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Cedar Mountain
「シーダー山の戦い(スローターズ山の戦い)」 1862年8月9日、バージニア州カルペパー郡で発生した、ナサニエル・バンクス少将率いる北軍が、ストーンウォール・ジャクソン少将率いる南軍を攻撃した戦いです。北バージニア方面での南北戦争では緒戦となる戦いで、序盤は北軍が押していましたが、結果南軍が押し返し、南軍の勝利で終わりました。ブルランの戦いの前哨戦と位置づけられているこの会戦の結果、南軍は北バージニア方面での主導権を握り、東部戦線を有利に進めることとなります。 『シーダー山』は、南北戦争における北バージニア方面での戦いを再現したゲームです。SPI社が発行した南北戦争を扱うGBACWシリーズの第4弾となります。1981年チャールズロバーツ賞を受賞しています。 #アメリカ南北戦争
ルールブック(20P) ユニット200個 ソフトマップ1枚 1本 GBACWシリーズ 作戦級ちょこ大佐
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REVOLT on ANTARES
「リボルトオンアンタレス」は、あのTRPGの元祖「D&D」を制作したTSR社が一時期発売していたウォーゲームのシリーズ、SFミニゲームシリーズのひとつとして1981年に発売されたSFゲームです。 ミニゲームは1980年代に合計6種類発売されました。 「リボルトオンアンタレス」はアンタレスの衛星イミルロス上での権力争いを再現しており、7つの家、テラン帝国軍、原住民、移民シラカンなどに分かれ、経済圏の所有および占領、要塞の占領などで勝利ポイントを稼ぎ、10ターン終了時での得点を競います。シナリオは3つあり、基本シナリオの他、シラッカ侵攻、イミルロスの権力政治があります。 #TSR
ルール(本誌20P) ユニット84個 マップ1枚 3本 TSRミニゲームシリーズ 戦術級ちょこ大佐
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JABRO ジャブロー戦役 The Game of Ground Fighting in GUNDAM
宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。戦争は膠着状態に陥り、はや8か月が過ぎようとしていた。 サイド7を発進したホワイトベースは、連邦軍本部のある南米ジャブローを目指していた。しかし、執拗なジオン軍のシャアの追撃を受けたため、予定していたコースを大きく外れてしまった。地球についたホワイトベースを待っていたのはガルマ率いるジオン北米方面軍の攻撃であった。そこには、ランバラル、黒い三連星の姿もあった。幾多の戦いを経て、ようやくジャブローに到着したホワイトベースは、再び宿敵シャアと戦うことになる…。 「ジャブロー」は、ツクダホビーが発売した一連のガンダムゲームの記念すべき第一弾です。シナリオはアニメの第一話から第三十話までをフォローしており、ガンダム大地に立つ、ガルマ散る、セイラ出撃、ランバラル特攻、迫撃トリプルドム、ジャブロー攻防戦らを再現することができます。が、戦闘システムはこのときから基本命中率への修正の嵐であり、射手の固定武装、支援火器命中修正、距離修正、パイロット命中修正、モビルスーツの移動状態、射撃状態、そして目標の軌道修正、目標パイロットの回避値、目標の移動状態修正と修正数値がてんこもりで計算し、結局どれで撃ってもあんまり変わらなく、パイロット性能だけ見ればいいじゃんという結論に達するのですが、やはりこのゲームをプレイする輩は細かいモビルスーツの性能の違いまで再現しないと気が済まない人種なので問題ありません。 むしろシリーズ後半に化け物と化す戦闘計算に比べればまだ初期のものはプレイアブルで佳作だと思います。 #機動戦士ガンダム #ツクダホビー #ジャブロー戦役
9本 SFシリーズ#1 戦術級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1機ちょこ大佐
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Harry Harrison's the return of the Stainless Steel Rat(ステンレス・スチール・ラットの帰還)
