦いは、紀元前216年8月2日にアプリア地方のカンネーで発生した、ローマ軍とカルタゴ軍の戦いです。約2倍の戦力をものともせず、ハンニバル率いるカルタゴ軍がローマ軍を包囲、殲滅した史実に残る会戦でした。 「ザマの戦い」 ザマの戦いは、紀元前202年10月19日に北アフリカのザマで発生した、大スキピオ率いるローマ軍とハンニバル率いるカルタゴ軍の戦いです。ローマ軍が勝利し、第二次ポエニ戦争の行く末を決定づけました。 「キュノスケファライの戦い」 キュノスケファライの戦いは、第二次マケドニア戦争のうち、紀元前197年にテッサリアにて発生したローマ共和国軍とピリッポス5世率いるマケドニア軍との会戦です。結果ローマ共和国軍が大勝し、第二次マケドニア戦争はローマの勝利で終結しました。 『SPQR』は、ローマ共和国が紀元前275年から紀元前197年の間に戦った有名に5つの戦いを再現したゲームです。GMT社の古代戦シリーズ、GBOHシリーズの第2弾となります。 #古代戦 #GBOH
ルールブック(24P) シナリオブック(24P) ユニット800個 22×34両面ソフトマップ2枚 プレイヤーエイドチャート4枚 ジップロック20枚 10面体ダイス1個 5本 GBOHシリーズ第二弾 戦術級ちょこ大佐
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CASE YELLOW, 1940
ドイツ陸軍では、作戦名に色をつける伝統がある。 フランス本土侵攻作戦の赤作戦(ケースレッド)、ポーランド侵攻作戦の白作戦(ケースホワイト)、ロシア南部への夏季攻勢作戦の青作戦(ケースブルー)、そしてベルキー・オランダ・ルクセンブルグ・フランス北方への侵攻作戦、黄作戦(ケースイエロー)である。ドイツ名はファル・ゲルプ。 1940年5月10日、ドイツはベルキー・オランダ・ルクセンブルグからなる、いわゆるベネルクス三国に侵攻、これに対しフランス・イギリス連合軍はマジノ要塞を挟んでドイツ軍と対峙したが、ドイツ軍は防御が手薄のアルデンヌの森から装甲軍団を突破させ、フランス軍戦線を崩壊させた。イギリス軍はドーバー海峡まで押し込まれ、ダンケルクで孤立することになる。一方フランス国内ではドイツ軍がパリに無血入城し、6月14日、パリは陥落した。僅か1か月余りでフランスという大国がヨーロッパから消えたのだ。第一次世界大戦で失敗したドイツ軍が学習し、今まで考えられなかった新たな戦術、航空戦力と集中登用された装甲部隊が一体となって進撃する電撃戦を世界は知ることとなる。 『ケースイエロー、1940』は、1940年5月10日から6月中旬にかけてのドイツ軍のベネルクス三国への侵攻及びフランス北部への侵攻、それに続くフランス崩壊を、シンプルなルールでシミュレートしたゲームです。プレイヤーのひとりはドイツ軍を担当し、もうひとりは連合軍としてベルギー、イギリス、オランダ、フランス軍を担当します。ユニットの行動にはアクションチット方式を採用し、圧倒的な火力と速度で進撃するドイツ軍を再現しています。シナリオは、入門用の1ターンしなりをを含む4つが用意されています。 #黄作戦 #ファル・ゲルプ
ルールブック(?P) シナリオブック(?P) ユニット?個 22×34インチ両面ソフトマップ1枚 プレイヤーエイドシート1枚 6面体ダイス2個 4本 無し 作戦級ちょこ大佐
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Clash of Giants campaigns of tannenberg and the marne, 1914
