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THREE BATTLES OF MANASSAS
「第一次ブルランの戦い」 第一次ブルランの戦いは、1861年7月21日に発生した南北戦争の陸上戦では最初の大会戦です。初期の戦いの為、南軍北軍ともに準備も整わないあわただしい戦いでした。結果は南軍の勝利で終わっています。 「第二次ブルランの戦い」 第二次ブルランの戦いは、1862年8月28日に発生した東部戦線での戦いです。リー将軍率いる南軍北バージニア軍が、ポープ少将率いる北軍と対決し、北軍が崩壊しブルラン川の後方に撤退、これも南軍の勝利で終わりました。 「1863秋ブルランの戦い」 もし63年にも同じマナサスで会戦が行われていたら、という架空戦です。 『マナッサスの3つの戦い』は、ひとつのパッケージに複数の(この場合3つ)違ったテーマのゲームが入っている、いわゆる3in1ゲームです。CWBシリーズの第14弾で、採用システムは勿論自然語命令システムとなっています。 ひとつのめゲームは1861年7月21日に発生した第一次ブルランの戦い、二つ目のゲームは1862年8月28日に発生した第二次ブルランの戦い、最後は1863年に発生したと仮定した架空戦です。全てCWBの共通ルールでプレイできるのですが、それぞれ特別ルールも多少設定されています。 #CWBシリーズ #ブルランの戦い
シリーズルールブック(?P) シナリオルールブック3冊 ユニット560個 22×34インチソフトマップ3枚 6面体ダイス1個 3本(3in1) CWBシリーズ 作戦級ちょこ大佐
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DEAD of WINTER SDI
「マーフリーズボロの戦い(ストーンズ・リバーの戦い)」 1862年12月31日、テネシー州マーフリーズボロで発生した北軍と南軍の激突は、両軍ともに約4万人の兵力で戦われましたが、アメリカ南北戦争において両軍ともに最大の損失率を記録してしまった戦いです。結果的に痛み分けでしたが、最終的に南軍が撤退し戦闘が終了したため、東部戦線で敗退していて意気消沈していた北軍の士気を大いに上げた戦いとなりました。 GBACWとは、Great Battle the American Civil Warの略で、1976年にSPI社から発売された『Terrible Swift Sword』を始めとした、アメリカ南北戦争を連隊規模で再現する一連のシリーズを指します。南北戦争を連隊規模の戦術級で扱うこのシステムは人気が高く、SPIを始め、Tass、3W、SDC,SDI、GMTと会社が変わっても綿々と受け継がれていき、今では20以上もの作品が並んでいます。 『Dead of Winter』(ゾンビゲームじゃないよ)は、現在のBGACWシリーズの発売元であるGMT社に移る前の最後の作品で、1989年にSDI社から発売されました。1862年の年末に南北戦争の西部戦線で発生したマーフリーズボロの戦いを再現しています。ちなみに、2006年にGMT社から2nd editionが発売され、これは今どきのはやりを採用してシークエンスがチットプル活性化システムに変わっています。 #南北戦争 #マーフリーズボロの戦い #ストーンズ・リバーの戦い
ベーシックルールブック(34P) ルールブック(40P) ユニット800個 ソフトマップ2枚 1本 GBACWシリーズ 戦術級ちょこ大佐
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ADVANCED SQUAD LEADER starter kit #1
1977年、アヴァロンヒル社より画期的な戦術級シミュレーションゲームが発売されました。そう、『スコードリーダー(戦闘指揮官)』です。 https://muuseo.com/simulationgame/items/4 二次大戦の歩兵戦を精密に再現した、ステップアップ方式の学習ルール、汎用マップを組合せ、シナリオシート毎に戦場を再現するシステム、どれをとっても当時としては決定版とも言える戦術級ゲームでした。 しかし…、エキスパンションの『騎士十字章』『電撃ドイツ戦車隊』が発売され、歩兵戦にAFVや戦車が登場するようになると、これがうまくいきません。移動力も火力も桁違いの歩兵とAFVを同一ルール、同一スケール上で再現するには、かなり無理がありました。そのため、両者の矛盾を穴埋めするかのように、ルールはどんどん改訂され、差し替えられ、複雑化していきました。