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Trail of the Fox The Fight for Tunisia
「トレイルオブザフォックス(狐の通り道)」は、1943年に北アフリカ戦線で発生したチュニジアを巡ってのドイツアフリカ軍集団とイギリス第8軍との戦いを再現したものです。システムはS&T#87に掲載された「Desert Fox」と同じシステムを使用しており、2つのゲームを繋げてグランドキャンペーンを行うシナリオも用意されています。 #チュニジアの戦い #トレイルオブザフォックス
2本 ? 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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Central Command
「セントラルコマンド」は、1980年代後半、ホルムズ海峡近辺で石油を巡ってアメリカとソビエト連邦がもし戦ったらという架空の戦いをシミュレートしたゲームです。ゲームは、ペルシャ湾から西の重要な石油施設、湾岸施設、飛行場の支配を巡って制空権を賭けた戦い、陸上部隊の戦いを複合的に扱っています。が、設定が1980年代なのでアメリカの主力がF-18ホーネット(現在の最新はF-35)、ソ連に至っては国はもう無いし、一応登場機種はMig-29とSu-27(ロシアの最新鋭機はSu-57)という塩梅なので日進月歩の軍事兵器の世界では現代戦のゲームは難しいですね。プロ野球やサッカーのシミュレーションゲームのように毎年出すしかないのかも知れません。 #架空戦 #アメリカVSソビエト
2本 ? 架空戦 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=中隊~連隊ちょこ大佐
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マレー電撃戦
昭和16年12月8日未明、突如マレー半島の沖合に姿を現した船団から、荒波をものともせず続々と上陸してくる兵士たち。真珠湾攻撃に先立つこと2時間、この瞬間に足かけ5年にわたる太平洋戦争の火蓋が切られたのだった。 「マレー電撃戦」は、」山下将軍率いる第25軍によるマレー半島の縦断突破を再現したヒストリカルシミュレーションゲームです。また、メインゲームとは別のシステムでシンガポール島上陸作戦をテーマにしたミニゲーム「シンガポール攻略戦」も付いています。 #マレー電撃戦 #シンガポール攻略戦 #日本軍
1本 エポックワールドウォーゲーム12 作戦級 1Turn=? 1へクス=15㎞ 1Unit=中隊~大隊ちょこ大佐
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英国本土決戦(Their Finest Hour)
熾烈なる英国航空決戦、そして幻の英本土上陸”あしか”作戦発動へ。 1940年春のフランス崩壊の後、対独戦に参加する国はイギリスただ一国だった。大陸での勝利を勝ち取ったドイツは、大いなる勝利となるべく次の作戦のための編制と準備に急遽取り組み始めた。すなわち、イギリス侵攻、そしてイギリス征服へと。イギリス陸軍はフランス脱出時に装備の面で甚大な損害を被っていたため再建のスピードは遅く、本土防衛の重責は海軍とそしてとりわけ空軍の双肩にかかっていた。ドイツ軍が制空権を握ってしまうとその陸軍は海峡を押し渡り得意の電撃戦に持ち込むことになるからである。そうなればロンドン陥落の日も遠からずやってくる。そして8月、鷲の日。無敵のドイツ航空艦隊がフランス、ノルウェーの飛行場を発進した。「英国本土決戦」は、イギリスの命運を賭けた英本土航空決戦とそれに続く、実際は行われなかった英本土上陸作戦を実現するゲームです。 #英国本土決戦 #あしか作戦 #オペレーションシーライオン #ゼーレーヴェ作戦
1本 GDWヨーロッパシリーズ5 作戦級 1Turn=半月 1へクス=25.7㎞ 1Unit=大隊~師団ちょこ大佐