「ステンレススチールラットの帰還」は、ハリーハリソンのスペースオペラ「ステンレススチールラット」シリーズをモチーフとし、鬼才コスティキャンがその雰囲気を存分に活かしたパラグラフ形式を載せたソリティアゲームです(一応2人でもプレイ可)。原作の小説もまた良くて今までのスペースオペラとは少し違い、ハードボイルドと言うかダンディと言うか、アニメで言う「コブラ」や「ルパン三世」の雰囲気に近いネオスペースオペラです。SSRの小説は日本ではサンリオ文庫から発売されており、今でも古本屋では人気のシリーズとなっています。 搭載システムのパラグラフ形式というのは、昔はやったゲームブックのように、プレイヤーの行動や戦闘の結果次第でストーリーがどんどん変わって進行していくというタイプのゲームです。同誌「パンドラ号」のシステムと同じで、それを更に原作付きで発展させたという感じですが、いくぶん実験的すぎるシステムでちょっと盛り込みすぎた感はあります。が、それを気にさせないのが、これ。見てください、この斬新なマップ。初めて見た時には衝撃が走りました。自由な発想から作られた独創的な、芸術的と言えるほどのデザイン。ゲームって、こんなに自由なんだと感激しました。今でも大好きなゲームです。このゲームを知ってから、今までヒストリカル一筋だったのがSFというジャンルにも興味が湧き、そしてAres全制覇を目指しました。Aresのゲームは実験的なものも多いですが、独創的で魅力的なゲームばかりです。 #ハリーハリソン #ステンレススチールラット
1本(パラグラフ形式) 無し 戦闘級パラグラフ形式 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
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Freedom in the Galaxy(銀河革命)
「銀河革命」は、強大な力を持ち、銀河に圧制を敷く帝国軍に対し、敢然と立ちあがった反乱軍との戦いを再現するゲームです。この設定を聞いてもうお判りでしょう。そうです、このゲームは元々はスター・ウォーズの版権を取ってその名を冠したゲームにする予定でデザインされたのですが、大人の事情によりライセンスが取れず、やむなくオリジナル設定で販売したという経緯があります。”ルーク・スカイウォーカー”=”アダム・スターライト”、”レーア姫”=”ジーナ・アドーラ”、”ハン・ソロ”=”ボッカネグラ”ということですね。昔ファミコンのファミスタでの選手名が、版権が取れず”しのづか”=”しのつた”、”きよはら”=”きよすく”となったのを彷彿とさせます。まあそれは枝葉末節の話で、問題はシステムです。このゲームのシステムは、キャラクター同士の個性を生かした戦術級の対決を実現しつつ、さらに宇宙戦闘や恒星間戦闘をも実現している、まさに奇跡のシステムなのです。さすがSPI。しかもSFにふさわしい細かなギミック満載です。これ以上映画スター・ウォーズの世界を再現しているゲームは過去も未来も現れないでしょう。間違いなくSPI全盛期の傑作のひとつです。あまりに複雑なのでプレイは大変ですが。原作はSPIですが、AHが権利を買い取ってAH版で日本では輸入され、HJが日本が解説書をつけて販売していました。 #銀河革命 #スターウォーズ
5本 無し 戦略戦術級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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The Battle of the Bulge バルジの戦い(1981)
1944年夏、アドルフ・ヒトラーは、東部戦線ではソ連軍がポーランドを開放し、プロイセンの国境に迫り、西部戦線では連合軍がノルマンディーから上陸し、ベルギーからドイツ国境に向けて進撃しているという状況に恐怖していた。ヒトラーが一番恐れていた連合軍による両面攻撃である。そのためヒトラーは、起死回生を狙った大反撃を計画、突破口はベルギーとルクセンブルグにまたがるアルデンヌ地域に決定、アルデンヌは深い森に覆われ切り立った谷と岩だらけの峡谷が入り組んだ険しい地形を持つ。連合軍の防御も手薄であろうこの地域を突破し、ミューズ川の対岸からアントワープを攻撃する。いわゆる”バルジ作戦”である。連合軍の重要な補給基地であるアントワープを占領することにより西部戦線の連合軍を崩壊させ、和平に持ち込み、対ソ連軍の東部戦線に集中するのがヒトラー最後の賭けであった。 「バルジの戦い」は、65年に発売された同ゲームを、最新の史実研究により判明した両軍の戦力構成をより史実に近く再現できるようにデベロップしなおしたゲームです。 #バルジの戦い #アルデンヌの森
2本 無し 作戦級 1Turn=12時間 1へクス= 3.2㎞ 1Unit=大隊~旅団ちょこ大佐
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MARKET MADNESS!