「タンネンベルグの戦い」 タンネンベルグの戦いは、第一次世界大戦が始まった1914年8月17日より9月2日までにロシア軍とドイツ軍がドイツ領内東プロイセンのタンネンベルグ(現在のポーランド)で戦った戦いです。15万の兵力のドイツ軍に対し、倍以上の40万もの兵力を投入したロシア軍でしたが、旧態然としていたロシア軍の命令体系と、無線に暗号を使用していなかったというありえない失態のため作戦はドイツ軍に筒抜け状態で、その結果ロシア軍は東プロイセンで包囲、殲滅され、残った軍もほうほうのていでロシアに撤退しました。ロシア軍の稚拙さもさることながら、鉄道網を有効に利用して大軍を迅速に起動させたドイツ軍の用兵が光った戦いでした。 「マルヌ会戦」 マルヌ会戦は、1914年9月にベルギーを突破したドイツ軍をマルヌ湖畔でフランス軍が食い止めた戦いです。 それほど有名な戦いではありませんが、短期決戦を命題としていたドイツ軍の出鼻をくじき、長期戦へと移行させたという意味で重要な戦いです。決して双方とも勝利したと言える戦いではありませんでしたが、ドイツのフランスへの侵攻を食い止めたという意味においてはフランスの辛勝といった所でしょう。 『クラッシュオブジャイアンツ(巨人の饗宴)』は、1914年に第一次世界大戦初期に発生した重要なふたつの戦い、「タンネンベルグの戦い」と「マルヌ会戦」を再現したゲームです(2in1)。 双方とも第一次大戦初期の戦いであり、第一次世界大戦を象徴する泥沼の塹壕戦に突入する前の戦いを、僅か8ページのシンプルでプレイアブルなルールでシミュレートしています。 2001年に、第二次世界大戦以前の戦いがテーマのゲームジャンルでチャールズロバーツ賞の大賞を受賞しています。 #タンネンベルグの戦い #マルヌ会戦
ルール(8P) バトルブック(12P) ユニット264個 22×34インチマップ2枚 プレイヤーエイドチャート1枚 6面体ダイス1個 2本(2in1) クラッシュオブジャイアンツシステム 作戦級ちょこ大佐
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FIRST BLOOD
1861年7月21日、バージニア州マナサスで発生した北軍と南軍の戦いは、第一次ブルランの戦いと呼ばれ、南北戦争最初の大規模陸上戦闘でした。南北戦争初期の戦いのため、両軍とも急遽集められた雑兵同士の戦いとなり、初めは北軍が優勢でしたが、やがて南軍が将軍の指揮により盛り返し、北軍をワシントンD.C.まで押し返し大勝しました。兵力で劣勢の南軍が初期の会戦で勝利したことは、その後に続く南北戦争を長期化させる要因となったのです。 第二次ブルランの戦いは1862年8月28日に南北戦争の東部戦線で発生しました。南軍リー将軍率いる北バージニア軍が、北軍のジョン・ポープ少将率いるバージニア軍に対して攻撃を開始、同じ場所で去年発生した第一次ブルランの戦いを上回る規模、兵数で行われます。南軍は、北軍の鉄道拠点にあった補給場所を占拠し、北軍に対して集中砲火を浴びせます。北軍はブルラン川の後方まで撤退し、今会戦も南軍の勝利で終わりました。 シミュレーションデザインインコーポレッド社(SDI)から発売された『ファーストブラッド』は、南北戦争初期の戦いのマナサス(ブルラン)における2度の戦いをシミュレートしたゲームです。南軍の勝利に終わったふたつの戦いを南北戦争独自のシステム(GBACWシステム)で見事に再現しています。 #南北戦争 #マナサスの戦い #ブルランの戦い
? GBACWシリーズ 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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The Korean War