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フランス崩壊( The Fall of France)
画期的装甲戦術でフランスを席巻、それは世界中を驚愕させた。 急降下爆撃機が襲来し、戦車が突破し、自動車化歩兵が追従する電撃戦。それは第二次世界大戦欧州戦線の立役者であり、それまでの固定的な塹壕戦の概念を根底から覆した画期的な用兵思想だった。それは1939年9月のポーランド戦で初めて世界の目に触れることとなったが、その真価が認められるまでには至らなかった。頭の固い連合国将軍たちは旧来の方法で十分対抗できると考えていたのである。しかし彼らはその誤りを間もなく思い知らされることになる。ポーランド戦の勝利に気をよくしたヒトラーが、第一次世界大戦時に4年かかっても屈服させることができなかったフランスに対し、その鉄の牙を研ぎ始めていたからである。装甲部隊というあまりにも鋭すぎる牙を。 「フランス崩壊」はこのドイツによるフランス侵攻作戦を戦略/作戦級ゲームとしてシミュレートします。システムはヨーロッパシリーズの標準ルールで第二次世界大戦陸上戦闘の真骨頂ともいえる空陸一体化作戦行動を忠実に再現。フランス陸軍を一撃のもとにたたき伏せてしまった機甲部隊の威力を表す装甲効果、機動フェイズ、ヨーロッパシリーズならではの詳細な空軍ルール、空挺作戦、海上輸送、イタリア・スイスの参戦の可能性等々、バラエティに富んだプレイとダイナミックな電撃戦のだいご味を余すところなく味あわせてくれます。 #フランス崩壊 #黄色作戦 #赤色作戦 #電撃戦
2本 GDWヨーロッパシリーズ8 作戦級 1Turn=半月 1へクス=25.7㎞ 1Unit=大隊~師団ちょこ大佐
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撃墜王
「撃墜王」は、1944年~45年の太平洋における戦闘機同士の空中戦を詳細にシミュレートしたゲームです。今までの空中戦ゲームとは違い、このゲームはあなたを1人のパイロットに仕立て上げます。プレイヤーは、”飛行機を動かす”のではなく、”操縦桿を動かす”のです。あなたは常に自分の愛機の状態に注意し、慎重にかつ果敢に操縦桿を倒し、思い切りフットバーを踏み込んで旋回・上昇・降下を行わなければなりません。そのために、熟練すれば宙返り・スローロール・スナップロール・失速反転・シャンデル・スプリットSなど様々なアクロバット飛行を盤上で再現することができます。また、以上のようにフライトシミュレーター的な要素が強いため、ソロプレイでも十分に楽しめます。 やっちまったな、ツクダホビー。シミュレーションゲーム数あれど、誰もプレイできないシミュレーションゲームって?とことん飛行という概念を正確に緻密に紙上でシミュレートしようとするとこうなるという例ですね。日本中でプレイできたのはデザイナーとデベロップチームだけではないでしょうか?もしこのゲームをプレイできる人がいるなら尊敬に値します。だって、飛行機の基本機動、ピッチ・ロール・ヨーですが、ピッチ(機種上下角度)は31段階、ロール(左右傾斜)は60段階、ヨー(左右方向)は6度ずつ別れているんですよ。もう、1機操作するのでも手一杯。とても複数機扱えるとは思えません。が、価値あるのは各飛行機のデータカード。54機種分もあり、これは資料的価値も高く、見ているだけでも満足です。ということでコレクションアイテムでした。 #撃墜王
22本 NFシリーズ07 決闘級空中戦 1Turn=1.5秒 1へクス=25m 1Unit=1機ちょこ大佐
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Stellar Conquest(ステラー・コンクエスト)