1982年に第四弾『GI勝利の礎』まで発売した時点で、もう、ルールを読むのも一苦労な化け物のようなゲームになっていました。アヴァロンヒルも、こりゃまずいと考えたのでしょう、仕切り直しとしてに新たなシリーズを打ち出します。それが1985年に発売された『アドバンスドスコードリーダー』(略してASL)シリーズです。ルールは整理され、プレイ可能なゲームとして蘇りました。以降、戦術級ゲームの決定版の地位をキープし、標準モジュールだけでも12種類が発売され、サードパーティ発売のものも含めると2000以上のシナリオが発表されています。 だがしかし、モジュールが増えすぎたために、各モジュールに特定のユニットやマーカーが分散されて収録されるという事態になっており(例えば主要ドイツ軍とソ連軍はビヨンドバラ―、日米のユニットならヤンクスなど)、特定のシナリオをプレイするためにはこれとこれのモジュールが必要、このシナリオをプレイするためには3つのモジュールを持っている必要があるなど、これから始める人にとってもとても敷居が高いゲームになってしまいます。そうこうするうちに発売元のアヴァロンヒル社はハスブロー社に買収され、ハスブロー社のファミリー向けのゲームしか発売しない方針によってASLは消滅する危機に瀕します。 ここで腰を上げたのはMMP社です。ハスブロー社よりASLの版権を買い取り、新作シリーズを発売することになります。 そして、2004年、満を持して発売されたのが『ASLスターターキット#1』です。 これはASLルールの中から比較的易しいルールのみでプレイできるシナリオだけを集め、単体でプレイできるように収録ユニット、マップを調整して発売されたものです。まさに入門用スコードリーダーと言える作品です。ASLには興味はあるけど、どのモジュールを買ったらいいのかわからない、という人にピッタリのゲーム、これさえ買えばASLは始められるというキットです。現在#4までシリーズは発売されており、それぞれ単体で遊ぶことができます。#1では歩兵と携帯火器、#2では大砲、#3ではいよいよ戦車が登場します。#4では太平洋戦線、つまり日本軍が登場しています。 #ASL #スターターキット #スコードリーダー
ルール(12P) ユニット280個 8×22インチマップ2枚 シナリオシート3枚 クイックリファレンスカード1枚 6面体ダイス2個 6本 アドバンスドスコードリーダーシリーズ 戦術級ちょこ大佐
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Across Suez
『Across Suez』は、1980年にSPI社より入門用ゲームとして発売されました。1973年に勃発した第四次中東戦争中のイスラエル軍とエジプト軍がグレートビター湖北部の中国農場で激突した戦車戦をシミュレートしています。簡単なルール(4Pのルール)、少ないユニット(両軍合わせて46個)で構成されており、ヒストリカルよりプレイしやすさに重点を置いたゲームです。そのため、各部隊も抽象化されており、歴史を追体験するというわけにはいきませんが、当時日本で発売されていたSPIのゲームの中で一番安く、手に入れやすかった作品です。1983年にはホビージャパンから発売された入門用ゲームセット『ベーシック3』の中に、『バルジ大作戦』、『レニングラード』と一緒に収録されています。 #BASIC3 #入門用ゲーム #中国農場
ルール(4P) ユニット46個 28×43マップ1枚 1本 無し 作戦級ちょこ大佐
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Crescendo of Doom(電撃ドイツ戦車隊)
『電撃ドイツ戦車隊』は、『スコードリーダー』の2番目のエキスパンションです。このセットを追加することにより、イギリス軍、フランス軍、ポーランド軍、ベルギー軍、フィンランド軍の歩兵及びAFVが揃い、1939-42年の西部戦線のほとんどが再現できるようになります。セットには1300を超えるカウンター、12のシナリオ、6番と7番の2枚のマップが含まれています。 追加された各国の兵士の特徴ですが、イギリス軍は、劣った装備と戦法に苦しみましたが、闘志は最後まで衰えませんでした。そのイギリス軍の指揮下のグルカ兵(インド兵)は、砂漠と山岳でその真価を発揮します。グルカ兵は丘から移動する場合、移動力が+1され、白兵戦では火力が2倍、そしてソ連兵同様狂暴化します。フランス軍は、時代遅れの戦法、電撃戦での敗北を引きずっての敗北主義を反映して回復値が低く設定されています。フィンランド兵はその不屈の闘志と愛国心、過酷な環境に耐える力を持っています。そのため回復期に通常の半分の指揮値で回復することができ、指揮官がいなくなっても士気チェックをする必要がありません。また、スキーを装備し、移動時に優勢を得ます。 『電撃ドイツ戦車隊』単体ではプレイできず、『スコードリーダー』と『クロスオブアイアン』が必要になります。 https://muuseo.com/simulationgame/items/4 #戦闘指揮官 #鉄十字章 #エキスパンション