1950年6月25日、中国及びソ連の支援を受けた朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は、国境線である38度線を越えて大韓民国(韓国)に侵攻を開始した。朝鮮戦争の始まりである。 北朝鮮軍はソ連から貸与された最新鋭戦車T-34を繰り出し、対戦車装備を持たない韓国軍はなすすべもなく撤退していった。また、この当時韓国軍は1両の戦車も所有していなかった。そのため、開戦後僅か3日で首都であるソウルが陥落、敗走に次ぐ敗走によって8月には韓国軍は釜山まで撤退し、朝鮮半島全域が北朝鮮軍の手に落ち、韓国が消滅するのも時間の問題であった。 朝鮮半島が共産主義国家になるのを恐れたアメリカは、戦後処理のために日本にいたマッカーサーに命じ軍を出撃させた。マッカーサーは、伸び切った北朝鮮軍の補給線を絶つために、陽動作戦の後、9月15日に後方の仁川への上陸作戦(クロマイト作戦)を敢行、これを成功させ反撃に転じる。上陸作戦成功後、引き続き行われたスレッジハンマー作戦により、アメリカ、イギリス、韓国を中心とした国連軍は大規模な反撃を開始、補給線の伸び切った北朝鮮軍を押し返した。戦況は一変し、9月28日にソウル奪還、続けて38度線を突破して北朝鮮領に攻め入った。そして10月20日には北朝鮮の首都である平壌を占領、今度は北朝鮮という国が消滅する危機に瀕した。 北朝鮮が消滅し、朝鮮半島全体が資本主義国家になるのを恐れたのがソ連である。当時、アメリカとソ連はそれぞれの主義を抱えて世界を二分しており、引くに引けない立場であった。かと言って直接対決は第三次世界大戦の引き金となるため、ソ連は朝鮮戦争では北朝鮮軍に対して武器供与に留めていた。しかし朝鮮半島資本主義化が現実味を帯びてきた状況を見て、ソ連は中国に対して北朝鮮を援護するように求めた。ソ連に近しい中国はこれに応じ、表立った正規軍の人民解放軍ではなく、人民解放軍を人民志願軍と呼称し、義勇兵として参戦させた。義勇兵として参戦した人民志願軍は約100万人、有利な装備の国連軍対物量で押す中国軍の戦いが始まった。これにより国連軍は38度線まで押し戻され、再び平壌は北朝鮮が奪還した。 何度も何度も攻勢劣勢が逆転したこの戦いも遂に小康状態に陥り、これ以上の戦争継続は世界大戦を引き起こすというアメリカおよびソ連の危惧の元、1953年7月27日、両国に休戦協定が結ばれるのである。 あくまで休戦のため、未だに戦争は終結しておらず、停戦状態のままである…。 『コリアンウォー』は、朝鮮戦争が勃発した1950年6月25日から戦線が落ち着く1951年5月までの1年間をシミュレートするゲームです。朝鮮戦争自体が攻防の反転が激しく、また中国が参戦してからは全く戦争の様相が変わったため、朝鮮戦争全体を扱ったゲームは非常に少なく、貴重な作品と言えます。また何度も攻勢が逆転する朝鮮戦争の動向がよく再現されており、ベテランゲーマーからは評判が高いのですが、日本では正当な評価がされず、埋もれた名作となっています。1984年にエポックから発売された『朝鮮戦争』が一部団体からのクレームにより発売中止に追い込まれるという事件が起こっており、その後発売されたこのゲームも同じテーマを扱っていたため、避けられたという一面もあるのかも知れません。発表された時代が悪かった不遇の名作と言えるでしょう。 #朝鮮戦争 #クロマイト作戦 #スレッジハンマー作戦 #代理戦争
6本 無し 作戦級 1Turn=1ヵ月 1へクス=12㎞ 1Unit=師団ちょこ大佐
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Wabbit Wampage
『ワビットワンページ』は、プレイヤーがブラウンさんの農場で農夫ブラウンと凶悪ワビット達に分かれ、1年を通じてニンジンを育てたり、建物を破壊したり、相手を攻撃したりして得点を競う、2~4人で遊べるブラックジョークのマルチプレイヤーゲームです。ルールでは凶悪ウサギ=War+Rabbit=ワビットと記載されており、また、バグバニーとも書かれています。バグバニーと言えば、かの有名なバックスバニーを想起させ、そう思ってイラストを見ると…。似ています。バックスバニーのパロディゲームととらえてもいい感じです。 1ターンは各季節に分かれており、春には畑を耕し、夏にはニンジンを備蓄し、秋には敵を叩き、冬には建物を破壊してそれぞれ勝利ポイントを稼ぎます。最終的に一番勝利ポイントを獲得したプレイヤーが勝者となります。 翌年には『ワビッツワベンジ』という続編も発売されました。 #ワビッツ