「マーケットマッドネス」は、株式市場をシミュレートするゲームです。プレイヤーは株主のひとりとなり、5種類ある銘柄の株を売買し、一番の金持ちを目指します。株は3株単位で現在の単価から上下し、一度に何株買うか悩みどころです。プレイヤーの売買が終了したら、各プレイヤーに配布されている流動化カードをプレイします。流動化カードには、ある銘柄が1ランクダウンしたり、アップしたりと市場の変動が支持されており、これにより株式の値段は上下していきます。ある銘柄が1株20ドルを突破すると暴騰となり、持ち株1株につき20ドルに換金されます。またある銘柄が1株0ドルに下降すると暴落となり持っている株式は紙くずと化します。ウォーゲームでないこのゲームを今ではなんでこれを購入したかわからないのですが、当時は結構面白いゲームだと思いました。特にボーナスルールを採用すると、購入数や売却数により株価が上下し、流動化カードだけでなく自分の売買によってある程度株式が操作できるので、共同して暴騰を狙ったり、トップの持ち株銘柄を暴落させたりと熱くなったもんです。しかし、パッケージ裏に”1979年に81000人のプレイヤーがマーケットマッドネス大会に参加した。”とあるのですが、そんな大会いつ行われたのだろう…。 #マーケットマッドネス #ヤキント #株式売買ゲーム
1本 ヤキントアルバムゲームズ 株式市場シミュレーション 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
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Swashbuckler
”銃士”とは、一般に言われる銃を持った兵隊ではなく、アレクサンドル・デュマ・ペールの小説「三銃士」の登場人物ダルタニアンなどのように、細身の剣やサーベルなどを主武器にした、速度、軽快性、そして何より心意気を大事にした剣士を指す。勿論、やぼな甲冑や防具などは身に着けず、しゃれた服装を身に着けていた。もとはフランスのルイ13世のころの護衛銃士隊である。護衛銃士隊への入隊基準が当時の他の近衛隊に比べて緩かったため、王に武勇を見せて立身出世を狙う平民の男が入ることが多かった。そのため、本来伊達男たるべき銃士の中にはゴロツキも多かった。また、海賊に身を落とすものもいた。 「スワッシュバックラー(銃士)」は、そんな17世紀の銃士と、同時代の海賊らの乱戦を再現するゲームです。パイレーツオブカリビアンのジャック・スパロウ役のジョニー・デップを思い浮かべてください。あれがそうです。このゲームでは海賊船の甲板で、寂れた居酒屋で、レイピアを持った銃士と、サブレを持った海賊が、バトルロイヤルを繰り広げるのが再現できるのです。戦いの場にはテーブル、イス、ビアジョッキ、シャンデリア、宝箱など雰囲気抜群のギミックが満載で、これらを有効に使った格闘を制したものが勝利します。ビアジョッキやイスを投擲したり、シャンデリアにぶらさがって相手を蹴飛ばしたり、テーブルを押し込んで相手の行動を制限したり…帽子を振ったり(ダメージは与えられませんが、相手をビビらせることはできます)。まるで映画の一シーンを再現できるこのゲーム、さすがB級ゲームの雄、ヤキントの作品です。 #スワッシュバックラー #ヤキント #大乱闘
1本 ヤキントアルバムゲームズ 決闘級バトルロイヤル 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1人ちょこ大佐
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The Roaring 20's
「ローリング'20s(狂乱の20年代)」は、1920年代のアメリカ禁酒法時代のギャング組織と警察スのカーチェイスを再現したゲームです。ギャング組織は毎ターン地下酒場を営業するかを決定し(営業すると収入は入るが警察にガサ入れされる可能性が高まる)、イベントカード3枚と隠れ家カード1枚を引きます。イベントカードに書かれた襲撃場所(銀行や両替所、宝石店等)を決め、そこから車で隠れ家まで逃げ切れば襲撃場所に応じた報酬が手に入り、途中でパトカーに掴まれば牢屋行です。パトカーは10台あり、街中に配置されますが、同じ場所に2台止めれば道路封鎖もできます。強盗以外にも暗殺、賄賂、他のギャングを襲撃、脱獄、ボディーガードなど、雰囲気に溢れたギミックも満載でいかにもヤキントらしいB級テイスト溢れた作品です。個人的に大好きです。 #ローリング #狂乱の20年代 #禁酒法 #ギャング