ルール(73-108P) シナリオカード12枚(21-32) クイックリファレンスチャート2枚 ユニット1324個 20×56マップ2枚 12本 スコードリーダーシリーズエキスパンション2 戦術級ちょこ大佐
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4th Reich
それは、人類が世界規模の核戦争によりほぼ壊滅状態になった時から2000年近くが経った頃だった。 かっての人類の栄光を取り戻さんとした人類の生き残り、ゲルド帝国が、東方の放射能が残存するジャングルに向かって西進したのだった。西方を支配するミュータント王国、首都モスカを目指して…。 『第四帝国』は、いわゆるアフターザホロコーストものとなります。核戦争後の荒廃したヨーロッパを舞台に、人類の生き残りのゲルド帝国と、放射能によりミュータントと化した生物が支配するスカム帝国の争いを描いています。ゲルド帝国の首都がブルレンで、東方に侵攻する、敵のミュータント帝国の首都がモスカ、そして採用されているシステムがダブルインパルス方式…、そう、このゲームは東部戦線の名作『ロシアンキャンペーン』(AH 1976)へのオマージュ作品です。時代は2000年後、対決するのは人類とミュータントですが、設定は第二次世界大戦の東部戦線そのものです。質のドイツ軍対量のソ連軍という特徴もそのまま再現されています。ユニット数も少なく、プレイアビリティは高いです。BGGでは低評価ですが、私は好きです。ソリティアルール付き。 #架空戦 #核戦争後 #ミュータント
ルール(8P) ユニット84個 マップ1枚 6面ダイス2個 1本 無し 作戦級ちょこ大佐
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No Better Place to Die
北軍参加兵4万3千に対して死傷者・捕虜1万3千人、南軍参加兵3万7千にたいして死傷者・捕虜1万人。 これが西部戦線で発生した会戦中、最大の激戦となった『マーフリーズボロの戦い』の結果である。 1862年12月31日夜明け、それは南軍の奇襲から始まった。マッカウン少将率いる南軍1万人の師団が北軍左翼を急襲し、北軍を5㎞後退させたが、南軍の攻撃は継続せず、北軍司令官ローズクランズは危機的状況を南軍の稚拙な攻撃にも助けられ、最後の一歩を踏みとどまった。また、後退した北軍はナッシュビル・パイクで再集結し、態勢を整え始めた。また、地元の者が『ラウンドフォレスト』と呼んでいる数エーカーの小さな森林で、北軍ヘイズン大佐の師団が決死の防御を見せたことがそれを助けた。ヘイズン旅団は当初の北軍戦線を守り通した唯一の部隊だった。戦後、その場所は「地獄の半エーカー」と呼ばれ、当時の激戦を物語っている。 各師団の善戦により、北軍は奇襲から始まったその日の南軍の攻撃を何とか撃退したが損害は多大なるものだった。 その日の夜、北軍司令官ローズクランズは各師団長を集め作戦会議を開いた。師団長の何人かは撤退を奨めたが、ローズクランズはこの考えに反対し、これをクリッテンデン少将とトーマス少将が強く支持した。ここでトーマス少将は「この軍隊は撤退しない。ここより良い死に場所は無い。」(No Better Place to Die)と言ったとされている。そして北軍は徹底抗戦を決定し、翌日以降の南軍の攻撃を再度撃退し、戦略的勝利を手にするのである…。 ザゲーマーズ社が発売する、人気の『シビルウォーブリゲードシリーズ』(CWB)の第8弾であり、南北戦争西部戦線において1962年12月30日にテネシー州マーフリーズボロで発生した、南北戦争の主要戦闘の中でも両軍とも最高の損失率だった『マーフリーズボロの戦い』(別名:ストーンズリバーの戦い/第二次マーフリーズボロの戦い)を再現したシミュレーションです。戦い自体は会戦単体で見ると両軍とも痛み分け、引き分けで終了しましたが、北軍が二度にわたる南軍の攻撃を撃退し、その後南軍が撤退したので北軍の士気を大いに挙げた戦いとなりました。 #南北戦争 #CWB