ルール(4P) ユニット?個 マップ4枚 カード?枚 8面体ダイス2個 無し 無し 戦闘級ちょこ大佐
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Turning Point: Stalingrad
第二次大戦最大の激戦地となったスターリングラードは、何故激戦地となったのか?それには確たる理由があった。もともとはドイツのブラウ作戦の副次的目的地であったスターリングラードだったが、枢軸軍にとって戦略的要衝であったこと、そして何よりソ連の指導者スターリンの名を冠した都市で負けるわけにはいかないソ連の意地があったことである。1942年9月の侵攻時点では枢軸軍が圧倒的優位を保ち、市街の9割を支配していたが、その後に開始される赤軍大反抗により市街は次第にソ連軍に包囲され、大激戦となり、最終的には死傷者両軍合わせて200万人を超える史上最大の市街戦へと発展していくのである。 その激戦はソ連軍に包囲された枢軸軍の投降により戦闘は終了したが、その結果、この戦いはミッドウェイ海戦、エルアラメインの戦い、第三次ソロモン海戦と並ぶ第二次世界大戦のターニングポイントとなったのである。 『ターニングポイント スターリングラード』のシステムは、名作『アルンヘム強襲』のエリアインパルスシステムを踏襲しながら、オリジナルルールを加え別物に仕上がっています。勝敗はサドンデス方式で毎ターンVPエリアの支配によって得られるVPを確認し、一定値以上ならドイツ軍の勝利、一定値以下ならドイツ軍の敗北、どちらでもないなら次ターンに継続という判定になっています。なお、日本語訳ルールは「季刊タクティクス1号(1990年秋号)」に掲載されています。 #ブラウ作戦 #ウラヌス作戦
ルール(16P) ユニット394個 48㎝×56㎝ハードマップ2枚 セットアップカード2枚 ダイス4個 2本(入門用、ベーシック) 無し 戦術級ちょこ大佐
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Clash of Giants Civil War
「第二次ブルランの戦い」 1862年8月28日、東部戦線のバージニア州プリンスウイリアム郡において、リー将軍率いる南軍北バージニア軍と、ポープ少将率いる北軍バージニア軍が激突した。第二次ブルランの戦いである。南軍5万名、北軍6万2千名もの兵士が激突した、南北戦争屈指の戦いであり、両軍合わせて2万名にも達する死傷者を出しつつも南軍が勝利し、その勢いを駆って南軍はオックスヒルの戦い、アンティータムの戦い、そしてゲティスバーグの戦いへと続くのである…。 「ゲティスバーグの戦い」 1863年7月1日、ペンシルバニア州アダムス郡ゲティスバーグにおいて、その運命の戦いは始まった。北軍9万4千人、南軍7万2千名もの兵士が激突したゲティスバーグの戦いである。アメリカ合衆国軍である北軍と、アメリカ連合国軍である南軍が残るすべての兵士を終結させ戦った、南北戦争最大の激戦であり、事実上南北戦争の結果を決定づけた戦いでもある。ゲティスバーグは、鉄道や主要な道路が集まる交差点であり、地勢的に重要な拠点であった。両軍はそのことを十分認識していながら今までゲティスバーグでの戦いが起きなかったのは、両軍ともここで戦闘すれば必然的に全軍死力を尽くしての大規模な戦いになると理解していたからである。 『クラッシュオブジャイアンツ:南北戦争』は、GMT社のクラッシュオブジャイアンツシステムでアメリカ南北戦争の会戦、「第二次ブルランの戦い」と「ゲティスバーグの戦い」を再現した2in1のゲームです。第一次世界大戦の戦いを再現する定評あるクラッシュオブジャイアンツのシステムを、南北戦争の会戦に流用し、シンプルなルールでありながら、ダイス目の結果により各部隊の移動可能ユニット数が変化するという、当時の命令伝達状況を再現している好ゲームです(アクティブコマンドマーカーシステム)。 #第二次ブルランの戦い #ゲティスバーグの戦い #南北戦争