1本 ヤキントアルバムゲーム カーチェイス 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=1台ちょこ大佐
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FURY IN THE WEST(フューリー・イン・ザ・ウエスト)
「フューリーインザウエスト(西部の怒り)」は、南北戦争のうち、1862年にテネシー河畔起きた”シャイローの戦い”を再現したゲームです。A・ジョンストン将軍とボーリガード将軍が指揮する南軍が、グラント少将の指揮する北軍に奇襲をかけた戦いである。戦力は優勢だが戦闘意欲に欠ける北軍、兵は少ないが戦闘意欲が高く、有能な将軍が多かった南軍の例に漏れず、更に不意を突かれた北軍は敗北寸前まで追い込まれたが、翌日に北軍の援軍が到着し、形勢は逆転、北軍の勝利で終わった。こうしてこれまででアメリカ史上最大の死傷者、23000人の犠牲を出した戦いはたった2日間で終わりを告げたのである。 #FuryintheWest #シャイローの戦い #南北戦争
2本 無し 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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STORM OVER ARNHEM(アルンヘム強襲)
「アルンヘム強襲」は、1944年秋に発動した連合軍の”マーケットガーデン作戦”においてアルンヘム市内の重要な橋を巡って生じた激烈な市街戦をエリアマップで再現するゲームです。イギリス軍にとって、これはライン川下流(ネーデル・ライン)に架かる最後の橋であり、マーケットガーデン作戦の成否を決する最終目標でした。一方ドイツ軍にとっては、橋を確保することは連合軍の攻勢の失敗を意味するだけでなくこの橋を占領することによって敵の攻撃を受けているほかの地域に、喉から手が出るほど必要とされていた増援部隊を急送してやることができる重要拠点でした。 初めてこのゲームを見たときには衝撃が走りました。今まで見慣れてきたへクスが無く、エリアでマップが分割されていたからです。また、見たことのないようなデカいユニット、両軍が交互に1部隊ずつ移動か戦闘を繰り返す詰将棋のようなシステム(正確には1エリア毎ですが)、何もかも初めてのことで戸惑いました。ですが、慣れれば簡単なシステム、そのエキサイティングな展開、当時最高のエリア戦ゲームであったことは間違いありません。エリア戦の名作。 #アルンヘム強襲 #マーケットガーデン作戦
1 無し 戦術級エリアマップ 1Turn=8時間 1cm=12m 1Unit=分隊~大隊ちょこ大佐
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砂漠の狐
「砂漠の狐」は、1941年11月18日から12月の初めにかけてイギリス第8軍とロンメル将軍指揮下の枢軸軍との間に行われた、砂漠の機動戦のゲームである。ちなみに、砂漠の狐(Desert Fox)は砂漠の機動戦において類まれなる才能を発揮したロンメルの愛称である。砂漠の戦いは海戦同様明確な戦線というのは意味をなさず、機動戦となり、占領した土地の広さで勝敗が決するのではなく撃滅した敵の数や占領した拠点が勝敗を決するもの。北アフリカ戦域はシミュレーションゲーマーにとっては昔から魅力的なシチュエーションであり、そのロンメルのキャラクター的な魅力もあって数多くのゲームが作られている。使用するユニットも多くなく、初心者にも遊びやすいテーマでもある。北アフリカ戦域はロンメルという英雄を生み出したが、果たして本当にドイツは北アフリカに戦力を投入する必要があったのだろうかと常に思う。最初はヒトラーはイタリア援助のために、少しだけ北アフリカで防衛してくれればと考えていたと思うのだが、なまじ天才ロンメルが生まれてしまったために戦闘を継続せざるを得なくなって、貴重な戦力をその後も投入することになってしまったのではないかと。その貴重な戦力、そして戦闘指揮の天才ロンメルがそっくりそのまま東部戦線に投入されていれば、もしかしたら歴史は少しは変わっていたのかもしれない。いや、そうしたらロンメルという英雄は生まれなかったかも。 #砂漠の狐 #ロンメル #アフリカ軍団
1 エポック社のワールドウォーゲームシリーズ3 作戦級 1Turn=1日 1へクス=3km 1Unit=大隊~旅団ちょこ大佐