ルール(12P) シリーズルール(32P) ユニット280個 マップ1枚 6面体ダイス2個 5本 シビルウォーブリゲードシリーズ (CWB) 作戦級ちょこ大佐
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Champion Hill
1863年5月16日、南軍ジョン・ペンバートン中将は焦っていた。先の戦いで敗戦、撤退中の3個師団を率いていたが、上官であり、ミシシッピ州の南軍全軍を指揮するジョセフ・ジョンストン将軍より、クリントンで北軍を攻撃するように命じられたからだ。一度は無理なこの命令に背いたが、再び攻撃命令が発せられ、ベンパートン中将は止む無く部隊に反転を命じ、チャンピオンヒルの丘にて戦線を引いたのであった。皮肉にも反転命令によって最前線には通常最後尾に位置する補給部隊が立つことになる…。 「チャンピオンヒル」は、アメリカ南北戦争において、その後に続くピッツバーグの戦いに重要な影響を及ぼすチャンピオンヒルの戦いを再現したゲームです。ザゲーマーズ社が発売する、人気の『シビルウォーブリゲードシリーズ』の第10弾であり、1996年の第二次世界大戦以前の戦いジャンルでチャールズロバーツ賞を受賞しています。 #南北戦争 #チャンピオンヒル #CWB
ルール(24P) シリーズルール(40P) ユニット280個 マップ1枚 5本 シビルウォーブリゲードシリーズ (CWB) 作戦級ちょこ大佐
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Time Tripper
主人公のティムはベトナム従軍兵です。そしてオタクです。その興味は化学、電子、軍事史に渡り、上官の目を盗んで空き時間にせっせとタイムマシンを作っていたのです。オタクの力は恐ろしく、遂にタイムマシンは完成し、軍事史オタクのティムは、興味のある戦場へと時の旅へと出るのでした…。 「タイムトリッパー」は、ベトナム戦争の戦場より、装備一式を持って古今東西有名な戦場へとタイムトリップします。が、いかんせんオタクが作ったタイムマシンですので、出現先はとんでもない場所ばかり。8千万年前にジャンプしてディノサウルスと遭遇したり、クロマニヨン人の眼前に現れたり、アレシアの戦い、マレンゴの戦いに参加したり、宇宙人に遭遇したり…。簡単なルールでバリエーション豊かなシチュエーションを楽しめる、SPI全盛時のミニゲームの傑作です。 #タイムトリッパー #SPI
72本 無し 決闘級架空戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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レッド・ドラゴン・ライジング
「アジアの赤き龍、アメリカと激突す」 「レッド・ドラゴン・ライジング」が描いているのは、近い将来発生するかもしれない、中華人民共和国対米国主導の対中国同盟の仮想戦であり、その最初の30日間における戦略的検証と作戦的研究を目的としています。中国軍プレイヤーの役割は北京の国家指導者、米国軍プレイヤーは西太平洋戦域の軍事司令官となります。本作は2008年にデシジョンゲームズのS&T250号に掲載され、その後2010年にCMJ92号で日本語版として登場した作品に、2017年現在で予測できる架空設定ヴァリアントを新たに追加したものになります。 #架空戦 #中国VSアメリカ #レッドドラゴンライジング #近未来戦
3本 コマンド・ザ・ベスト#14 作戦級架空戦 1Turn=? 1インチ=100マイル 1Unit=旅団ちょこ大佐
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パープルハート(日本語版)
「パープル・ハート」は第二次世界大戦の戦術級の戦闘を扱う1人用ゲーム「アンブッシュ!」を一層楽しむためのセットである。かってないエキサイティングなシステムを用いたこのゲームの中で、あなたが自ら創造する兵士たちの戦術能力が試される。新たな6種類の任務はいずれも危険に満ち、未熟な兵士たちを死地に追いやるべくデザインされている。しかし君の分隊は無駄に「アンブッシュ!」での過酷な戦いを切り抜けてきたわけではあるまい。生き延びた者には名誉の勲章と懐かしい故郷への帰還が約束されるだろう。 「パープル・ハート」は、「アンブッシュ!」シリーズのモジュール第二弾で、新たに6つのシナリオを提供してくれる。また、新たなマップが追加されており、戦場も心機一転、さらに困難な任務が用意されている。 ちなみに、「パープル・ハート」とは、戦場で死傷した兵士に与えられるアメリカ軍の勲章”名誉負傷章”のことである。 #アンブッシュ #ムーヴ・アウト #パープル・ハート #ソリティア