2本 Clash of Giantsシリーズ 作戦級 1Turn=4時間 1エリア=270ヤード(ゲティスバーグ)500ヤード(ブルラン) 1Unit=旅団ちょこ大佐
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For the People
1861年4月12日、南軍が合衆国のサムター要塞に向かって砲撃を開始した。4年に渡るアメリカ南北戦争の始まりである。奴隷制度存続を主張するアメリカ南部諸州のうち、11州が合衆国より離脱し、アメリカ連合国を設立、合衆国北部23州と対立、遂に戦火が開かれたのだった。リンカーン率いる北軍、デイビス率いる南軍との、近代的機械技術が本格的に使用された史上初めての戦いである。 「For the People」は、1861年から65年まで、サムター砦の戦いからアポマトックスコートハウスの戦いまでの南北戦争全体を戦略級規模でシミュレートしたゲームです。プレイヤーは、リンカーン率いる北軍か、デイビズ率いる南軍を担い、軍隊の指揮は勿論、各将軍の人事、政治的策略を駆使して勝利を目指します。 元々アバロンヒル社から1998年にボックスゲームから発売されましたが、買収直前の発売だったためルール改訂や修正のフォローがほとんど行われず、版権を買い取ったGMTより2000年に改めてルール改正ののち発売されました。その後、2006年に更にルールを洗練させた第二版、2015年に第三版が発売されるなど、戦略級南北戦争の決定版とも言えるべき人気作品となっています。南北戦争をプレイするなら必ず一度はプレイして欲しい名作です。 #南北戦争 #奴隷解放宣言 #リンカーン
ルール(40P) ユニット420個 56×86マップ1枚 カード130枚 プレイヤーエイドカード 6面体ダイス2個 4本 無し 戦略級ちょこ大佐
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突撃レニングラード
1941年6月22日、ドイツ軍約120個師団が怒涛の如くソ連領内へと侵攻を開始した。「バルバロッサ作戦」の発動である。ヒトラーの言によれば、3か月でモスクワを占領する予定であり、この作戦により彼が憎悪するソビエト連邦が地上から消える筈であった。ドイツ軍部隊は、北方、中央、南方の各軍集団を単位として作戦を展開しており、中心はモスクワ攻略を最終目標とする中央軍集団であった。これに対し、攻撃の左翼を担う北方軍集団はレニングラード市を当面の占領目標としていた。レニングラードは、ソ連屈指の美しさを誇る都市であり、18世紀にピョートル大帝により建設されて以来、首都としてロシアの中心の位置を占めてきた。革命後は首都こそモスクワに移ったものの、ソ連の重要都市であることは変わらず、その名も革命の英雄レーニンの名を冠したレニングラードに改称されたのだった。ドイツ北方軍集団はソ連領内侵入後、破竹の進撃を続け、7月にはレニングラードまで100マイルのルガ河のラインに到達していた。しかし、ソ連軍も防衛体制を整えつつあり、何千という男たちが人民志願兵師団へと志願していった。母なるロシアを守るためにそして以後約2年間にもわたり、レニングラード方面では血みどろの戦いが繰り広げられることになるのである…。 『突撃レニングラード』は、独軍のルガ河からの進撃から、レニングラード突入までの約2か月間を再現するシミュレーションです。ゲームには、レニングラード周辺を表す本地図と、レニングラード市内を表す市街地図の2種類が用意されており、独軍が進撃を行って本地図上のレニングラード市街のへクスに突入するとユニットを市街地図上に移し、そこで市街戦を展開することができるようになっています。東部戦線におけるこの有名な包囲戦を手がるにプレイできるようにデザインされています。 #レニングラード #市街戦 #包囲戦 #バルバロッサ作戦