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日露戦争
明治37年2月から約1年半に渡って戦われた日露戦争は、世界史上初の近代戦である。この「日露戦争」は、鴨緑江会戦からその一年後の奉天会戦までを扱っている。戦略級のゲームで陸海空の陸戦と海戦(空戦はまだこの時代対地支援という概念が無かったため行われていない)を扱っていながらルールも簡潔で非常にプレイしやすい。明石大佐の秘密工作までルール化されているのがデザイナーのウイットが感じられてグッドジョブである。初心者がプレイするのに最適。どのようにユニットを移動、戦闘させればいいのか学べる。ちなみに私はこのゲームでユニットの動かし方を学んだ。初心者の私が何度もベテランとこのゲームで対戦して、一度も勝てなかったのが懐かしい。 名作。 2001年のコマンドマガジンジャーナル#40で再録、2010年に国際通信社ジャパンウォーゲームクラッシックとして再販されている。 #日露戦争 #エポック
1 エポック社のワールドウォーゲームシリーズ2 戦略級 1Turn=1ヵ月 1へクス=10km 1Unit=旅団~師団ちょこ大佐
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独ソ電撃戦 ミンスク’41
1941年6月22日、ドイツ及びその同盟国は300万の兵士を率いてソ連を壊滅させるためにソ連西部の国境線から進撃を開始した。いわゆる”バルバロッサ作戦”の開始である。ドイツは装甲集団を中心にお家芸の電撃戦を展開し、一路モスクワを目指した。このゲームはその作戦のうち、グデーリアン将軍率いる中央軍集団の進撃をテーマとしたゲームである。エポックとレックカンパニーが満を持してSLG業界に参入した第一弾。そのため、今から見ると随所に意気込みが感じられる。ルールブックのヒストリカルノート(このゲームでは歴史概況)も非常に力が入っていて良い。今だから言えることだけど、日本のSLG黎明期に、エポックとレックカンパニーが果たした役割は非常に大きいと思う。 傑作。 2004年にコマンドマガジンジャーナル#57に再録。 #独ソ電撃戦 #バルバロッサ作戦
1 エポック社のワールドウォーゲームシリーズ1 作戦級 1Turn=1日 1へクス=12km 1Unit=師団ちょこ大佐
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Attack of the MUTANTS!
「アタック・オブ・ザ・ミュータンツ」は、1950年代のホラー映画ファン向けのゲームです。 1993年に発生したビッグメルトダウンの影響により、世界は大量の放射線により今ではかっての形を留めていないフットボール選手、チアリーダー、ヒラメネズミで溢れていました。僅かな生存者が、周囲のねじれた死にかけている世界から逃れるための最後の試みをします。 セントラルステートテックのサイエンスビルで、老教授のアップルホワイト教授は素晴らしい発見をしました。そう、異なる地球または別の地球への生物の輸送を可能にする究極の装置の発見です。教授は、彼の娘である研究助手のペニーとともに装置のゲートをロックオンする手順を開始します。しかし、ビルの外は破壊された地球の主であるミュータントで溢れ、今まさにビル内になだれ込み、教授らに襲い掛かろうとしています! 果たして教授らは無事脱出できるのでしょうか? 1981年発売のゲームで設定が1993年なので、12年後の未来を想定したということですが、これはB級テイスト満載のゲームです。昔プレイしたことがあるはずなのですが、全く記憶がありません。そのうちプレイしてリプレイ記事をUPします。 繰り返します、これはB級テイストに溢れすぎているゲームです。当時、ヤキントのゲームは変なゲームが多かった記憶があります。私の中では、アバロンヒル=王道安心、SPI=本格上級者向け、GDW=SFとヨーロッパシリーズ、そしてYAQは変なゲームばっかり、という認識でした。また、このアルバムゲームシリーズは特にパッケージからして変わっていました。レコードジャケットをモチーフにしたらしいですが、こんなんやわくて絶対すぐつぶれると思っていたら案の定すぐつぶれました(笑)。でも調べてみたら結構ヤキントのゲームを持っているんですよね。当時人気がなくて安売りしていたせいで、結構購入したのかも。 #ミュータント #ヤキント
1 ヤキントアルバムゲームズ 戦闘級/B級テイスト 抽象的 でも1Unit=1人ちょこ大佐