「ステラ―コンクエスト」は、4人のプレイヤーがそれぞれ銀河で星系探索と経済拡大をし、他のプレイヤーに先んじて一大銀河帝国を築くのを目指すゲームです。オリジナルはメタゲーミング社から発売されており、評判が良かったためアバロンヒルが買い取りデベロップしてボックスゲームとして再販されました。ゲームマップの銀河には、表面温度ごとに色分けされた恒星が散在しており、各プレイヤーはマップの四隅から進出してこれらの恒星を探索、植民可能な惑星があるか、資源は肥沃かを調査し、有望な恒星に植民として人民を送り込み、生産して経済を発展させます。勿論軍事行動もあり、宇宙戦闘艦や衛星砲も生産できますが、自分の探索生産に精一杯でとても他星に攻め入る余裕はありません。戦闘が発生するのは銀河が開発済の恒星で満たされ、これ以上拡大が難しくなる終盤のみという展開が多いです。当時としては珍しいSFで、広い銀河の探索、移住、開発、発展という心躍る展開を楽しめるゲームであり、拡大再生産システムのジャンルの古典的名作と言えるでしょう。 #ステラ―コンクエスト #拡大再生産 #メタゲーミング #宇宙開発
1本 無し 戦略級宇宙開拓 1Turn=? 1エリア=? 1Unit=?ちょこ大佐
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猛将パットン(Patton's 3rd Army)
敵味方を通じてその勇名を轟かした猛将パットン将軍。しかし、彼とて連戦連勝というわけにはいかなかった。中でもこのメッツ攻略戦は作戦の性格上完全な陣地戦であるため得意の機動力も使えず、さらに長雨のため地表は泥沼と化し、加えて補給の欠乏により彼の軍人人生中最大の苦戦となったのである。 「猛将パットン」は、西部戦線シリーズの第1作でシリーズ全作に共通の基本ルールと固有の特別ルールにより構成されている。これにより、一旦ルールを覚えたら次のゲームはルールを気にすることなく作戦に集中できるという利点を生んでいる。また、当時の状況を反映するルールとして、各大隊は大体の戦力はわかるが正確なところは実際の戦闘をするまでわからないというアントライドシステムを採用している。ルールはシンプルながら毎回手に汗握る展開が楽しめる、SPI不朽の名作の堂々の再販である。 #パットン #パットン第三軍 #メッツ攻略戦 #ロレーヌの戦い #猛将パットン
2 西部戦線シリーズ 作戦級 1Turn=1日 1へクス=4㎞ 1Unit=大隊~旅団ちょこ大佐
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朝鮮戦争
1950年6月25日、38度線から朝鮮民主主義人民共和国軍の電撃的な侵攻が開始された。朝鮮戦争の始まりである。ソ連からの軍事的援助を受けた北朝鮮軍はT34戦車を前面に押し出して侵攻、一方韓国軍の装備は脆弱でその戦車を撃退できる力を全く持っていなかった。奇襲は瞬く間に成功し、あれよあれよという間に韓国軍の前線は崩壊し、僅か3日で首都ソウルは陥落した。このゲーム「朝鮮戦争」は、6月25日の開戦から連合軍がソウル奪還までの4か月余りをシミュレートしたゲームです。ここで刮目したいのは、戦争終結の1953年までではなく、北朝鮮軍の奇襲、首都陥落、首都奪還、連合軍の反撃までの4か月のみを切り取ってゲーム化したこと。マップも朝鮮半島全部ではなく、38度線の南のみにしたという潔さ、さすが鈴木先生のデザインだなと感服いたします。デザインの理由はデザイナーズノートにもありますが、けた外れの人海戦術を展開した中共軍の介入後は全く戦争の様相が変わったこと、一つのゲームにまとめるには無理があると判断したこととしたためており、全く持って納得の理由です。残念なのは、諸般の事情によりこのゲームは発売後まもなく製造中止、市場に出回っているものは回収され、エポックのカタログからは消え、その存在自体を闇に葬られてしまったこと。確かにセンシティブなテーマですが、シミュレーションゲームってそういうもんじゃないでしょう。歴史の愚かさを知るためのツールなんじゃないでしょうか…。 時代は移り、16年の歳月が過ぎた後、2000年にサンセットゲームズからよりプレイアブルにリニューアルされて再販されました。古角さんぐっじょぶ。真に良いものは復活するもんです。 #朝鮮戦争 #販売中止
1 エポック社のワールドウォーゲームシリーズ13 作戦級 1Turn=1週間 1へクス=10km 1Unit=連隊~師団ちょこ大佐