ルール(28P) ユニット200個 56×21.5マップ3枚 戦闘結果チャート2枚 配置増援チャート2枚 トレー1個 6面ダイス1個 1本 無し 作戦級ちょこ大佐
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CIVILIZATION(文明の曙)
『文明の曙』は、おおよそ紀元前8000年頃の農業の発明から紀元前3世紀中ごろのローマの出現までの古代文明の発展をテーマにした2~7人用のシミュレーションゲームです。それぞれのプレイヤーは東地中海と中近東の地図上の国を指導し人々とその文明を最良の所へ導くのが目的です。国同士の戦いは二次的要素で、あくまで自国の文明の発展が主な目的になります。舞台こそ地中海沿岸ですが、そういった意味ではウォーゲームではなく、ヒストリカルでもなく、人類国家の発展を抽象的に再現したシミュレーションゲームとなります。 このゲームを構成する特徴としては、文明カードと貿易カードがあります。文明カードはその国がどこまで文明が発展しているかを表すもので、「神秘主義」から始まり「窒業」「音楽」「建築」「土木工事」などがあり、自分の所有している貿易カードの点数、宝物の点数、そして既に所有している文明カードの点数により購入することができます。文明カードは、正しい文明ルートをたどる限り、既に所有している文明カードが、新たに入手する文明カードを購入するときに有利に働きます。貿易カードには、「粘土」「鉄」「塩」「香辛料」などがあり、貿易フェイズにプレイヤー全員で交換交渉を行います。自分の交換できる貿易カードの種類、枚数を宣言し、他のプレイヤーがそれに応じれば交換することができます。この際、全ての情報を言う必要が無く、例えば塩3枚と銅2枚を貿易に出すときには「塩5枚!」と宣言し、貿易に出すカードのうち、一番多い種類を宣言します。戦闘よりもこの貿易交渉が重要であり、うまく交渉し、うまく文明を進めたプレイヤーがプレイを有利に運び、最終的には歴史進歩チャートの最後のマスまで一番最初に進んだプレイヤーが勝者となります。 そういった意味では40年前の作品でありながらプレイ感は現在のドイツゲームに近く、今なお色褪せないテーマのゲームと言えるでしょう。 #文明の曙 #シビライゼーション #古代文明
ルール(20P) 歴史進歩カード マップ1枚 プレイングピース9セット 貿易カード74枚 文明カード72枚 プレイヤーマット7枚 順番決めカード7枚 1本 無し 戦略級ちょこ大佐
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White Base
『ホワイトベース』は、ガンダムシリーズの3作目『ニュータイプ(ソロモン攻略戦)』で欠けていた艦船や攻撃艇との組み合わせに重点を置き制作されたものです。新たに新ルールを追加したり、全作とのバランスを保てるように工夫されています。このエキスパンションと組み合わせることによってソロモンは勿論、ア・バオア・クーにおける戦闘、更にガンダムにおける宇宙戦闘を全て再現することができます。ユニットの中には映画に登場したコア・ブースターや小説に登場したガンダムⅢ等が追加されています。 #機動戦士ガンダム #エキスパンション #モジュール
ルール(18P) ユニット590個 マップ3枚 9本 SFシリーズ#8 戦術級ちょこ大佐