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CAESAR
紀元前52年8月、ローマ帝国のガリア総督シーザーは、ローマ軍を率いてガリアに遠征し、ヴェルキンゲトリクス率いるガリア連合軍と戦った。アレシアの戦いである。 当時アレシアは2本の川に挟まれた丘の上にあり、天然の要塞となっていた。これを見たシーザー率いるローマ遠征軍は、このまま攻城戦を行うと多大なる犠牲が出ると判断し、アレシア全体を包むように高さ4mの土塁を周囲18㎞に渡って構築し、包囲戦、兵糧攻めを行った。僅か3週間で18㎞もの土塁を築けたのは、当時世界最高の土木・建築技術を持っていたローマのなせる業であった。包囲が完成した後、アレシアを包囲しているローマ軍の更に外側より、25万もの大軍のガリアの救援軍が到着し、4万にも満たないローマ軍との史上最大の二重包囲による戦いが行われた。苦戦したローマ軍であったが、兵の装備で上回るローマ軍と卓越したシーザーの指揮により、ガリアの大軍に打ち勝ち、ヴェルキンゲトリクスはローマ軍に降伏したのである。 この戦いの結果、シーザーのガリア遠征は終結し、ガリアは実質ローマの属州になったのである。 『シーザー エピックバトルオブアレシア』は、アヴァロンヒルクラッシックのひとつで、シーザーのガリア遠征のうち、アレシア包囲戦をシミュレートしたゲームです。クラッシックなので簡単なルールですが、特徴的なルールとしてガリア軍の番外移動ルールがあり、10か所ある番外エリアからガリア救援軍が登場することになります。ガリア軍は隣接する番外エリアから番外エリアに移動することができ、ローマ側はどの番外エリアにどんなガリア戦力がいるかわかりません。これにより、どの方向からガリア救援軍が登場するかわからず、ガリア軍によっては奇襲をどこから仕掛けるか腕の見せ所であり、ローマ軍にとってはどのように対応するか指揮の見せ所になります。 古代戦ならではのダイナミックな二重包囲戦が味わえるアヴァロンクラッシックの名作です。 #カエサル #シーザー #アレシアの戦い
1本 無し 作戦級 1Turn=? 1へクス=? 1Unit=?ちょこ大佐
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ALESIA Last stand of the GAULS
「アレシアの戦い(アレシア包囲戦)」は、紀元前52年の8月から10月にかけてユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)率いるローマ軍と、ウェルキンゲトリクス率いるガリア人連合軍との戦いをシミュレートしたゲームです。この戦いは、古代ローマにおける包囲戦では最も大規模な戦いのひとつでした。この戦いの結果、紀元前58年から続いていたガリア戦争は実質集結し、ガリアはローマの属州となりました。カエサル自ら遠征を記録したあの有名な”ガリア戦記”にでてくるガリア戦争の中の大きな戦いでした。ゲームでは特に両軍の指揮官、カエサルとヴェルキンゲトリクスの指揮能力に焦点をあてたシステムを採用しています。アレシア都市に包囲されたガリア軍の目標は、ローマ軍の包囲を何とか突破すること、ローマ軍の目的は、包囲したガリア軍の指導者ヴェルキンゲトリクスを撃破することです。 雑誌表紙には戦闘シーンではなく何やら土木工事をしている絵が描かれていますが、実際にカエサルはアレシア都市全体を包囲するように総延長18㎞、高さ4mの土塁をたった3週間で築き、兵糧攻めを仕掛けています。さすが土木建築技術にすぐれたローマ人と言えましょう。 #アレシアの戦い #ガリア戦記 #ジュリアスシーザー
1本 ? 作戦級 1Turn=1/9日 1へクス=518m 1Unit=1000~4000人ちょこ大佐