6本 AMBUSHシリーズ 戦闘級パラグラフ方式 1Turn=? 1へクス=9m 1Unit=1人/1輌ちょこ大佐
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ムーヴアウト!(日本語版)
あなたの分隊に再び活躍の場が与えられた。大戦は末期を迎え、既に勝敗は明らかに見えるが、それ故に一層激しくドイツ兵達は反撃を試みてくる。新たな危険に満ちた任務をやり遂げられるのは英雄と呼ばれるべき人間だけだ! 「ムーヴ・アウト!」はエキサイティングな1人用ゲームシステムによってあなたの戦術的能力を問うものである。4つの新たな任務は臆病者には向かない。しかし「アンブッシュ!」で技量を磨いた強者ならば、必ずやこれを達成できるだろう。 「ムーヴ・アウト!」は、「アンブッシュ!」シリーズのモジュール第一弾で、新たに4つのシナリオを追加してくれます。マップは追加されていませんが、今度はドイツ軍の車両カードが60枚追加されており、ドイツ軍の戦闘車両を相手に激戦を繰り広げることになります。 #アンブッシュ #ムーヴアウト #モジュール
4本 AMBUSHシリーズ 戦闘級パラグラフ方式 1Turn=? 1へクス=9m 1Unit=1人/1輌ちょこ大佐
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T I TO and his Partisan Army(チトーパルチザンの戦い)
「チトーパルチザンの戦い」は、第二次世界大戦中にバルカン地方で行われたゲリラ戦をテーマにしたゲームです。チトー元帥率いる国民解放軍(パルチザン)は、そのゲリラ戦によって多くの枢軸軍占領任務に張り付かせることに成功し、究極的にはユーゴスラビアとアルバニアを枢軸国からの支配から解放する手助けとなりました。このゲーム当時展開されたこの地方の複雑な戦い、パルチザンVSチュトニクVS枢軸軍の争いを、独創的なシステムと個性的なマップデザインによって非対称戦闘を見事に再現しています。かのSPI華やかなりし頃の代表的な作品で、初めてこのマップを見たときにはGパンばりに「なんじゃこりゃー」と叫びたいところでした。それまではへクス、百歩譲ってファンタジーがテーマのゲームによくあったエリアマップしか見たことがなかったので、この斬新なマップデザインを見て衝撃を受けました。そして、ゲームの奥深さを感じました。残念ながら、テーマがマイナーということもあり、日本ではあまり売れなかったと思います。 #チトーパルチザンの戦い #SPI
1 ? 戦略級 1Turn=? 1エリア= 1Unit=大隊~軍団ちょこ大佐
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アステロイド
一人の科学者がいた。いかなる動機によるものか、彼、マクドナルドは小惑星鉱山ステーション”97・B”の中央コンピュータに地球との衝突コースをプログラムしたのち、自殺した。これを察知した国立高等技術学校のドラクロワ教授は、フォボス基地にて探査隊を編成、”97・B”を爆破すべく出発した。巨大な死神”97・B”、それを操るコンピュータは、マクドナルドの分身と言えた。彼が求めたのは破壊?再生?それとも虚無?すべてを含む闇の中に英雄たちは己の運命を映す。 「アステロイド」は、鉱山小惑星内での個人戦闘を扱ったゲームである。システムは登場人物の個性に重点が置かれ、彼らはたまたまフォボス基地に居合わせただけであり、言ってみれば寄せ集め集団である。採掘要員のマスコット犬、強化装甲服を着た犬嫌いの男、宝石泥棒、予知能力を持つ夫人、重エネルギーライフルを持った射撃の名手、紅一点の女性隊員とその父である老教授、自称世界一の力持ち、運だけでこれまで生きてきた男など、これからの展開に期待が持てるキャラばかりである。果たして彼らは地球を救えるのだろうか…。 B級スペースオペラならぬ個性的なキャラクターのドタバタ劇を楽しめる最高のゲームである。特にラッキーがお気に入り。 #アステロイド #ラッキー #GDW
1 無し 決闘級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