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Battle Over Britain
1940年7月10日の早朝、ドーバー海峡上空を飛行するドイツ戦闘機Bf109Eと、これを迎撃するためにあがったイギリス戦闘機スピットファイアが交戦に入った。これが史上最大の航空戦、バトルオブブリテンの始まりである。ドイツは、来るべき英本土上陸作戦(あしか作戦)を敢行するためにその準備としてイギリス上空の制空権を確保するために、イギリスはそれを阻止するために、両軍とも持てるべき航空戦力の全てを投入しての戦いであった。序盤は航空機数に勝るドイツ軍ルフトヴァッフェが優勢であったが、イギリス特有の悪天候や、ヒトラーの爆撃目標変更指示などによってその天秤は逆に傾きつつあった。 「バトルオーバーブリテン」は、バトルオブブリテンの戦いを戦略級規模で再現しつつ、ひとつひとつの戦いは戦術級による航空機同士の戦いまで再現したビッグゲームです。ルール自体はそんなに難しくないのですが、ひとつひとつの空戦、爆撃をシミュレートするため、キャンペーンゲームをプレイするのに何日かかるのかと思わせるシステムになっています。が、決してプレイ不可能ではありません。ゲームは、戦略ゲーム、戦闘ゲーム、上級ゲームの3つに分かれており、戦略ゲームでは各航空編隊の運用、爆撃目標計画を行い、戦闘ゲームでは実際の航空戦を戦います。そして上級ゲームではさらに細かいルールが適用され、戦略ゲームと戦闘ゲームを組み合わせてキャンペーンゲームを進めていきます。誰もが夢見る、航空機ごとの性能も反映されたバトルオブブリテン全体のキャンペーンゲームを実現したこのゲーム、戦略空軍を扱うゲームのひとつの頂点と言えるでしょう。 #バトルオブブリテン #TSR #SPI #バトルオーバーブリテン
8本 無し 戦略級航空戦 1Turn=5日 1へクス=95㎞ 1Unit=5機ちょこ大佐
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バトルオブブリテン
1940年7月10日、フランスを瞬く間に占領したドイツ軍は、あしか作戦(英国本土上陸作戦)の準備段階として上陸の障害となる英空軍の殲滅を計画した。いわゆる「バトルオブブリテン」の始まりである。 このゲームはバトルオブブリテン全体を、航空機の空戦、爆撃のひとつひとつからシミュレートしたビッグゲームである。1ターン20秒というスケールからしてその巨大さが伺える。しかし、しかし、幾多のベテランゲーマーがこの巨大な壁に挑んで敗れ去ったことだろう。私も挫けた。 エポックとレックカンパニーのタッグは、このワールドウォーゲームシリーズに多大なる貢献をしてきたと思う。ハズレ無しで名作ぞろいだった。安心して購入できた。そう、ここまでは…。16作目にしてやっちまったな黒田さん。資料を調べてルールやデータを作っているときは面白かっただろうなぁと思う。個々のテストプレイも面白かっただろうなと思う。でも、商業的なアイテムとしては違うと思う。黒田さんも途中で気づいていただろう。ルールブックにもデザイナーズノートにも”決して難しくはない”、”個々のミニゲームの集まり”とか、”最初は夢にも思わなかった”とか、言い訳じみた節が端々に…。でも、ミニゲームを個々に楽しむのは全然無理ではない。キャンペーンゲームに手を出さない限りは。また、SPIの第二次欧州大戦しかり、アバロンのロンゲストデイしかり、このようなゲームは必要だとは思う。資料的価値として、眺めてにやにやするゲームとして。 #バトルオブブリテン
16本 エポック社のワールドウォーゲームシリーズ16 戦略級航空戦(決闘級、作戦級) 1Turn=20秒 1へクス=500mちょこ大佐
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RAF(ロイヤル・エア・フォース)
第二次世界大戦中の1940年7月10日から10月31日まで、イギリス上空で繰り広げられたドイツ空軍とイギリス空軍の間で戦われた史上最大の航空戦、いわゆる「バトル・オブ・ブリテン(英国空中戦)」がテーマのゲーム。タイトルはロイヤル・エア・フォース(英国空軍)から。ソリティアのこのゲームでは、プレイヤーはイギリス空軍司令官となり、日々襲い来るドイツ爆撃編隊からレーダー基地、飛行場、ロンドン市街などを守るために迎撃に向かう。当時のイギリス首相チャーチルをして「人類の歴史の中で、かくも少ない人が、かくも多数の人を守ったことはない。」と言わしめた戦闘。ソリティアの鬼才バターフィールドは当時のイギリス空軍の苦悩を見事に再現している。傑作。オリジナルはウエスト・エンド・ゲームズ社。ホビージャパンが日本語版を発売している。時々ヤフーオークションに出品されるので入手はそれほど困難ではない。 #RAF #ロイヤル・エア・フォース #バトルオブブリテン
3 ? 戦略級航空戦 1㎝=10㎞ 1Turn=1日 1Unit=10~30機ちょこ大佐